医療脱毛って痛い?

医療脱毛には主にレーザーが使用されています。

レーザーを照射すると、毛根の黒い色(メラニン色素)にレーザーが吸収され、その時に発生した熱のエネルギーが発毛組織を破壊します。

この熱エネルギーが毛根の周囲の皮膚に伝わると、周辺にある痛みの受容器を刺激し、痛みを感じます。

医療脱毛の痛みは、一般的には輪ゴムをはじいたような痛みといわれます。

痛みの感じ方は人それぞれですが、脱毛部位によっては痛みを感じやすくなります。

医療脱毛で痛みを感じやすいのは、VIO、脇の下、顔です。

ワキやVIOは毛が太く密集している部位のため、レーザーによる熱エネルギーが多く集まり、強い痛みを感じる場合があります。

また、ひたいや鼻の下などの顔は、肌が薄く骨に近いため、痛みの刺激を強く感じてしまうのです。

痛みが強い場合は我慢せず、クリニックスタッフに相談し、麻酔を使うのがおすすめです。

追加料金はかからないの?

追加料金の有無はクリニックによって異なりますが、期日を過ぎた予約の変更やキャンセル、そり残しがあると、ペナルティや追加料金が発生する可能性があります。

当日のキャンセル料や手の届かない部分のシェービングが無料のところもあるので、クリニックに確認するといいでしょう。

ただし、当日キャンセルが無料であっても、当日キャンセルを繰り返したり、無断キャンセルをしたりするのは、マナー違反です。

当日キャンセル無料であっても、無断キャンセルに対してはペナルティが発生するクリニックもあります。

また、当日キャンセルは1回のみ無料など、回数の制限がある場合もありますので、なるべくキャンセルはしないよう、予定の調整を行うことが大切です。

シェービングは、そり残しがないように、できるだけ丁寧に行いましょう。

ただし、無理にシェービングをして肌を傷つけるのは禁物だと長浜さん。

「シェービングは脱毛効果を最大限に発揮すること、脱毛時のやけどのリスクを減らすことを目的としているため、事前にしっかりと行っておくことが大切です。

シェービングしにくい部位は無理にシェービングすると、肌を傷つけてしまう恐れがあるので、クリニックスタッフに任せる方が安全ですよ」

見えにくい部分は家族に頼むか、鏡を使って慎重に行いましょう。

無理にシェービングして肌を傷つけると、脱毛ができなくなるので気をつけてください。

カウンセリングを受けたら即契約?

カウンセリング自体は無料のことが多く、カウンセリングを受けたからといって、契約する必要はありません。

カウンセリングでは、毛の量や濃さ、肌の状態などを医師が診察し、脱毛が可能か、どれくらい回数が必要かなどをチェックします。

クリニックによってはテスト照射が可能なので、敏感肌の人や痛みが不安な人はカウンセリング予約時に聞いてみると良いでしょう。

カウンセリングで大事なことは、イメージを持つことだと長浜さんは言います。

「まずは、どの程度まで脱毛するかイメージを持ちましょう。

イメージにあわせて、脱毛部位や脱毛期間、回数を決めるとプランを決めやすいです。

他にも痛みなど脱毛で気になることは、カウンセリングで医師に相談することをおすすめします。」

料金や予約方法、通いやすさなど気になる点がある場合は、複数のクリニックのカウンセリングを受け、比較検討してみましょう。