28位:高千穂峡/宮崎(↓2020年12位)
阿蘇の火山活動で噴出した火砕流が五ヶ瀬川に流れ出し、急激に冷却されできた断崖で、国の名勝・天然記念物に指定されています。
高いところで100mの高さになる断崖が7kmにわたって続き、うち1kmには遊歩道が整備されており自由に散策が可能。特に、下流側にある高さ約17mの真名井の滝が有名なので、貸しボートでぜひ近くまで行ってみては?
28位:関門トンネル人道/福岡・山口(↑2020年ランク外)
関門海峡は、関門橋のほかに関門海峡トンネルでも本州と九州が結ばれています。
関門橋が高速道路であるのに対し、全長780mの海底トンネルは二階建て構造になっており、上部は車両専用の一般道で、下部は人道となっているため歩いて県境を越えるという体験も。
15分ほどの距離ですが、関門海峡横断のスタンプなどもあり記念にもなります。
33位:端島/長崎(↑2020年ランク外)
長崎港から南西の海上約17.5kmの場所にある、通称”軍艦島”とよばれる島で、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」を構成する資産のひとつです。
大きさは南北に約480m、東西に約160mととても小さく、明治から昭和にかけて海底炭坑によって栄えました。最盛期の1960年(昭和35年)には、当時の東京都区部の9倍もの人口密度でしたが、1974年(昭和49年)に閉山、現在は無人島になっています。
ツアーでのみ上陸が可能で、かつての炭坑の現場を含め3つの見学スポットに立ち入ることができます。
33位:サンメッセ日南/宮崎(↑2020年ランク外)
日南海岸沿いに広がる公園で、なんといっても見どころはズラリと並ぶモアイ像。世界で唯一、南米チリのイースター島の長老会から正式な許可を得て復元されたモアイ像は、全部で7体。
海に向かって左から仕事運、健康運、恋愛運、全体運(夢が叶う)、結婚運、金運、学力運と一体ずつがそれぞれに異なるパワーを持っています。
園内にはその他にも、太平洋を見渡す展望スポットや海をのぞむレストランなど様々な施設があります。
33位:櫛田神社/福岡(↑2020年ランク外)
地元の人からは「おくしださん」と呼ばれ親しまれている、博多の総鎮守。毎年7月に開催される、博多の夏の風物詩として全国的にも有名な「博多祇園山笠」の飾り山笠が、一年中展示されていています。人形師が丹精込めて作った迫力ある飾り山笠は、圧倒される大きさで、一見の価値あり。
33位:スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店/福岡(↓2020年32位)
太宰府天満宮の表参道、鳥居のそばにあるスターバックス。建築家の隈研吾氏による設計でつくられたお洒落なデザインで、「自然素材による伝統と現代の融合」をコンセプトに、伝統的な木組み構造が用いられています。
木のぬくもりを感じられる店内には、太宰府天満宮のシンボルである梅の木が。参拝後の休憩に、ホッと一息つくことができます。
33位:草千里ヶ浜/熊本(↓2020年28位)
烏帽子岳(えぼしだけ)の北麓に広がる直径約1kmの草原。約2万7000年前の火口跡で、中央には大きな池があり、馬が放牧されている牧歌的な光景が広がります。引き馬に乗って草原を散歩するなどの体験もできます。
38位:旧門司三井倶楽部/福岡(↑2020年ランク外)
大正10年(1921年)に三井物産の社交場として建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。
木製の枠組みの間を石やレンガなどで埋めるヨーロッパの工法で建てられていることが、外観からもよくわかります。アインシュタイン博士が夫人と共に宿泊したことがあり、泊まっていた部屋は当時の様子を復元。
また一階にあるレストランでは、門司港名物の焼きカレーがいただけます。
38位:知覧特攻平和会館/鹿児島(↑2020年ランク外)
太平洋戦争末期に本土最南端の特攻基地があった知覧。ここから沖縄特攻に飛び立っていき散華された1,036名の遺品や遺影、手紙、関係資料、戦闘機などを展示し、戦争の悲惨さや命の尊さ、平和のすばらしさを伝えています。
「知覧特攻平和会館」へと続く「知覧平和祈念通り」の両側には1,036名分の石灯籠が立ち並んでおり、毎年5月3日には慰霊祭が行われます。
38位:鬼の洗濯板/宮崎(↑2020年ランク外)
青島周辺の奇岩で、かつて海面下にあった岩たちが地質変動で海面上に上がってきて、波などに浸食されてできたと言われています。「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」として国の天然記念物に指定されており、道の駅フェニックスからは「鬼の洗濯板」を一望する景色が楽しめます。