12位:熊本城/熊本(↓2020年8位)
名古屋城、大阪城とともに”日本三名城”に数えられています。加藤清正が慶長5年(1600年)から7年の歳月をかけて築城した城ですが、2016年の熊本地震で被災を受け、石垣の1割が崩落、約3割で修復が必要な状態になってしまいました。
熊本市は「熊本城復旧基本計画」を立ち上げ、被災した石垣や建築物の保全、天守閣の早期復旧に向けて取り組んでいます。最新の情報はこちらから確認できます。
12位:オランダ坂/長崎(↑2020年13位)
出島に住むオランダ人の影響から西洋人を”オランダさん”と呼び、外国人居留地のある坂は「オランダ坂」と呼ばれていました。現在はおもに、活水学院下の坂、活水坂、誠孝院(じょうこういん)前の坂がオランダ坂と呼ばれており、趣のある石畳の坂道を見ることができます。
14位:長崎原爆資料館/長崎(↑2020年29位)
昭和20年(1945年)8月9日の原爆が投下された時間、11時2分を指して止まった時計など、被爆の惨状を伝える約1,500点もの資料や遺品を保存展示。
あわせて原爆が投下されるに至った経過、復興の様子などを、ストーリー性のある展示でわかりやすく紹介しています。
15位:門司港駅/福岡(↑2020年ランク外)
大正3年に建てられ、昭和63年には駅舎としては初めて国の重要文化財に指定されています。大正時代の姿に戻すため大規模な復元工事が行われ、2019年3月にリニューアルオープン。
左右対称の木造二階建ての駅舎で、駅構内には、九州鉄道の基点となる「0マイル標」や願い事ができる「幸福の泉」、駅舎二階にある「旧貴賓室」など、見どころもいっぱいです。
15位:出島和蘭商館跡/長崎(↑2020年24位)
扇型の形をした人工島である「出島」は、日本で唯一西洋に開かれていた貿易の窓口でした。大正11年(1922年)に「出島和蘭商館跡」として国指定史跡となり、貿易が行われていた当時の建物の復元がつづいています。
見どころのひとつが「カピタン部屋」。オランダ商館長(カピタン)や商館員たちが暮らしていた建物で、35畳の広さを誇る大広間では、牛肉やワインなどをテーブルに並べてクリスマスパーティーを行っていた様子が再現されています。
15位:福岡タワー/福岡(↓2020年14位)
海浜タワーとしては日本一の高さ234mを誇ります。ハーフミラーで覆われたスタイリッシュな外観が印象的なタワーで、地上123mの展望室からは、福岡の街並みや博多湾などが360°のパノラマで楽しめます。
地上120mの4階には一面ガラス張りのスカイラウンジがあり、絶景を楽しみながらお食事ができます。
18位:門司港レトロ 海峡プラザ/福岡(↑2020年ランク外)
関門海峡の奥の湾に沿って並ぶ、港町の商業施設。福岡名物の明太子はもちろん、バナナの叩き売り発祥の地である門司港ということでバナナ関連のお土産や、これも門司港名物の焼きカレーのお店が目立ちます。湾には謎の海賊船が!?と思いきやこれも焼きカレーのレストラン。門司港ならではの景観です。
19位:稲佐山展望台/長崎(↑2020年20位)
”世界新三大夜景”に認定された、1,000万ドルの夜景といわれる長崎市街の夜景を眺めることができる絶好のスポット。東京タワーと同じ標高333mの位置にある展望台で、天気のいい日には雲仙や天草、五島列島までも望みます。
20位:浦上天主堂/長崎(↑2020年ランク外)
弾圧で苦しんだ浦上教徒が築いた教会。30年の歳月をかけて大正14年(1925年)に完成し、当時は東洋一の大きさを誇る大聖堂でしたが、原爆投下によりほぼ全壊。現在の天主堂は昭和34年(1959年)に再建されました。
当時の姿に似せたレンガ造りが印象的で、中のステンドグラスも素敵です。遺壁の一部は原爆落下中心地に移設展示されています。