恋愛と結婚の違い②恋愛は自由だが子育てには義務がある
恋愛は、どんなことでも基本的に当人同士の自由です。
付き合い方や、束縛の度合い、「別れる!」なんてことだって当人同士の自由です。
でも、結婚したら違います。
特に、子どもができた場合は、大きく変わります。
子どもが出来たら、その子どもを養い、育て上げなければならないという義務が発生します。
子どもにご飯を食べさせてあげて、きちんとした教育を与えてあげるだけのお金はしっかり稼がなければならないし、今まで自分に使っていた時間も、1日のうち大きな割合で子どもに費やすことになります。
それだけでなく、今まで自分たちの為に使っていたお金も、大きな割合で子どもの為に使うことになります。
結婚し、子どもを授かることは、割と誰もが当たり前のように感じている流れかもしれませんが、このような義務が発生するということもしっかり頭に入れておきましょう。
恋愛と結婚の違い③恋愛と違い結婚は簡単に別れられない
「もし、うまくいかなければ離婚したらいいや」と考えている場合、それは大きな間違いです。
結婚というのは、「私たち、付き合いました」とは全く重みが違うものです。
戸籍まで変わるのですから、簡単に結婚して簡単に離婚するということは出来ません。
理論上は、結婚するときは婚姻届けを記入して提出する、離婚するときは離婚届を記入して提出するというだけの話ではありますが、それに至るまでがとても大変です。
もし、調停離婚するなんてことになったら、かなりの割合の時間と労力を割くことになります。
さらに、自分が結婚したことで結婚式などでお祝いしてくれた親族や友人のことを思うと、簡単に離婚できないという人も割合多くいます。
「あんなにお祝いしてもらったんだから、もう少し耐えてみよう」といった心理に陥るのです。
離婚という選択が決して悪いわけではありませんが、恋愛の別れと同じように、「合わなければ離婚したらいいや」と考えるのは、通用しないということが言えます。
恋愛と結婚の違い④恋愛は当人同士、結婚は親戚も含んで
恋愛は当人同士が好きあっていれば成り立ちますが、結婚はお互いの親戚ももれなくついてきます。
例えば、どんなに性格が合わないような人たちでも、旦那様の親族であれば、最低でも年に数回は顔を出してうまく親戚づきあいをしていかなければなりません。
最近では、親戚づきあいが減ってきた、という家庭の話しも聞きますが、それでも割合的に年間最低でも2回は帰省することにはなる家庭がほとんどです。
年末年始とお盆だけでも帰省して孫の顔を見せてあげるなりしないといけませんし、その間嫁は働きっぱなしです。
基本的には、しっかりと良き妻を演じないと自分の旦那さんの株を下げることにもなりますし自分も後々苦労することになりますから、そつなくこなすことが大切ですが、気苦労が絶えないのも事実ですね。
恋愛と結婚の違い⑤恋愛は現在、結婚は将来を見る
恋愛は「今この瞬間が楽しい」と、今に焦点が向いているのに対して、結婚は常に将来のことを考えていかなければなりません。
お金の使い方にしても、恋愛の時は「明日のデート代」という直近のことだけでよかったかもしれませんが、結婚は、何年何十年先のことまで考えて、資金計画を立てていかなければなりません。
子どもが欲しい、マイホームがほしいなどといった場合は特に大切です。
ローンを組む時までに頭金を貯められるのかなど、逆算も大切になってきますので長い期間で物事を見て、お金のやりくりをしたり、日々の生活の中で一定の割合貯金が出来るのかなどといったことが大切になってきます。