5.竹島(愛知)
三河湾に浮かぶ無人島で、長さ387mの竹島橋を渡って上陸することができます。竹島橋は”縁結びの橋”ともよばれ、カップルや夫婦で訪れた際には中央を開けないようにして歩いてくださいね。
竹島には283種の暖地性常緑植物が自生し、昭和5年(1930年)には国の天然記念物に指定。また島の中央部には、開運や縁結びの神様をまつる「八百富神社」があります。”竹島弁天”ともよばれ日本七弁天のひとつとされています。
三河湾に夕日が沈む時間帯になると橋がライトアップされるので、夕暮れに訪れるのもおすすめです。
6.端島(長崎)
長崎港から南西の海上約17.5kmの場所にある、通称”軍艦島”とよばれる島。大きさは南北に約480m、東西に約160mととても小さく、明治から昭和にかけて海底炭坑によって栄えました。最盛期の1960年(昭和35年)には、当時の東京都区部の9倍もの人口密度でしたが、1974年(昭和49年)に閉山、現在は無人島になっています。
2015年、「明治日本の産業革命遺産」を構成する資産のひとつとして世界遺産に登録され、現在はツアーでのみ上陸が可能です。高層ビルが建ち並ぶ側には安全面から訪れることはできませんが、かつての炭坑の現場を含め3つの見学スポットに立ち入ることができます。
世界的に類を見ない島の成り立ちにも驚きますが、ガイドさんが当時の過酷な労働環境についても教えてくれ、炭坑という仕事や日本の歴史について深く考える機会となります。
7.真宮島(山口)
道の駅「サザンセトとうわ」の裏手に浮かぶ無人島「真宮島」は、干潮時刻の前後3時間(干潮時刻が14時の場合、11時~17時)だけ姿をあらわす道を歩いて渡れる神秘的な島。最近では写真映えスポットとしてだけでなく、恋愛成就のパワースポットとして、カップルや恋愛成就を願う女性たちから人気を集めています。
もし干潮時刻の3時間前より早く着いてしまった場合は、時間まで道の駅で過ごすのがおすすめ。お土産の購入にぴったりの物産館や、郷土料理レストラン、ご当地ソフトが味わえるソフトクリームコーナーなどがあります。