【1日目/17:00】ちょっと贅沢な飛騨牛ディナーを堪能しよう!
1日目の古い街並みの散策は締めくくりへ。夕食はちょっと贅沢に飛騨牛グルメを堪能しましょう。今回ご紹介するのは、ステーキハウス キッチン飛騨(ひだ)とRESTAURANT LE MIDI(レストラン ル ミディ)です。
焼き方にこだわったステーキを味わえる飛騨牛専門店「ステーキハウス キッチン飛騨」
最初にご紹介する「ステーキハウス キッチン飛騨」は、昭和39年(1964年)創業の飛騨牛専門店。「プレゼ&ソテー」と呼ばれる独自の焼き方をしたロースやフィレステーキ、ハンバーグなど、絶品の飛騨牛料理を提供しています。
おすすめのサーロインステーキは120グラムから300グラムのサイズまで選ぶことが可能。また等級もA4等級とA5等級から選ぶこともでき、A5等級のほうが上質なお肉となっていて、ジューシーでとろけるような食感を味わえます。追加料金550円(税込)で、ライスまたはパン、サラダのセットもつくので、ぜひ一緒に味わってみて。
また締めくくりにスイーツを注文するのもおすすめ。飛騨牛乳を使ったクレームブリュレやアイスクリームなど、口直しにピッタリな一品も味わえますよ♪
パリのビストロのようなレストランで飛騨牛ディナーを味わえる「RESTAURANT LE MIDI」
先程ご紹介した「キッチン飛騨」から少し歩いたところ、本町通りの沿いにあるフレンチレストラン「RESTAURANT LE MIDI(レストラン ル ミディ)」。いくつものフランスの有名店で修業を積んだシェフのお店で、飛騨牛はもちろん、飛騨豚や魚料理などを提供しています。
人気の一品は「飛騨牛こだわりハンバーグ」。サツマイモやトマト、インゲンなどをトッピングした料理で、ジューシーな肉の旨味と、おろし大根とバルサミコ酢の風味を堪能できます。また飛騨牛のステーキもA4特級やA5特級を用意しており、焼き加減が絶妙なステーキを味わえます。
スイーツでおすすめの一品は「宿儺(すくな)かぼちゃの三ツ星プリン」。飛騨地方の伝統野菜で通常のカボチャよりも甘みが強い「宿儺かぼちゃ」を加えており、上品な甘さを味わえます。こちらのプリンはテイクアウトもでき、さらに近くにあるプリン専門店でも手に入ることができるので、ぜひお土産に買ってみては。
【1日目/18:30】家のように寛げる「FAV HOTEL 高山」にチェックイン
夕食を堪能したところで高山駅にあるコインロッカーで荷物を受け取り、今回宿泊する宿へ。高山駅から歩いて6分のところにある「FAV HOTEL(ファブ ホテル) 高山」でチェックインをしましょう。2020年10月にオープンした全室キッチン付きのコンドミニアム型ホテルです。
フロントはラウンジと併設。木の温もりを感じる空間が宿泊客を迎えます。また室内でも有意義な時間を過ごせるように飛騨の地酒や、お酒のつまみになる缶詰を販売。家のように寛ぎながら、お酒を楽しめます。
チェックイン時は新型コロナウイルス対策から自動チェックイン機を使用。事前に登録した電話番号またはメールアドレスを入力すると、部屋の入室に必要な暗証番号を記載した紙が出てきます。
客室は「エグゼクティブツイン」と「エグゼクティブバンク」の2種類。シモンズ製の上質なベッドが設えられ、エグゼクティブバンクでは2階建てベッドや大きなソファーが備え付けられています。
また部屋共通でホテルや飛騨高山周辺の観光情報を収集できるタブレットも。キッチンには水道やIHクッキングヒーター、ホットプレート、電子レンジなども完備。1泊だけでなく、2泊以上の滞在でも快適に過ごせます。
洗面所とお風呂場も清潔で、バスとトイレは別で完備。洗濯機も備え付けており、「暮らすように泊まる」体験を楽しめます。
【2日目/7:30】高山市民の台所「宮川朝市」で早めのショッピング&モーニングを堪能!
チェックアウト。朝市へ移動
飛騨高山を巡る旅は2日目へ。ホテルをチェックアウトしましょう。フロントへは、部屋の入室時に使用した暗証番号を記載したペーパーをボックスに入れるのみ!感染リスクも軽減されます。
高山の朝を代表する「宮川朝市」でグルメ&ショッピングを楽しもう!
高山市内を流れる宮川沿いで開かれる「宮川朝市(みやがわあさいち)」。新鮮な野菜や果物、工芸品など、30以上の露店が立ち並んでおり、地元の方々とふれ合いながら気軽にグルメやショッピングを楽しめます。
主に取り扱っているのは、飛騨地方で有名な漬物「赤かぶ」(税込350円)やバジルペースト(1個・税込750円)、飛騨りんご(1個時価・税込120円)など。地元でとれた野菜や果物、漬物、味噌など、お土産に最適な商品が手に入ります。
またグルメスポットも充実しており、ここで朝ごはんを食べるのもおすすめ。このうち、コマコーヒーでは、本格的なエスプレッソコーヒーを提供しており、カップをかたどったクッキーに猫や犬のラテアートを描いた「クッキーカップ エスプレッソ」は、写真映えしそうな点で人気を集めています。コーヒーを飲んだ後は、ホイップクリームを入れて食べてみましょう♪
焼きたてのクロワッサンが味わえる「アンデルセン」
さらに宮川沿いにあるクロワッサン専門店「アンデルセン」では、焼きたてのクロワッサンを販売。バターをはじめ、ごま(税込280円)やあんこ(税込320円)、チョコ(税込320円)の4種類があります。少しもっちりとした食感が美味しいです。
【2日目/9:00】「飛騨の里」で飛騨伝統の暮らしと自然を楽しもう!
さるぼぼバスに乗って「飛騨の里」へ
朝市で朝ごはんとショッピングを楽しんだところで高山駅近くの高山濃飛バスセンターに戻って、バスに乗りましょう。バスセンターから「飛騨の里」を経由して、バスセンターに戻る「さるぼぼバス」で約10分、次の目的地・飛騨の里に到着します。
野外集落博物館「飛騨の里」を見学
「飛騨の里」は合掌造りや茅葺き屋根の建物といった伝統的な民家や、農村の暮らしぶりがわかる野外集落博物館。約4万坪の敷地には、重要文化財に指定されている民家のほか、民具作りの実演もあり、飛騨地方の農山村の暮らしと自然、歴史を体験できます。
園内には数多くの古民家建築が残っています。「旧若山家(きゅうわかやまけ)」は飛騨地方を代表する合掌造りの建物のひとつ。積雪から守るために屋根が急勾配になっており、屋根裏は世界文化遺産・白川郷(しらかわごう)の建物と同様、養蚕に使われていました。
旧若山家から坂を上がったところにある「旧田口家(きゅうたぐちけ)」は、江戸時代後期に建てられた民家。代々名主を務めた農家で囲炉裏を含めて部屋数が多いのが特徴です。雪の少ない南飛騨地方にあったことから、開放的な造りとなっています。
また暮らしの実演を見ることができるのも飛騨の里の特徴のひとつ。茅葺き屋根が特徴的な「旧吉真家(きゅうよしまけ)」では、手縫いの雑貨を販売しているほか、旧西岡家(きゅうにしおかけ)」では、4~11月の水、木、土、日限定でわら細工の実演の見学と制作体験を受けられます。
季節のイベントも充実しており、旧西岡家の近くにある車田では、田植えの様子を見学できます。また毎年秋と冬には、ライトアップイベントも開催しており、幻想的な合掌造りの民家を鑑賞できます。
民家の見学だけでなく、昔の遊びも体験できます。出入口付近には、けん玉やめんこ、お手玉などを体験できるコーナーも。友達や家族と一緒に楽しんでみては。