【5】12:20 塩見縄手
塩見縄手とは、簡単に言うと道路です。城下町では、縄のように長く伸びた道路のことを縄手と呼んでいます。この縄手に、かつて塩見氏という町奉行が居所を構え、大層栄えた家柄であったため、それをたたえて、「塩見縄手」と命名することになりました。
松江市伝統美観指定地区に選ばれています。武家屋敷の遺構としては、全国有数のものだそうで、今でもその名残を楽しむことができます。「日本の道百選」にも選定されています。ここまでご紹介してきた、【3】【4】【5】のスポットが塩見縄手に位置しています。
【6】12:40 松江城
松江城は、松江観光の中心地に位置しています。堀に囲まれた城はひときわ存在感があります。国宝松江城天守は、全国に現存する12天守のひとつなのだとか。平面規模では全国第二位、高さでは全国第三位の規模を誇ります。平成27年には国宝に指定されています。
下から見上げるお城はダイナミックで、迫力があります。天守閣からは、松江の様子が360度見渡せます。外観は4重、内部は5階と地下1階の構造です。てっぺんまでひたすらに階段を登り続けますが、城内の階段は幅が狭く、段差もあるためご注意下さい。
【7】13:20 松江神社
松江城の敷地内にある神社です。松平直政公を御祭神としています。彼は、徳川家康公の孫にあたり、松江松平家の元祖とされています。家業繁栄、厄除開運、交通安全のご加護が顕著なスポットです。
砂利が丁寧に敷かれていて、さっぱりした雰囲気の神社です。松江城へ行かれる際はぜひ立ち寄ってみて下さい。
【8】14:20 カラコロ工房
カラコロ工房とは、2015年にリニューアルオープンしたばかりの様々な雑貨屋さんが集結した複合施設です。昭和初期に建設された、旧日本銀行松江支店を活用し、外観は当時のまま使われています。建物内は吹き抜けで、かつての銀行窓口がそのままあったりと、銀行時代の名残が感じられます。
ハンドメイドの雑貨屋さんやお洋服屋さんが多く、女子に人気の高いスポットです。屋外には休憩スペースも設けられており、長居ができるようになっています。