嫌いな上司への対処法は?
仕事以外の付き合いなら距離をとったりできるだけ連絡を取らないようにすることで嫌いな人との接し方をあまり考えずにすみますよね。
しかし、嫌いな上司ともなるとそうはいきません。
仕事上の関係でどうしても顔を突き合わさなければいけない上司。
仕返ししたいと思っても仕事のことを考えると上の立場の上司にたてつくこともそう簡単にできず、周囲の人と話して共感することも同じ職場だとなかなか難しいものです。
かといって嫌いな上司のご機嫌をとってばかりだとこっちが疲れてしまいます。
では、そんな嫌いな上司への接し方はどのようにすればいいのでしょうか。
ここからは、嫌いな上司への対処法11選をご紹介します。
【嫌いな上司への対処法】①接し方は丁寧に
嫌いな人へは丁寧な接し方をしましょう。決して親しくなる必要はありません。
仕事上の取引先の相手に接するつもりで丁寧な接し方を心がけましょう。
あなたも親しくならずに済みますし、相手も丁寧な接し方をされて嫌な気はしません。
【嫌いな上司への対処法】②仕事に集中する
あなたに怒られる理由が無いのであれば気にすることはありません。
その人は怒りたいから怒っているだけ。そこにたまたまあなたのミスなどが目についただけです。
上司との付き合い方に悩んでいる時間を仕事の時間に当てれば仕事も早くできるようになって一石二鳥です。
【嫌いな上司への対処法】③何も期待しない
誰にも理想の上司像ってありますよね。
仕事が早くて挨拶も出来て偉そうではなくいつも謙虚で、セクハラやパワハラもなく、出来れば美男美女で、部下の様々な面を見ていていつも優しく見守ってくれていて、びしっと言うべき時にはびしっと言えるそんな上司です。
しかし、実際にそんな接し方のできる上司はなかなかいません。
むしろ見たことがない人の方が多いのではないでしょうか。
上司はこうすべき、付き合い方はこうあるべきという理想の姿はあれど、なかなかうまくはいかないものです。
そうした理想の上司像と現実の上司とを比べてしまってイライラしてしまっているのかもしれません。
いくら嫌いな上司だって仕事を終えてしまえばただの人。その辺に居る一介のサラリーマンです。
出来ないことやできること、長所も短所もあります。
部下を上手く指導できなかったり、つい怒鳴ってしまったり、パワハラセクハラなどの教養を身につけられていない上司だっているでしょう。ただそこに先に仕事をしていたかどうかという上下関係があるだけなのですから。
期待せずに1人の人として嫌いな上司を目にすると、むしろ可愛そうにという同情が湧いてくるかもしれませんね。
【嫌いな上司への対処法】④良い面を探す
長所と短所は紙一重といわれているように、あなたが嫌いに思っている上司の特徴はむしろ人によっては長所に映ることもあります。
今は全く思いもよらないかもしれませんが、ちょっと見方を変えると素敵な長所になるのです。
人によってはということなので、自分はそう無理に良い所だと思わなくても良いでしょう。
ただ、他の人から見た時に長所になり得るかどうかということを考えてみてください。
例えば高慢ちきな態度は上司として頼りがいがあるように感じる人が居るかもしれません。
上司だという自覚なく頼りない感じの上司よりはいいかもしれませんよね。
また、部下に厳しい言葉を吐くのは部下に期待しているからなのかもしれません。
すぐに部下に辛く当たってしまうのは、教育の方法を自分なりに模索しているのかもしれませんよね。
このようにして、嫌いな上司がその行動をとっている理由を考えると長所が探しやすくなります。
長所を見ることが出来るようになると、少し嫌いな気持ちが減るので、接し方も楽になりますし、何より自分の器が広くなります。
嫌いな上司を踏台にして、自分は人間として成長するのも素敵ですね。
【嫌いな上司への対処法】⑤仕事以外では接しない
もし、今あなたが仕事以外で飲みにケーションなどの接し方をしているのであればやめましょう。
そんな付き合い方必要ありません。理由が無い飲み会などへの参加はこれから断りましょう。
自分の時間を大切にしましょう。仕事以外の時間までも上司との付き合い方に悩まなくていいのです。