バーといえば、銀座や赤坂の雑居ビルの中にあるカウンター式のお店を思い浮かべる人も多いだろう。しかしながらバーには、そういったカウンター式のバーと、大型の「ラウンジバー」というものが存在する。このラウンジバーだが、実は使い勝手が良く、最近脚光を浴びてきているようだ。その魅力と、東京のおすすめ大型バーを紹介したい。
そもそもバーの定義とは何か?
まず、バーの定義とは何か、確認しておこう。バーの語源は「棒」のバーに由来するようだ。西部アメリカでお酒を飲む際に、馬をつなぎとめておく棒を「バー」と言ったことや、酒樽から勝手にお酒を飲まないように棒を置いて勝手に中に入らないようにした、など、諸説あると言われている。
そんなバーだが、実は定義というものは存在しないようだ。英語では、カウンターのことを「バー」と呼ぶのが一般的だが、特にカウンターはなくても「バー」と呼ばれる店も存在する。大きな意味で「お酒を中心に楽しむ店」と考えると良いだろう。
使い勝手が豊富!大型バーの魅力とは?
そんなバーの中でも、最近脚光を浴びているのが「ラウンジバー」とも呼ばれる大型のバーだ。大型のバーも定義としては存在しないが、本稿ではあえて「ソファやテーブルがあり、ある程度の人数を収容できるバー」と捉えたい。使い勝手が良く、最近は料理等も進化していることから、注目が高まっている。
大型バーの1番のメリットは「行ったメンバーだけで会話ができること」だろう。カウンターバーの場合、どうしてもバーテンダーを介して会話することが多くなる。時に有効なケースもあるが、特に3人以上で行く場合、横並びで何か話をするのはなかなか難しいのではないだろうか。
その点、大型バーは円になって話すことができる。店員も基本的には呼ばれた時に対応してくれるくらいなので、誰かに聞かれたくない話をすることも可能だ。複数人での食事会や会食の場にも最適だと言えるだろう。
もう1つのメリットはリラックスできることだろう。薄暗い中、ソファに座りながら飲むお酒はなんとも言えないリラックス感を出してくれる。カウンターバーだと緊張するという人も、大型バーであればリラックスできるのではないだろうか。
リラックスしながら楽しめる都内の大型バー3選
ここでは、大型バーの中でも人気の高い3店舗を紹介したい。
バー エス(銀座)
バー エスは、資生堂が運営するバーで、資生堂パーラーの最上階にある。バー自体はカウンターエリアとラウンジエリアに分かれており、ラウンジエリアでは、ゆっくりとお酒と食事を楽しむことができる。
銀座という場所柄、敷居が高いようにも感じるが、17時~19時の間ではハッピーアワーを実施するなどカジュアルに立ち寄ることも可能だ。値段も比較的手ごろなので、ラウンジバーデビューにはぴったりかもしれない。
マデュロ(六本木)
マデュロは、六本木グランドハイアット内にあるラウンジバーだ。紹介する3つの中で最も薄暗く、雰囲気のあるバーだろう。
ホテルのラウンジらしく、バーコーナーとラウンジコーナーがあり、バーコーナーではシガーを楽しむこともできる。ノンアルコールドリンクも充実しており、お酒を飲まない人でも楽しめるバーと言ってよいだろう。生演奏も行われており、リラックスした時間を過ごせること間違いなしだ。
オリエンタルラウンジ(三越前)
オリエンタルラウンジは、マンダリンオリエンタル東京の中にあるバーだ。オリエンタルラウンジは38Fにあり、東京駅や東京タワーを一望できる夜景の美しさが魅力だろう。天井も高く作られており、まさに「ラウンジの王様」と言っても過言ではない。外国人にも人気のあるバーだ。
リラックスした空間でゆっくりお酒と会話を楽しめる
ラウンジバーは、カウンターバーとはまた異なる魅力を持っている。リラックスした空間で、誰にも邪魔されずにゆっくりお酒と会話を楽しめるのは、ラウンジバーならではの魅力といっても良いだろう。この機会に、一度チャレンジしてみてはいかがだろうか。
文・ZUU online 編集部/ZUU online
【こちらの記事もおすすめ】
>女性を超える関心度!?「オトコの美活」意識調査結果
>住宅ローン控除(減税)をフル活用するための基本の「き」
>実はハイリスクなライフイベントTOP5。転職、住宅購入、結婚……
>2018年マンションの「駆け込み」需要が起きるってホント?
>じぶん時間がもっと増える「ちょこっと家事代行」3選