8.巌流島(山口)
2人の剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎による「巌流島の戦い」で知られる「巌流島(がんりゅうじま)」は、関門海峡に浮かぶ周囲約1.6キロメートルの無人島。唐戸市場の近くにある「唐戸ターミナル」または、福岡・門司港にある「マリンゲートもじ」から船で行くことができます。
島での一番の見どころは「武蔵・小次郎像」。関門橋と関門海峡を背景に、決闘の様子を再現しています。
9.九龍島・鯛島(和歌山)
「九龍島(くろしま)」は古座川河口沖1kmほどの場所に浮かぶ、周囲2kmほどの小さな無人島。島の頂上には漁業の守り神を祀る「九龍島神社」が鎮座しています。また海賊伝説があり、海賊の住み処と呼ばれる洞窟も見られます。バラエティ番組『いきなり黄金伝説』の無人島0円生活のロケ地となったことでも知られ、夏には海水浴をはじめとするレジャースポットとして人気です。
また隣には、名前のとおり鯛のような形をした「鯛島」があります。
九龍島までは古座港から渡し船で訪れるか、あるいはシーカヤックツアーなどに参加して上陸することもできます。
10.咸陽島(高知)
宿毛湾に浮かぶ二つの小さな無人島・咸陽島(かんようとう)。干潮時には砂浜の道が現れ歩いていくことができます。
11月中旬〜2月上旬にかけて見ることができる「だるま夕日」の鑑賞スポットとしても有名で、綺麗なだるまの形になるのは年に10回ほどと言われています。そのため「幸運の夕日」とも呼ばれます。
11.沖の黒島・陸の黒島(和歌山)
枯木灘に浮かぶ無人島。陸に近いほうが「陸の黒島」で、さらに沖にあるのが「沖の黒島」です。海流が「陸の黒島」にぶつかり二つにわかれる波が、また一緒になる「婦夫波(めおとなみ)」が発生することでも知られています。
婦と夫が反対になっているのは、女性が強い時代だからとのこと。恋人岬から眺める「婦夫波」は、すさみ八景のひとつになっています。渡し船で行くことができ、釣りのスポットとして人気です。