4.稲佐山展望台
”世界新三大夜景”に認定された長崎市街の夜景鑑賞には最適の展望台。ふもとからロープウェイが運行しており、山頂には全面ガラス張りの展望施設「ビュータワー」が設けられています。屋上の展望台まではエレベーターを利用できるほか、緩やかなスロープを登って屋上まで上がることもでき、シニア世代にもやさしい設計です。
ロープウェイの乗り場までは、市内から運行している無料循環バス(要事前予約)を利用すれば便利にアクセスできます。あるいは市内のタクシー会社各社が提供している送迎付ツアーを利用するのもおすすめです。なお夏であっても夜は冷え込むので、上着をお忘れなく。
5.長崎新地中華街
日本三大中華街の一つに数えられる「長崎新地中華街」。中華街の規模は東西・南北合わせて約250mと小規模なので、あまり長く歩く必要がないのはシニア世代に嬉しいポイントです。
長崎新地中華街で食べたいグルメといえば、やはり長崎名物のちゃんぽん!提供するお店もたくさんありますが、御三家と言われるのは江山楼・会楽園・京華園の3店舗。特に人気の江山楼は休日ともなれば長い行列ができるので、訪れる場合はオープン時間より少し早く行って並んでおくのがおすすめです。
6.雲仙地獄
地底からもくもくと蒸気が噴き出し、強い硫黄の香りが漂う雲仙地獄。20分〜30分ほどで一周できる遊歩道が整備されており、足の裏で直に地熱を感じられる「足蒸し」や、蒸気で蒸した温泉卵を販売する「雲仙地獄工房」などの見どころがあります。
起伏のある地形のため、緩やかな坂道になっている部分や一部階段もありますが、足元がしっかり整備されているため歩くのはさほど苦にならないでしょう。ただし雨の日など地面が濡れていると滑りやすいので、ご注意ください。
7.長崎原爆資料館
昭和20年(1945)に長崎に投下された原子爆弾について、その惨状や核兵器開発の歴史を展示・解説する資料館。生々しい被害の様子など、目を向けるのが辛くなるような内容の展示も多くありますが、平和の尊さを改めて実感できる、長崎を旅行するなら必ず訪れておきたい施設です。
あわせて資料館のすぐ近くにある、爆心地公園内に設けられた「原子爆弾落下中心地碑」や、高さ9.7mの平和祈念像がシンボルの「平和公園」にもぜひ足を運んでみてください。