撮影編①基本のカメラ設定をしよう!
続いて、カメラの基本設定をしてみましょう。
①ISO感度設定
ISO感度は3200前後がおすすめ。暗く感じるときは数値を上げて。
ノイズが出てしまうときは3200以下にしたり調整してみて。
②モード設定
マニュアル設定ができる「Mモード」に。
③絞り値(F値)とシャッタースピードの設定
F値は1番小さな数値に設定しましょう。
シャッタースピードは8秒程度に設定。
それ以上長くしてしまうと星の形が縦長になってしまいます。
④ピントを合わせる
カメラを三脚にセットして構図を決めたら、ピントを合わせていきましょう。
レンズサイドにあるフォーカス設定を「MF(マニュアルフォーカス)」にしてピントを合わせます。
これでカメラの基本設定はOK!後はシャッターを切るだけ。
シャッターを切る際は、レリーズを使用してシャッターを切る際の振動によるブレを防いで。
レリーズがない場合は、セルフタイマーでも応用可能です。
リスクを防ぐひと工夫!
ピントをあわせたら、フォーカスリング(ピントリング)をマスキングテープなどで固定するとうっかり手があたってズレてしまうのを防げますよ!
撮影編② 流れる星の軌跡を撮影しよう!
上記写真のような星の動きを撮るなら、撮影編①「③絞り値(F値)とシャッタースピードの設定」で行った、シャッタースピードを20〜30秒に変更しましょう。
星の軌跡を撮影できるだけでなく、ノイズがひどい場合の対策にも。
ISO感度の数値を下げるとノイズを解消でき、よりクリアな写真になります。
長い星の軌跡を撮るならこの設定
シャッタースピードのおすすめは20〜30秒ですが、より長い線を描いた写真が撮りたいなら、さらに秒数増やすだけ!
絞り値(F値)は、1番小さな数値から2.8に。
ブレを防ぐひと工夫
三脚は風などで動いてしまわないよう重石をしたり、地面に軽く埋めると防ぐことができます。
いかがでしたか?
これからのシーズン秋から冬にむけてどんどん空気が澄んで、より星空がきれいに撮影できる季節になります。
秋のキャンプや冬のレジャーと合わせて星空を撮影してみませんか?
初心者の方でもきちんと設定すれば、星空も難なく撮影できますのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
提供・トランカ
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