老後2000万円問題や政府の貯蓄から投資への推進によって、資産形成に興味を持っている人が増えています。資産形成を目指す人の後押しをする制度がつみたてNISAです。

現在では、多くの金融機関がつみたてNISAを商品の一つとして取り扱っており、購入できるファンドも増えています。この記事では、つみたてNISAの概要や暴落のリスク、おすすめのファンドや証券会社などを解説します。

この記事でわかること
  • つみたてNISAで年利3%の銘柄に毎月3.3万円投資すると、20年後には1,083万円になる
  • つみたてNISAの資産が短期的に暴落しても持ち直す可能性が高く、20年スパンで暴落している銘柄はほとんど無い
  • 積み立てている資産は、今から20年後にすべて非課税でなくなるわけではないことに注意
  • つみたてNISA口座の資産は、20年後に利益が出ているなら売却、そうでないなら今後の見通しに応じて課税口座での保有や定率での売却を検討
  • つみたてNISA口座を開設するなら楽天証券やSBI証券がおすすめ

つみたてNISA(積立NISA)の非課税期間は最大20年間

1.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=fuelle編集部)

金融庁のホームページで公開されているように、つみたてNISAの非課税期間は最大で20年間です。つみたてNISAは長期・積立・分散投資を前提としていますので、このように期間が長く設定されています。各年に購入した投資信託の売却益および分配金が、購入年から20年間非課税となります。

ただし、一般NISAのように非課税期間の繰越(ロールオーバー)はできないので、20年経過して保有したままでいると、課税口座に払い出されます。

つみたてNISA(積立NISA)で20年積立投資を行った場合のシミュレーション

つみたてNISAの非課税期間は20年間、そして新規投資額で毎年40万円です。つまり毎月3.3万円が上限となっています。毎月3.3万円で最大非課税期間の20年間にわたり投資した場合の、楽天証券公式サイトでのシミュレーションを見てみましょう。利率については、比較的安定的に達成できるとされている年利3%とします。

この場合、投資元本が792万円に対して、運用益291.4万円、最終的な積立金額は1,083万円となります。つまり、20年間で投資元本が約1.37倍に増加しているのです。

一方で、現在のメガバンクの1年ものの定期預金の金利は0.002%です。毎年40万円をつみたてNISAに回さずに銀行口座に預金していたと仮定すると、20年後には投資元本792万円に対して、運用益はわずか2,000円程度です。しかも、この2,000円から税金として20%が差し引かれますので、手元に残る金額はさらに少なくなります。

これに対して、つみたてNISAは非課税期間が20年間ありますので、運用益291.4万円をそのまま受け取ることができます。

つみたてNSIAの資産が暴落する危険性は?

2.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=fuelle編集部)

投資信託のなかでも株価指数に連動するインデックスファンドでは、3%という運用利回りは十分に実現可能な数字です。毎年安定的に3%の利回りを確保して、20年間運用を続ければ、資産が約1.4倍に増加することになります。

しかし、必ずしも毎年安定的に3%の利回りを確保できるとは限りません。例えば、過去にはITバブルの崩壊やリーマンショック、そしてコロナショックなど深刻な経済不況が発生しています。このような不況時には当然金融市場も影響を受けて、3%の利回りを達成するどころか元本割れが発生することもあるでしょう。

ここからは、つみたてNISAで運用している資産が暴落してしまう可能性について検証していきたいと思います。

短期的な値下がりは回復する可能性が高い

例としてアメリカの株価指数を代表するダウ平均株価の指数の推移を見てみましょう。

1990年代前期から2000年代初期にかけて起こったITバブルの崩壊や2008年のリーマンショック、2020年のコロナショックによって、ダウ平均株価は大きな下落を更新しています。しかし、金融危機が起こるとその後回復し、再び過去最高値を更新し続けています。

一部の投資家の間ではダウ平均株価は100年後に100万ドルを更新すると言われているように、途中で不況を経験しつつも長期的に見れば、株式市場は成長を続けています。

したがって、つみたてNISAで投資を行うと、経済不況などによって資産が目減りしても、その後で回復する可能性が高いということです。

20年スパンで値下がりしている投信はほとんど無い

金融市場の発達によって様々な投資信託が登場していますが、経済不況時のみならず構成銘柄の影響を受けて短期的に値下がりを経験するファンドはたくさんあります。

しかし、そのような投資信託であっても20年という長いスパンでならしてみると、最終的にプラスに転じるケースがたくさん見られます。

安定した資産形成の鉄則は長期分散投資です。つみたてNISAはまさに長期分散投資に適した銘柄を集めていますので、非課税期間を長く活用することによって、最終的に運用益をプラスにすることが十分狙えます。

20年後のつみたてNISA出口戦略を考える際に重要なポイント

3.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=fuelle編集部)

投資における出口戦略とは、運用商品を売却して、現金化することです。売却のタイミングで運用益がプラスに転じていれば、出口戦略に成功したと言えます。

ここからは、つみたてNISAの出口戦略を考える上で重要なポイントについて解説します。

20年後にすべての資産の非課税期間が終了するわけではない

出口戦略について考える時につみたてNISAの非課税期間について理解しておく必要があります。毎年上限の40万円の投資を20年間続けた場合には投資総額は800万円となりますが、800万円すべてが同時に非課税期間を終えるわけではありません。

各年に投資をした金額分がそれぞれ、投資をしてから20年後に非課税期間の終了を迎えるのです。つまり、2020年につみたてNISAの口座で40万円の投資を行った場合には、2020年に投資した分の40万円は2020年+20年=2040年に非課税期間終了を迎えます。その後も毎年積立投資を続けていくと、その年に積立をした分の非課税期間が終了を迎える時期は1年ずつ後ろにずれていきます。そして、各年分の非課税期間が終了するまでは、どのタイミングで売却しても税金が課税されません。

つみたてNISAの投資可能期間と非課税期間は混同されやすいのですが、あくまでもその年に投資をした分の非課税期間が20年であることに注意しましょう。

非課税期間が終了すると自動で払い出しが行われる

つみたてNISAには非課税期間が20年間に設定されています。したがって、投資信託の購入から20年間はどのタイミングで売却しても、運用益に課税されません。

通常であれば、売却益に対して、20.315%(所得税及び復興特別所得税15.315%、住民税5%)の税率が適用されますが、これが免除されるのがつみたてNISAです。

しかし、20年間の非課税期間の間に投資信託の売却を行わないと非課税期間が終了してしまいます。その場合には、つみたてNISA口座にある投資信託は自動的に一般口座や特定口座などの課税口座に移管されます。

課税口座に移管されると、通常の投資と同様の取り扱いとなり、課税されます。つまり、売却益に対して、20.315%の課税がされますので、注意が必要です。ちなみに、つみたてNISAは一般NISAと異なり、ロールオーバーは不可となっていることに注意しましょう。

払い出し時の価格をもとに、その後売却した際の課税額が決定される

つみたてNISAの20年間の非課税期間が終了すると、終了時に保有していた投資信託は課税口座に移管されます。この場合、非課税期間が終了してから投資信託を売却した場合に課税額がどのように決定されるのかが問題となります。

例えば、毎年の上限額である40万円の投資を行い、非課税期間が終了する20年後に資産が80万円に増えたとしましょう。非課税期間が終了すると、つみたてNISA口座から課税口座に40万円分の資産が移管されますが、この時の資産価格が取得価格とみなされます。

つまり、もともとの投資金額である40万円ではなく、非課税期間終了時の80万円が取得価格となりますので、80-40=40万円の運用益には課税されません。

このようにつみたてNISAの非課税期間が終了して、課税口座に移管したとしても、つみたてNISA口座で非課税期間に運用していた分については課税されません。ただし、非課税期間終了時に値下がりしていた場合でも終了時の資産価格が取得価格とみなされることに注意が必要です。

つみたてNISA(積立NISA)の非課税期間が終わったらどうする?

4.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=fuelle編集部)

つみたてNISAでは20年間の非課税期間があり、その間であればいつ売却しても課税されません。

一方で投資信託を売却することなく、20年間の非課税期間が終了すると、課税口座に移管されるのですが、その場合には投資信託をどのように扱ったらよいのでしょうか。

利益が出ている場合は売却が無難

非課税期間が終了し、つみたてNISA口座から課税口座に移管された時点で利益が出ている場合には投資信託を売却しましょう。

この場合、非課税期間終了時に売却してもつみたてNISA口座で運用して得た運用益には課税されませんので、税制面で特にデメリットはありません。20年間の運用によって、獲得した資産を使って新しい運用商品に投資するか、あるいは現金として活用してもよいでしょう。

・売却資金をもとにiDeCoで運用を始める選択肢も

iDeCo
iDeCoとは、公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金制度であり、老後の備えとして活用されます。つみたてNISA同様に非課税期間は運用益や分配金に課税されない仕組みです。

iDeCoはつみたてNISAよりも老後の資産形成として活用されることが多いですが、つみたてNISAの20年間の非課税期間が終了した時点で、さらにiDeCoの非課税期間を利用して、投資をすれば、同じ投資信託に対する非課税期間を事実上延長して、長期的に老後資金を蓄えることができます。

暴落している場合は課税口座での保有も検討を

つみたてNISAの20年間の非課税期間終了時に投資信託の価値が暴落していた場合には、その後の価格の推移をどのように予想するかによって対応が異なります。

例えば、今後価格が上昇すると考えている場合には課税口座で保有を続けて、将来的に運用益が出た場合に任意のタイミングで売却してよいでしょう。
一方で、今後価格が下落すると予想している場合には、課税口座で保有を続けても投資信託の価値がますます下がることになります。したがって、損切りとして売却するのがよいでしょう。

・数年分を手放す場合は定額ではなく定率で売却を

暴落している状況で非課税期間20年のうち数年分を売却したいと考えた場合には、取り崩す金額は定額ではなく、定率がおすすめです。

例えば、投資元本800万円の投資信託が20年後に1,000万円に増加したと仮定します。この場合に、非課税期間終了時に相場が暴落し、積立資産が900万円に減少したとしましょう。この時に毎年取り崩す金額を50万円と固定していると、残りの金額は850万円になります。そして、その後5%資産が増加したら、残りは892.5万円です。
一方で毎年取り崩す金額を5%に設定すると、45万円を取り崩すことになり残りの金額は855万円です。この時5%相場が上昇すると、897.75万円です。

このように定率で売却することで、価格下落時は少額の売却、価格上昇時は多めの売却をすることになり、資産の寿命が長くなります。

手軽に分散投資を実現できるつみたてNISA対応のインデックスファンド5選

5.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=fuelle編集部)

つみたてNISA口座の投資対象となるファンドは金融庁が厳選した長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託です。

○例えば公募株式投資信託の場合、以下の要件をすべて満たすもの
・販売手数料はゼロ(ノーロード)
・信託報酬は一定水準以下(例:国内株のインデックス投信の場合0.5%以下)に限定
・顧客一人ひとりに対して、その顧客が過去1年間に負担した信託報酬の概算金額を通知すること
・信託契約期間が無期限または20年以上であること
・分配頻度が毎月でないこと
・ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと

出典:つみたてNISAの概要|金融庁

なかでもインデックスファンドは特定の株価指数(インデックス)と連動するように作られた投資信託であり、幅広い銘柄に分散投資できます。例えばダウ平均株価をベンチマークにするインデックスファンドなら、ダウ平均株価採用銘柄すべてを買うのと同じ効果があるのです。つみたてNISAの対象商品として金融庁が挙げている長期の積立・分散投資に適していると言えます。

ここからは、NISAに対応しているインデックスファンドの中でも特におすすめのファンドについて解説します。

全世界株式

「全世界株型」とは、文字通り世界中の株式に投資する投資信託であり、全世界株型の投資信託を1本買えば、世界中の株に分散投資をしたのと同じ効果があります。特定の地域や国に偏らず、先進国や新興国を含む全世界の株式に分散投資することができるので、世界経済全体の発展に伴うリターンが期待できます。

過去の歴史を振り返ってみると、全世界株式は世界経済の成長とともに、金融危機やコロナショックなどの危機を乗り越えながらも着実に成長してきました。今後、20年間も全世界株式への投資によって世界経済の成長果実を享受しながら、安定したリターンを得ることができるでしょう。平均して3〜5%の年利が予想されます。したがって、分散投資の効果を最大限に引き出して、リスクを抑えながら投資をしたい人におすすめです。

全世界株式の代表的な商品はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)です。2018年10月31日が設定日なので、比較的新しい投資信託ですが、これまでは優秀なパフォーマンスを発揮しています。eMAXIS Slim全世界株式はすべての投資信託の中でも最も人気のある投資信託といっても過言ではありません。

6.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=日本経済新聞

全米株式

全米株式はその名の通り、米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーするアメリカ全土に投資できる投資信託です。有名なグローバル企業などの大型銘柄のみならず、中小型銘柄や超小型の銘柄までも幅広くカバーしているので、米国市場にまるごと投資するといっても過言ではありません。

米国株は過去10年間で価値が5倍以上も成長しており、同じ10年間で3.6倍成長している全世界株のパフォーマンスを遥かに超えている状況です。全世界株式を対象としたファンドは世界中の国や地域に投資できますが、結局のところ銘柄構成のうち6〜7割を占めるのがアメリカ株であり、アメリカ市場の影響を強く受けます。したがって、どのみちアメリカ市場の影響を受けるのであれば、最初からアメリカに資産を集中させることも戦略の一つです。

今後20年間の成長性はアメリカ経済次第ですが、アメリカは世界最大の経済大国かつ金融大国です。さらに様々なイノベーションやIT革命が誕生した地でもあり、成長性は高いと言えます。

全米株式に投資をしたい投資家におすすめなのが、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)です。つみたてNISAのみならずiDeCoにも採用されており、金融庁が安全性を認めています。

7.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=日本経済新聞

S&P500

S&P500とは、アメリカの代表的な株価指数であり、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している株価指数です。同社がニューヨーク証券取引所、NASDAQ等に上場している企業から市場規模、流動性、業種等を評価して厳選した500銘柄を時価総額で加重平均して、指数化したものです。

S&P500に投資することで、米国株式市場の約80%の時価総額比率をカバーできるので、アメリカの有力企業にバランスよく投資できるといえます。上位10社の構成銘柄を見てみると、アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、アルファベット、テスラなどが名を連ねています。

S&P500の魅力はその安定的な成長性にあります。S&P500種指数が誕生した1957年から2021年までの年間の平均成長率は8.4%を記録しています。直近では、2021年に27%の成長率を記録しています。したがって、過去のデータを参考にするならば、今後20年間で平均して8〜9%の成長性が期待できるでしょう。

S&P500に投資できるおすすめのインデックスファンドがeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。S&P500に投資する他のインデックスファンドと比較しても信託報酬率が0.0968%以内(年率、税込。2022年2月末時点)と業界最安値です。

8.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=日本経済新聞

新興国株式

新興国株式とは、アメリカや日本、ヨーロッパなどを中心とする先進国に対して、ブラジルやロシア、中国、インドなどのBRICsと呼ばれる国々や中南米、東南アジア、中東など様々な国に投資できる投資信託です。生産年齢人口の増加によって経済規模の拡大が予想される地域であり、先進国よりも高い成長性を秘めており、今後爆発的な成長を遂げる可能性があります。

一方で経済や市場が未成熟であり、全世界株式や米国株式と比較すると、高いリスクが想定されます。したがって、他のインデックスファンドと比較すると、ハイリターン・ハイリスクの投資と言えるかもしれません。

新興国の今後20年間の成長性については、比較的明るいと考えられています。新興国は世界のGDPの約60%を占めており、世界経済に不可欠な存在です。アメリカを筆頭に先進国の経済成長が鈍化する中でこれら新興国の成長性は著しく、爆発的な成長性を秘めています。

新興国株式に投資したい人におすすめなインデックスファンドがSBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式))です。新興国株式で最も人気のある投資信託であり、非常に安い信託報酬で安定的に投資ができます。

9.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=日本経済新聞

日経平均

日経平均は日本人にとって馴染みのある株価指数ではないでしょうか。日本の株式市場における最も代表的な株価指数であり、日本経済新聞社が東証プライムに上場する企業の中から市場流動性の高い銘柄を中心に業種等のバランスを考慮して選んでいます。これらを考慮して、定期的な見直し・銘柄の入れ替えを行っているので、バランスの取れた株価指数とも言えます。また、構成銘柄が225銘柄ですので、日経225としても知られています。

日経平均は日本の株価指数ですので、当然のことながら日本経済のパフォーマンスに大きな影響を受けます。日本経済はバブル崩壊以降、緩やかに下降していますので、株式市場も過去は残念な結果になっています。

しかし、2012年に始まったアベノミクスによって、日本の株式市場は息を吹き返し、2021年9月14日には日経平均株価は一時31年ぶりの高値水準まで上昇しています。政府によるアベノミクス路線が継続する限りは今後20年間の展望についても明るいと言えます。しかし、実体経済の成長が伴っていないため、成長性を危惧する声も根強くあります。

日経平均に投資したい場合にはeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)がおすすめです。日経平均株価に投資する投資信託であれば、基本的にどのファンドもほぼ同じ値動きをしますので、信託報酬が選ぶ基準となります。この点、eMAXIS Slim 国内株式は業界最安値ですので、コストを抑えながら投資ができます。

10.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=日本経済新聞

つみたてNISA(積立NISA)の口座開設におすすめの証券会社5選

11.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=fuelle編集部)

つみたてNISAで投資を行うためには証券会社につみたてNISAの口座を開設する必要があります。最近では、ネット専業の証券会社が続々と登場しており、より低コストなサービスを提供しています。

ここからは、つみたてNISAの口座を開設するのにおすすめの証券会社を5社ご紹介します。紹介する証券会社は 対象銘柄の取扱数・積立頻度の選択肢の多さ・ポイント交換先の多さを基準として選んでいます。

SBI証券

12.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=SBI証券

SBI証券は、主要なネット証券会社の中でも個人取引シェアで一位となっています。つみたてNISA口座の開設についても人気があり、つみたてNISAの対象となっている銘柄はなんと179本もあります。毎月の投資金額は100円から可能ですので、初心者でも気軽に始めることができます。

積立の頻度は毎日、毎週、毎月と様々な選択肢があるので、ドルコスト平均法の恩恵を大いに受けることが可能です。「かんたん積立アプリ」を使えば、スマホ一台で毎月の積立設定ができます。

SBI証券で投資信託を購入することでTポイントやPontaポイント、dポイントが貯まります。他の金融機関でこれらのポイントが直接貯まることはないので、大きなメリットです。

使いやすさに関する口コミ

初心者でも使いやすい

大手のネット証券会社なのでセキュリティ面も安心です。取り扱い商品数もトップクラスなので、自分のスタイルにあった投資ができるのも魅力です。またアプリでの操作も可能で、使いやすいです。少額対応もしていて初心者の方でもチャレンジしやすいと思います。

30代 女性

商品ラインナップに関する口コミ

投資信託の種類が多い

SBI証券のつみたてNISAのメリットは、手数料が安く投資信託の種類も豊富なので、選択肢が広がる点です。サポート体制がとても充実している点も魅力的です。何かあってもすぐに対応してくれます。

40代 男性

アプリに関する口コミ

初心者にもわかりやすい

国内、海外のインデックスファンドが多くあり、初心者にもわかりやすいです。アプリではランキング形式での商品紹介がありますし、毎日購入の設定も可能です。現在の評価額も簡単に見ることができます。信託報酬も低いものが多く、商品で困ることはないでしょう。

40代 男性

SBI証券の詳細はこちら(公式サイト)

楽天証券

13.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=楽天証券

楽天証券は大手ネット証券の中で新規口座開設数が第1位となるほどの人気の証券会社です。つみたてNISA口座の開設数も多く、181本のつみたてNISA対象銘柄を揃えています。これは証券業界で最も多い取り扱い銘柄数です。

毎月の最低投資金額は100円であり、投資初心者でも安心して始めることができます。積立の頻度は「毎週」にこそ設定できませんが、毎日と毎月から選べるので、ドルコスト平均法の恩恵を受けることができます。

楽天証券では毎月の投資信託の購入額に比例して、また保有する投資信託の残高が初めて一定の金額に達した場合に、楽天ポイントを受け取ることができます。貯まった楽天ポイントは投資に使えるほか、楽天市場での買い物にも使用できます。

商品ラインナップに関する口コミ

投資信託の種類が豊富で手数料も安い

長いスパンで積立をするならば、楽天証券のつみたてNISAが良いです。投資信託の種類が豊富です。また、楽天カードで積み立てれば楽天ポイントが貯まり、ポイントを投資信託の購入にあてられる点も気に入っています。

40代 男性

サービスに関する口コミ

ポイントが利用可能

「楽天スーパーポイント」を使って取引を行うことできる点に満足しています。普段の買い物などで貯めたポイントが使えるので他社よりもずっとお得感があります。

20代 女性

サービスに関する口コミ

ポイントがざくざくたまります!

証券口座を開設するにあたり動画や本で勉強したところ、楽天証券を優良としているものが多かったので開設してみました。楽天のクレジットカードで月3万円積立投資すると、1%の300ポイント加算され、お得だと思います。

20代 女性

楽天証券の詳細はこちら(公式サイト)

松井証券

14.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=松井証券

松井証券は100年以上の歴史を持つ老舗の証券会社ですが、日本で初めて本格的なインターネット取引を導入しました。したがって、老舗の安心感がありながら、他の証券会社に先駆けてNISAにおける売買手数料を永年無料にすると発表しました。

松井証券では、つみたてNISA対象銘柄として 173本の投資信託を取り扱っています。つみたてNISAの売買手数料は無料ですので、お得に取引をすることができます。

一方で、積立頻度は「毎月」のみで、毎日や毎週といった選択肢はありません。高頻度で少額の積立をしたい人には不向きかもしれません。

つみたてNISAの積立設定をすると、松井証券ポイントが貯まります。ポイントを利用して投資信託を購入することができ、またdポイントやアマゾンギフト券と交換することもできます。

使い勝手に関する口コミ

少額から投資できるので初心者にもおすすめ

毎月の最低投資額は100円からと少額です。自分の生活に合わせて1円単位で変更できます。疑問点はマネープランナーが無料で答えてくれるので安心して利用できます。ロボアドバイザーの投信工房が非常に便利で自分で銘柄選定を行う手間を省けます。サポート体制がしっかりしているので初心者でも不安なく投資できます。初めての人にはお勧めです。

40代 男性

使い勝手に関する口コミ

初心者でも安心

気になったことや分からないことも電話でスムーズに聞けるので、初心者でも安心して始められるのでオススメです。手数料が安いので少額取引でもメリットがあります。取引画面も分かりやすくて使い勝手がいいです。

20代 女性

商品ラインナップに関する口コミ

取り扱い商品が豊富

松井証券のつみたてNISAは、取り扱い商品が多く自分に合った商品を選びやすい点です毎月の最低投資額が100円からと少額で、1円単位から投資額を変更できるため、無理なく投資を続けることができます。一方で、積立頻度は毎月のみになるので、他の証券会社に比べると選択肢が少ないといえます。

30代 女性

松井証券の詳細はこちら(公式サイト)

マネックス証券

15.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=マネックス証券

マネックス証券といえば、米国株の取り扱い銘柄数が最も多く、米国株投資に興味のある投資家に人気の証券会社です。マネックス証券では、つみたてNISAの口座を開設すると、152の銘柄から選ぶことができます。今後もつみたてNISA対象銘柄の取扱数を増やす予定で、商品数の多さが魅力的です。

積立投資の最低投資額は毎月100円ですので、お試しの気持ちで初心者が投資を始めるにもぴったりの証券会社です。

積立の頻度は毎日もしくは毎月から選ぶことができます。自分の好みに合わせて積立頻度を決めることができます。

2022年2月よりクレジットカードのマネックスカードで積立設定ができるようになり、クレジットカード決済によって決済金額の1.1%のマネックスポイントが付与されます。通常の投資信託保有分と合わせて効率的に貯めることが可能です。貯めたポイントはdポイントやTポイント、nanaco、Pontaなど様々なポイントと交換することができます。

商品ラインナップに関する口コミ

豊富な商品ラインナップ

マネックス証券は、つみたてNISAの取り扱い商品が150件以上あるので、自分に合った商品がきっと見つかります。ツールでランキングやパフォーマンスも見られるので、投資の知識が少ない人には役立つと思います。年間上限額の40万円を使い切り設定すると、限度枠を無駄にすることなく運用できます。ネット証券なので利用料を安く抑えることができるので、おすすめです。

40代 男性

サービスに関する口コミ

ポイント制度が素晴らしい

マネックス証券では独自のポイントプログラムである「マネックスポイント」を貯めることができます。ポイントが貯まれば「Amazonギフト券と交換・dポイントと交換・Tポイントと交換・JALやANAのマイルと交換・日本赤十字社やReadyforへの寄付・株式売買手数料に充当・仮想通貨との交換」など非常に多くの使い方ができるので便利で嬉しいです。

20代 女性

使い勝手に関する口コミ

初心者向き

投資信託の取り扱い本数が多く、自分にニーズにあった商品を選べます。説明も丁寧なのでどんな商品かも理解しやすいです。引落手数料が無料なので入金額に悩むこともありません。また使用しているとマネックスポイントがたまってAmazonギフト券などに交換できるのもメリットです。非常にわかりやすく初心者の方にも向いています。

50代 男性

マネックス証券の詳細はこちら(公式サイト)

auカブコム証券

16.つみたてNISAは20年後に暴落する?
(画像=auカブコム証券

auカブコム証券は2019年に三菱UFJフィナンシャルグループ系列のネット証券会社として誕生しています。三菱UFJグループの資本が入っているので、ネット証券ながら抜群の信頼感があります。

auカブコム証券は比較的新しいネット証券ですが、つみたてNISA対象銘柄を164本取り扱っています。そして、これらの銘柄について購入時手数料および解約(売却)時手数料が無料に設定されています。 一方でつみたてNISAの積立の頻度は「毎月」のみですので、選択肢は多くありません。「毎日」などより高頻度で積立の設定をしたい人には向いていません。

au PAY カードで積立設定をすると、積立金額の1%がPontaポイントとして還元されます。貯まったPontaポイントは1ポイント=1円で投資信託の購入代金に充当できます。

使い勝手に関する口コミ

はじめての人に優しい

auカブコム証券のつみたてNISAの良い点は、毎月100円から積立可能、取り扱い商品の豊富さ、安い手数料だと思います。少額で始められるので、初心者の方にとてもおすすめです。取り扱い商品の数も豊富にあり、購入手数料や信託報酬も安い商品がそろっているのでこちらで積立ておけば充分です。

20代 女性

使い勝手に関する口コミ

投資初心者にオススメ

auカブコム証券は少額から投資することが可能なので、気軽に投資をはじめることができます。リアルに投資のシステムを学ぶのに丁度よいので、投資初心者にオススメです。シミュレーションのツールが使いやすいので、リスクを回避しながら投資を学ぶことができます。ゲーム感覚で投資できるので、楽しみながら資産を増やすことができます。

40代 男性

使い勝手に関する口コミ

無理なく投資が出来る

100円から無理なく投資が可能で、失敗しても低リスクなので安心して出来ます。積み立ての頻度が多ければ安くなり、Pontaカードポイントも貯まるので、節約しながら投資をしたい人にはオススメしたいです。分からないことは気軽にチャットに聞いたりも出来るので、迷うことが無くなりますね。

30代 男性

auカブコム証券の詳細はこちら(公式サイト)

つみたてNISA(積立NISA)用の証券会社を選ぶポイント

つみたてNISAを始めるためには証券会社に口座を開設する必要があります。しかし、つみたてNISAを取り扱っている証券会社はたくさんあるので、決めるのが大変です。ここからは、証券会社を選ぶポイントについて解説します。

対象銘柄の取扱数

つみたてNISAの対象銘柄は金融庁が選定したものですが、現時点では213本の銘柄が対象となっています。しかし、すべての投資信託を取り扱っている証券会社はなく、証券会社によって取扱数が異なります。

取扱数が少ない証券会社を選んでしまうと、購入したい投資信託が見つかりにくいだけでなく、投資を始めてみて運用成績が悪くても、途中で他の投資信託に変更することが難しくなります。できるだけ多くの銘柄を扱っている証券会社を選びましょう。

積立頻度の選択肢の多さ

投資信託の価額は日々変動しますが、一定間隔で一定金額の投資をすることで、平均的な購入金額を抑えることができます。これを「ドルコスト平均法」といい、このように時間の分散によって高い投資効果を狙うのがつみたてNISAの特徴です。

どの証券会社でも「毎月」の頻度で積み立てが可能ですが、毎月よりも毎週、さらに毎日の設定があれば、時間の分散の効果をさらに高めて、お得に取引することが可能になります。

ポイント交換先の多さ

多くの証券会社では、毎月の積立投資額に応じて一定のポイントが付与されます。それらのポイントを投資信託の購入代金に充当したり、売買手数料に使ったりすることができる場合もあります。

さらに、いくつかの証券会社では、ポイントを使って、コンビニやスーパー、通販サイトでの購入費用に充てることができます。ポイント交換先を選ぶことができれば、積立投資をしながら、ポイントが貯まる楽しみも味わうことができます。

楽天証券の詳細はこちら(公式サイト)

暴落の可能性はゼロではないが安心してつみたてNISAを始めよう

投資信託の価値は構成銘柄の企業の業績だけではなく、世界経済の影響を強く受けます。したがって、20年後の価値について予想することは難しく、暴落の可能性もゼロではありません。

しかし、つみたてNISAの対象となっている投資信託が20年という長いスパンでマイナスとなることは珍しく、あってもその後にプラスに転じることがほとんどです。暴落を気にしている人もつみたてNISAであれば、少額から始めることができるので、安心です。

つみたてNISA(積立NISA)の20年後についてよくあるQ&A

つみたて中の商品が暴落したらどうすればいい?
つみたて期間中に投資信託の価値が暴落した場合には、今後の予想によって対応が異なります。価格上昇を予想する場合には、保有を続けて、プラスに転じた時点で売却してもよいでしょう。一方で今後も下落すると予想する場合には、損切りをして、他の投資信託に投資してもいいかもしれません。

つみたてNISA対象商品は20年後どうなる?
つみたてNISAには非課税期間が20年間に設定されています。つみたてNISAの20年間の非課税期間が終了すると、つみたてNISAの口座にある商品は自動的に一般口座や特定口座などの課税口座に移管されます。移管後は通常の投資商品と同様の扱いとなり、売却益や分配金に対して、20.315%の課税がされますので、注意が必要です。

つみたてNISAの非課税期間が終わったらどうすればいい?
つみたてNISAの非課税期間が終了した時点で利益が出ている場合には投資信託を売却して、利益を確定するのが無難です。利益確定時に売却益には課税されないのが特徴です。
また、売却した資金を現金として活用してもいいですが、私的年金制度であるiDeCoで新たに投資を始めてもいいかもしれません。iDeCoにも非課税期間がありますので、非課税期間を事実上延長して、長期的に老後資金を蓄えることができます。

つみたてNISAで購入するのにおすすめの商品は?
つみたてNISAの対象商品は金融庁が選定した安全で低コストな投資信託に限定されています。しかし、それぞれ投資先が異なり、それによってリスク・リターンが異なります。
リスク・リターンの小さい順に全世界株式、先進国株式、米国株式、S&P500などがあります。これらの投資信託では、eMAXISシリーズが最も低コストであるとして人気です。

つみたてNISA口座を解説する金融機関はどう選べばいい?
つみたてNISAの口座を選ぶ時には対象銘柄の取扱数が多く、購入したい投資信託を用意している証券会社を選びましょう。
また、積立頻度の選択肢が多く、時間の分散効果を最大化することができるのも選ぶ基準になります。さらにポイント交換先が多く、ポイントを有効活用できることも大事です。

文・fuelle編集部

【こちらの記事も読まれています】
つみたてNISA(積立NISA)は損する? 14の落とし穴・損しないための対策を徹底解説
SBI証券と楽天証券どちらで開設する?つみたてNISAやiDeCoも比較!
つみたてNISA 毎月いくら積み立てるのがいい?自分に合った金額の決め方
主婦がつみたてNISAを始めるメリット・デメリット!iDeCoとの違いも解説
つみたてNISAの商品はどう選ぶ?FP厳選おすすめ商品3つ