ソフトスキル
1位:Creativity (創造性)
ビジネスにおいて何よりも創造性が必要だということを意外に思う人もいるかもしれません。一方で、ソフトウエアエンジニアリングから人事まで、一見全く異なるような問題やタスクにおいてもそれらを解決できるのは「創造性」と言えます。
古いアイデアを整理し最適化する「ロボット」にはできない、未来の解決策を考察できることが求められています。
2位:Persuasion(説得)
説得が、ビジネスにおいてどんなシーンで役立つか考えてみましょう
- リーダーはチームメンバーを説得することで、プロジェクトを円滑に進められるでしょう
・営業担当者は顧客を説得して、自社サービスや自社製品を契約・購入してもらいます
・企業のトップや起業家は、自社の事業や新規事業に支援してもらうため投資家を説得するでしょう
これらは挙げればキリがありません。あらゆる環境において、説得できる=理由を説明できる人は重宝されるでしょう。
3位:Collaboration(コラボレーション=協調性)
面接などの自己PRで「自分には協調性があります」と言ったことがある人も多いでしょう。協調性とは周囲と協力して目標に向かうことを言いますが、ビジネスにおいては業務の状況を踏まえて行動できることも重要です。
優秀なチームとはお互いの弱点を補い、チーム全体の力をより引き出せるものです。同僚や上司と共に、同じ目標に向かっていい意味で刺激し合いましょう。
4位:Adaptability(適応性)
人生もビジネスも、常に変化していきます。勤務先の制度が変わるという小さな変化から、世界的な大きな変化までスムーズに適応できることはとても重要です。
とくに2020年は大変な混乱に見舞われています。この状況とこれからの未来に向けて、前向きでいられるタフな精神力や柔軟に適応できる能力が求められるでしょう。
5位:Emotional Intelligence=EI(感情的知性)
現在、注目度が増しているスキル「感情的知性」は、リンクトインのこれまでの調査で新たにランクインしたものです。これは、わかりやすく言うと「自分や他人の感情を理解し、考慮しながら行動すること」を指します。
上司や同僚、顧客への対応や対話を通じて、いかにうまくコミュニケーションできるかが問われるでしょう。まずは、EIがどういったものかセミナーなどに参加したり、書籍を読んでもいいでしょう。
ソフトスキルのニーズは定番化、いつの時代も求められるスキルを備えたい
創造性や協調性、説得といったスキルは、同僚や上司、顧客とどのように協力し、新しい魅力ある商品やサービスを生み出せるかに関わってくるでしょう。最も需要が高いとされる5つのソフトスキルのうち上位4つは毎年高い注目を集めるスキルで、これからも長く必要とされるでしょう。
一方でタスク指向の強いスキル「時間管理」は2019年の5位からは姿を消し、代わりに「感情的知性」がランクインしました。タスク指向のスキルは仕事を成功に導くため今後も重視されそうですが、企業は雇用主や同僚、上司とスムーズに仕事ができる人を求めているようです。
これからのスキルアップの参考に
2020年は急速に変化し続ける環境に対応できるハードスキルとともに、上司や同僚、顧客と円満な人間関係を構築し、最高のパフォーマンスを発揮できる対人関係スキルや感情的知性、これらのスキルを企業が必要としていることが見えてきました。
一見、まったく異なるスキルが同時に求められているようですが、絶えず変化する状況への対応力という点では共通していると言えるでしょう。これからのスキルアップにおいて参考にしてみてくださいね!
提供・UpU
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