【9】14:50 御朱印帳専門店しるべ・松江店
常時100種類以上の品揃えという御朱印専門店です。松江店のほか、出雲大社店があります。店内のスペースは狭いですが、壁一面に御朱印帳が並びます。シンプルなものから、柄物まで様々なデザインが揃っています。
こちらのオリジナル御朱印帳は布の印刷や製本を国内で行っているそうです。御朱印帳は、筒状になっていて、両端にのりづけをする過程があるため、機械では製作できず、一冊一冊が手作業で仕上げられているのだとか。
人気ナンバーワンは、出雲大社とウサギが表現してある、ピンク基調の御朱印帳だそうです。松江市のお隣にある出雲市は、因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)の逸話で有名です。ウサギモチーフの雑貨やウサギにまつわる場所が多数あります。また御朱印帳巾着など、珍しいアイテムも取扱っています。
【10】15:30 白潟公園(しらかたこうえん)
宍道湖沿いに位置する長細い公園です。宍道湖の様子をよく見ることができます。ベンチもあります。晴れの日には、景色を遠くまで見通せて、気持ちの良い散歩道です。宍道湖にまつわるマメ知識が記載されたパネルがあちこちに飾ってありますので、ぜひチェックしてみて下さい。
早朝に訪問すると、朝霧がかかっており、神秘的な景色を堪能することができます。もちろん夕刻も宍道湖の美しい景色を眺めることができます。
【11】15:40 島根県立美術館
宍道湖畔に位置する、「水との調和」がテーマの美術館です。世界的な建築家・菊竹清訓(きくたけきよのり)氏がデザインした設計です。ガラス張りで人気のロビーは無料で入場可能です。作品展示を鑑賞する際には料金がかかります。
美術館周辺には公園もあり、まさに自然と調和した世界観を感じ取ることができるスポットです。夕日鑑賞の時間帯は特に混雑します。
【12】16:40 宍道湖夕日鑑賞スポット「とるぱ」
宍道湖は、松江市と出雲市にまたがる湖です。東西約17キロメートル、南北約6キロメートル、周囲長47キロメートルで、湖面積の約半分が水深5メートル以上です。
地面は水平になっているところがほとんどです。お隣にある湖・中海(なかうみ)や、川を介して海と繋がっています。そのため淡水湖ではなく、汽水湖(海水と淡水が入り混じっていること)となっています。
夕暮れ時の宍道湖は、素晴らしい景色です。これぞ島根!というお写真を撮りたい方や絶景を見たい方は、夕日鑑賞スポット「とるぱ」という場所がおすすめです。「とるぱ」とは、湖沿いを歩ける遊歩道や、夕日鑑賞にぴったりな腰掛けがあるスポットです。
宍道湖に浮かぶ小さな島・嫁ヶ島(よめがしま)がよく見えます。湖畔に佇むお地蔵さま・袖師地蔵(そでしじぞう)も人気があります。夕方になると「とるぱ」一帯は、三脚をたてた本格的なフォトグラファーでいっぱいになります。
日の入り前~日の入り後まで空の色、湖に反射した光の様子が同じことはなく、一瞬一瞬のすべてが違う表情で、美しい眺めです。筆者は11月上旬に訪問しましたが、16時45分~17時10分の間で、日の入りを見届けました。季節によって日の入りの時刻が異なりますので、事前に要チェックです。