◆生理も子宮筋腫も落ち着くはずが……

婦人科ではいくつかの検査を行います。その中で、子宮筋腫が4cmほどに育っていることが判明。過多月経の原因も子宮筋腫によるものだろうとの診断を受けました。

子宮筋腫の摘出や薬物療法などほかの方法も併せて相談したものの、医師からは「子宮筋腫の位置的に効果が弱まる可能性はあるけれど、ミレーナによって子宮内膜の増殖は抑えれるし、子宮筋腫の成長も抑制されるため、月経量は落ち着いていくでしょう」とすすめられ、ミレーナを入れることに。

◆「ミレーナが見当たらない!」医師から想定外の一言

ミレーナ装着後に続いた出血は昼用ナプキンで対応できるくらいの量で、これまでと比べれば快適でした。ただ、1ヵ月どころか半年経っても一向に止まる気配がありません。

何度か医師に確認するも、「子宮筋腫があるから長引いているだけで、そのうち落ち着くから大丈夫」と返ってくるのみ。なすすべなく待ち続けたところ、10ヵ月くらい経ってようやく、ひと月のうち1週間ほどは出血が止まるようになりました。

子宮筋腫とミレーナ前編
一方で、日々の出血量は増え始め、下腹部の痛みや違和感も強く感じるように。何となく不安を感じて診察を受けに行ったところ、エコー検査中に医師が発したのは「ミレーナが見当たらない!」という想定外の一言でした。

◆襲い掛かる不安と恐怖

本来、ミレーナを入れているあいだは、本体からつながる取り出し用の糸が子宮口あたりに残されています。医師が言うにはその糸も確認できないとのこと。

出血の様子から抜け落ちた可能性は低く、一方で子宮筋腫は約7cmまで大きくなっており、「子宮筋腫が育つ際にミレーナを飲み込んでしまったか、ミレーナが子宮を突き破って飛び出した可能性もある」と、提携する医療機関でMRIを撮るように言われました。

出血が続いていたせい? ミレーナで子宮筋腫の成長も抑えられるのではなかったの? 開腹手術をしないと取り出せないのでは? など、次々に湧いてくる不安と恐怖。自分の体の中で何が起きているのかわからないことで、腹部に少しでも痛みを感じると、不安と恐怖はより大きく襲いかかってきました。