【向上心がない人の心理的特徴②】今に満足
向上心がない人の心理的特徴の2つ目は、現状に満足してしまっているので、余計に無理して意味なく頑張りたくない、と考えているものです。
現在の日本社会では、何が何でもガムシャラに頑張って人を蹴落として働かなくては、家族を養っていけない、という状況はまずありません。
贅沢を言わずに、そこそこの生活で満足できれば、ほとんどの人がそこそこの生活を送ることができますよね。
ハングリー精神が社会を動かす原動力になっていた時代なら、みんなギラギラした向上心を持って仕事に取り組んでいましたが、適当に働いていてもそれほどお給料が変わらないのであれば、無理して頑張って向上心が高い人みたいに自分を成長させなくてもいい、と考える人も多くいるものです。
向上心が高い人から見ると、そのような人の精神構造が理解しがたいものかもしれませんね。
【向上心がない人の心理的特徴③】過去にトラウマ?
向上心がない人の心理的特徴の3つ目は、過去に何らかのトラウマを抱えてしまっていることもあります。
過去に大きな精神的なショックを受けたことが原因で、心に傷を負ってしまっている人は、今、毎日会社に来て普通に仕事をすることだけでも精一杯、という人もいます。
そういった人に無理やり、もっと高いレベルで仕事をしようと向上心が高い人が言っても、今、普通に仕事をするだけで精一杯なのに、心が追い付いていきません。
向上心がない人の中には、何らかの事情を抱えている人もいるので、意味や事情も考えずに向上心を高く持つことを強要するとパワハラになる恐れもあります。
向上心が高い人は注意することが必要です。
【向上心がない人の心理的特徴④】今さえよければ
向上心がない人の心理的特徴の4つ目は、今がよければそれでいい、と考えている人もいます。
向上心が高い人というのは、未来のことを考えて、より自分を成長させたいと思うものです。
しかし、向上心がない人の多くは、未来のことなどは考えていません。
今がすべてで、今がよければそれでいいと考えているのです。
現状に満足している人の中には、今を頑張って未来にもっと良い生活を手に入れることの意味を分かったうえで、今を頑張らない選択をしている人もいます。
しかし、今がよければそれでいい、という人のほとんどは、将来のために今を犠牲にして頑張る、ということの意味すら分かっていない人がほとんどです。
未来に向けた時間軸をイメージできない人に、向上心が高い人が無理やり引っ張委っていこうとしても、時間の無駄になることがほとんどです。
諦めて自分を磨くことに専念することをお勧めします。