恋愛と結婚の違い⑥恋愛は自分中心、結婚は家族中心
恋愛の場合は、自分たちを中心に物事を考えていればそれでいいのですが、結婚したら家族が中心になります。
そのため、自分の個人的な感情は2の次3の次、家族の為に何が一番いいのかを考える必要が出てきます。
極端な話、どんなに夫婦の関係が破たんしていても、子どもがまだ小さいため、離婚せずに我慢しているという奥様がいるのは、こういった事情からです。
恋愛の時点では、自分たちのことで物事を決めて大丈夫ですが、結婚は家族全体のことが最重要となるので、その点が大きく違います。
恋愛と結婚の違い⑦結婚はとにかく忍耐力が必要
「結婚は忍耐だ」とよく言われますよね。
本当にその通り、結婚には忍耐がとっても大切です。
恋愛の場合は、正直、本当に分かり合えないのであれば「別れ」という選択肢もありますが、結婚したら基本的に離婚という選択は最悪のケースであって、基本的には考えられない選択肢です。
そもそも、どんなに仲がいい親子でも兄弟でも、絶対に人生に一度はケンカをしていますよね。
血のつながった親子や兄弟でさえ、毎日顔を合わせて、毎日一緒に居たら些細なことで不満が溜まりケンカが発生したりするのに、育った環境も違うような他人が結婚して突然一緒に暮らすようになり、ストレスが溜まらないわけがないのです。
そのため、結婚生活で、パートナーに対して多少の不満を持つことは仕方がないことです。
でも、それをいかに二人歩み寄っていくのか、ちょっとくらいは…とどちらかが我慢するのかというのが非常に大切になってきます。
何でもかんでも自分のやり方に合わせて!と思うと、相手が疲れてしまいますし、逆に自分が相手に合わせてばかりだとストレスが溜まってしまいます。
また、すぐに話し合いが出来る状態ならいいですが、仕事で忙しい、家事や子育てでゆっくり夫婦の会話の時間が取れないなどのことも考えると、すれ違いが起きてしまうことも。
そういった状況を考えると、ある程度の忍耐力というのはどんな結婚にも必ず必要になってきます。
恋愛と結婚の違い⑧結婚は、価値観の違いが命取り
恋愛では、価値観が違うからこそ、「素敵♡」と思える面も多々あります。
例えば、高いプレゼントくれたり、高級レストラン連れて行ってくれたり、彼といるときにはシンデレラ気分になれる、といったシーン。
でも、結婚して後に旦那が勝手にサプライズで「君にプレゼント」と高いプレゼントを買ってきてくれたとして…喜ぶ奥様の割合はかなり低いと言えます。
「これ買うお金あったら何が出来る?」と考える奥様の割合がほとんどを占めていると言っても過言ではないほど、女性は結婚したら堅実になります。
特にお金はシビアです。
こういった価値観の違いは、恋愛どまりだったら通用しても、結婚相手としては命取りなのです。
恋愛気分で結婚すると長続きしない!
いかがでしょうか。
恋愛と結婚が全く違う性質のものだということ、わかっていただけましたか?
恋愛と結婚ではそもそも求めているものや快楽を感じる部分が全く違う、別のものであるため、その延長として恋愛気分で結婚をしてしまうとなかなか長続きしません。
離婚するとまではいかなくても、パートナーに不満をもったまま結婚生活を続けるということになりかねません。
せっかく結婚したのに、不満を抱えたまま生活していくのは嫌ですよね。
そうならないように、結婚する前に恋愛の感覚を結婚にシフトしていく必要があるのです。
これは、婚活する女性だけでなく、今付き合っている彼氏と結婚しようと思っている方も同じです。
「私たちなら絶対に大丈夫!今まで大きなケンカも乗り越えてきたし、彼はいつも私の味方でいてくれるし!」と言っている女性程、早々に離婚するもしくは別居生活のような状態にまで陥ってしまうこともよくある話です。
相手を過信せず、しっかりと価値観を合わせていくことが大切です。