同時に、なぜこんなことになってしまったのかと、この1年の様子や検診時のやりとりなどを冷静に振り返る中で、拭いきれない医師への違和感。提携先ではなく、婦人科に定評のある総合病院を受診することにしました。

◆子宮全摘出を決意できた医師との出会い

初診の日まで約1ヵ月。生きた心地がしない日々でしたが、新たに受診した総合病院の医師は、エコー検査で子宮筋腫に隠れていたミレーナを見つけてくれました。

子宮筋腫とミレーナ前編
実際は子宮筋腫にミレーナが飲み込まれていたわけではなかったものの、ミレーナによって子宮筋腫が肥大した可能性は否めないとのこと。医師曰く、「子宮筋腫の位置や大きさなどによってはミレーナが適さないケースもある」そうです。

状況的にミレーナはその場で抜くことに。抜けない場合は手術になる可能性もあると言われましたが、医師は「ちょっと難しいかも」と言いながらも3分足らずで取り出しに成功。我慢できる程度の痛みで、あっさりミレーナとおさらばしました。

一方で、ミレーナを抜いた後の生理は通常に戻ります。私はミレーナの装着中に子宮筋腫が2倍近くの大きさに成長していたことで、以前よりもさらに大量の出血を起こす懸念がありました。

◆信頼できる医師に手術を任せる決心

今後について医師と相談する中、年齢的に閉経も遠くないことから、薬物療法でしのぐ方法もありましたが、子宮筋腫の状態などを鑑みると、腹腔鏡による子宮全摘出が最も負担を抑えられるのではないかとなり、お願いすることにしました。

子宮筋腫とミレーナ前編
1週間程度の入院や術後の生活、人生初の全身麻酔への不安、そして、女性ならではの臓器であり、愛しい子供たちが宿った場でもある子宮を失うということへの抵抗はありましたが、腕も人柄も信頼できる医師と出会えたことで、大きな迷いなく決意できたのではないかと思います。

◆子宮全摘出手術を終えた今、思うこと

ミレーナを抜いてから手術までの約1ヵ月間は生理を抑える薬を服用していましたが、それでもこれまでに経験したことがないくらいの大量出血がたびたびあり、いつしか手術日が待ち遠しく感じるようになっていました。