火の呼吸は男性に人気?! 火の呼吸を極めているアスリートたちがいる

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

一方、このカパラバティを極めている人たちがいます。

もちろんヨガのインストラクターでもこのカパラバティの重要性を説いている先生方は多くいますが、特に有名なのがグレイシー柔術や格闘技の選手たちです。

格闘家たちにカパラバティが広まったのは、400戦無敗の男として知られるヒクソン・グレイシーのおかげとされますが、ヒクソン・グレイシーをはじめ多くの格闘家やアスリートたちはカパラバティを実践することで「体幹が安定する」「心肺機能が高められる」「集中力が高まる」とその効果を話しています。

実際、火の呼吸には「体幹が安定する」「心肺機能が高められる」「集中力が高まる」といった効果があると、私もトレーニングで学びました。

火の呼吸がダイエットに効果的なメカニズム

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

火の呼吸をすることで「体幹が安定する」「心肺機能が高められる」「集中力が高まる」と言った効果が得られるのは嬉しいことですが、実は一説には3分の火の呼吸で30分のウォーキングと同じくらいカロリーを消費する、と言われているほどハードです。

本当にそんなにカロリーを消費するのかは疑問ですが、実際にやってみると(初心者は1分でもハードなので1分を目標に行う)確かにお腹が痛くなったり、急に走った後のような爽快感が感じられるはずです。

実際に火の呼吸をしているときに体の内側で何が起こっているのかを観察すると、一番よく動いているのはやはり「腹部」であることは誰でも感じるはずです。

私たちは日常生活でお腹を「動かす」ことはほとんどありません。

腹式呼吸をしているときにゆっくりお腹が上下することはあっても、お腹を揉んだり、揺らしたり、している人はほとんどいないのではないでしょうか。

腹筋が日課の人であっても、お腹を凹ますことはしていても、お腹を激しく「動かす」ことはしていないはずです。

しかしカパラバティを実践するとお腹の外側にある腹筋だけでなく、内側にあるインナーマッスルや、内臓、横隔膜まで激しく動かされます。

このために疲れたり、お腹が痛くなったりする一方で、お腹周りの脂肪や内臓脂肪がみるみる取れていくのです。

つまり辛いことをしているだけの効果は得られると思って良いでしょう。

まずは1分から、最長3分を目標に毎日取り組むだけで、なかなか取れないおへそまわりのお肉や腰についている肉が少しずつすっきりしてくるはずです。

火の呼吸で短く集中して痩せよう

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガで痩せたいと思っている人の多くがどんなポーズがいいの?と考えると思いますが、実はこのカパラバティにも驚くべき効果があります。

股関節を開いたり背骨を捻るよりも辛いですが、短期間でその効果が感じられるはずです。

まずは3週間を目標に毎日3分のカパラバティを習慣化させてみませんか?

提供・yoganess



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