◆付き合っている彼女が急に家に来なくなった
米田裕二さん(仮名・32歳・デザイン事務所勤務)は料理が趣味で、数ヶ月に一度ホームパーティーを開いては友人を招き、手料理を振る舞っていました。
「そのパーティーに僕の後輩が、N子(26歳・ショップ店員)をつれて来たのが出会いで…僕の作ったロールキャベツを『美味しい、美味しい!』と5個も食べる姿を見て一発で好きになりました」
ほどなく2人はお付き合いを始め、しばらく米田さんの家にN子さんが入り浸っていたのですが…。

まだN子さんの家に行った事がなかった米田さんは、以前彼女が自室に置いて行った、行きつけの歯医者の改装工事のお知らせのハガキに書かれた住所を見ながら、抜き打ちで家を訪ねてみる事にしました。
「もしかしたら、他に男がいるのかも…とビクビクしながら呼び鈴を鳴らすと、N子が現れたのですが…」