ステキな星空の写真、「どうやって撮影してるのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?
難しそう…なんて思っている方も多いはず。
スマホでは撮れないし、オート設定でもなかなか撮影しづらいのが星空写真。
でも実は、初心者でもポイントとコツさえ押さえればステキな写真が撮れるようになるんです!
今回は、一見難しそうな星空撮影のコツをわかりやすくご紹介します。
[講師]Tolanca(トランカ)編集部
準備編① 高価な機材は必要なし!機材選びのポイント
星空を撮影する際、注意したいのが「機材」。
スマホやコンパクトカメラ、フィルムカメラでは専門の知識や道具が必要になってしまうので、初心者なら一眼レフやミラーレスカメラで撮るのがおすすめです。
特殊なレンズや機材は必要ありません!
電気屋さんなどで購入した際についてくるキットレンズでも十分きれいな写真が撮影できます。
ただし、カメラ選びで大事なのはISO感度とピクセル数。ISO感度は光の感度のことです。
数値が高いほど、より暗い場所での撮影が可能に。
ピクセル数は高いほど粒子が細かくよりきれいな写真が撮影できますよ。
10年以上前のカメラだとピクセル数が足らず、ノイズが強く出てしまうので要注意!
そのほか用意が必要な機材はこちら!
・カメラを固定するのに必須な“三脚”
SLIK 三脚 U884 4段 大型レバーロック 23mmパイプ径 3ウェイ雲台 クイックシュー式 最大搭載荷重2kg 156308
・あると助かるのが遠隔でシャッターがきれる機器“レリーズ”
【ロワジャパン】【AFロック機能付 ライターサイズ 超軽量】SONY対応 RM-VPR1 互換 ミニ シャッター リモコン レリーズ
・“魚眼レンズ”もあるとより広いエリアを撮影できます
準備編② 撮影する日はこんな夜!撮影日のお天気チェック
次にチェックしてほしいのが「お天気」です。
晴れてればOKというわけではなく、注意してほしいのは「月」の明るさ。
月の光は星の光よりも強いので、星をメインに撮るには明る過ぎるので、新月の日や新月の前後2、3日を撮影日に設定するのがおすすめです。
また、街灯やビルの灯りなど人工的な光が多い場所もおすすめしません。
人工的な光は星よりカメラに近いところにあるので、カメラが光を拾ってしまいハレーションを起こしてモヤっとした残念な写真に…。
山や丘の上、ビルの上や平原など、周辺に人工的な光の少ない場所を選ぶのがポイントですよ。
ほかにもこんな日がおすすめ!
・夏なら天の川を狙って!宇宙感あふれる写真が撮れます。
・星を隠してしまう雲にもご注意を!雲の少ない日を選びましょう。
・空気中の水蒸気が少ない冬だとよりクリアな写真に!