クリエイト礼文は、山形市による「公募設置管理制度(Park-PFI)」の導入に伴い、山形県内で初となるPark-PFI事業を、駅前公園にて開始。同事業では、クリエイト礼文がカフェ&ダイニングバーの設計・建設をし、第三者が運営をする。

カフェ&ダイニングバーを拠点に地域の賑わいを創出

クリエイト礼文では、「まちづくりに貢献する企業」として、「住まい」から地域活性化へ繋がる事業を展開しており、市町村と連携を取りながら地方創生に向けた事業展開を行っている。

今回の新プロジェクトは、山形市が公園のさらなる魅力向上を目的に、Park-PFI事業を活用して事業提案を公募。クリエイト礼文は、地域の特性を活かしたカフェ&ダイニングバーの運営計画を提案し、選定された。

Park-PFIは、公園内に収益施設(カフェやレストランなど)を設置・運営する民間事業者が、同時に園内施設の整備・維持管理を担うことで、行政コストを抑えつつ公共空間の充実を図る制度。全国的に導入が進む中、山形市では今回が初で、山形県内でも初の事例となるという。

クリエイト礼文は公園内にカフェ&ダイニングバーの建設を進めており、建物完成が4月中旬、プレオープンは5月中旬、グランドオープンは6月以降を予定している。

4つの要素を軸に運営

同事業では、山形駅北東に位置する駅前公園において、民間施設の設計・建設・管理運営を行い、地域のにぎわいと交流拠点の創出を目指す。飲食機能を核とした施設は、公園環境と調和した設計とし、幅広い世代が集える空間づくりを推進していくという。


公園内に新しく建設した建物は、カフェ&ダイニングバー「KASUMI TERRACE」(仮称)として、4つの要素を軸に運営される。1つ目は、カフェ営業(昼間)。こだわりのコーヒーや、地元食材を使った軽食を提供し、朝から午後にかけて多くの人が気軽に立ち寄れる空間を創出する。