14. 長崎市野口彌太郎記念美術館

日本の近代絵画史に大きな足跡を残したフォービズムの巨匠で、また長崎にもゆかりの深い洋画家・野口彌太郎を紹介する記念美術館。昭和初期のヨーロッパ滞在時に描かれたものから、晩年に至るまでの作品約340点を収蔵し、年2回の展示替えを行いながら常時40点ほどが展示されています。油彩を中心に水彩やデッサンなど、野口彌太郎の画業の全体像に触れることができます。

15. させぼ五番街

photo By Atsasebo CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons

佐世保駅みなと口から出て、徒歩約1分で見えてくるのが「させぼ五番街」です。佐世保港に面したウォーターフロントの大型商業施設で、スターバックスやTSUTAYAなどの有名店をはじめ、スーパーやレストランなど多数のお店が入っているので、雨の日でもゆっくりデートが楽しめます。

「させぼ五番街」には、全国チェーンを含めさまざまな飲食店が入っていますが、佐世保らしいグルメも揃っています。ご当地グルメの代表格・佐世保バーガーの名店「ハンバーガーショップ ヒカリ」と、レモンステーキが味わえる「レモンド レイモンド」は外せないですよ!

16. 銀水

古くから「水の都」と呼ばれている長崎県島原市。雲仙山系の伏流水が市内随所から湧出し、全国名水百選にも選定されています。その為、湧き水で作る白玉粉のデザート「かんざらし」もご当地甘味として人気です。

「銀水」は、もともとは大正4年創業の元祖かんざらしのお店でしたが、20年程空き家となったのち、市が改修を行い名店の復活に至りました。多くの著名人にも親しまれた当時の味をそのままに、新たなお店として親しまれています。

photo by まっくろくろすけさん

お店の縁側からは、湧水のある風景を眺められます。もちっとしたお団子と上品な甘みのシロップがベストマッチの、島原ならではのスイーツをいただいてみてください。

17. 出島和蘭商館跡

扇型の形をした人工島である「出島」は、日本で唯一西洋に開かれていた貿易の窓口でした。大正11年(1922年)に「出島和蘭商館跡」として国指定史跡となり、貿易が行われていた当時の建物の復元がつづいています。

見どころのひとつが「カピタン部屋」。オランダ商館長(カピタン)や商館員たちが暮らしていた建物で、35畳の広さを誇る大広間では、牛肉やワインなどをテーブルに並べてクリスマスパーティーを行っていた様子が再現されています。