皆さんはドライカットをされたことはありますか?普段美容院に行くとまずシャンプーもしくは濡らしてからカットの作業に入る担当者が多いです。それは日本人の髪質にも関係があるのです。ではドライカットののメリットとデメリットを見ていきましょう。
美容院のドライカットとウェットカットの違いとは?
美容院のドライカットとウェットカットの違いとは|技術
そもそもドライカットとはどんなカット技法なのでしょう。読んで字のごとく髪の毛が乾いた状態でカットすることを指します。毛先をそろえるだけならそのままカットする人もいますが、あまり好んでドライカットをする美容師は少ないようです。それはやはり高い技術が必要だからのようです。
ほとんどの美容室ではウェットカットを経験された方が多いと思います。ドライカットとは逆に濡れた状態でカットすることを指します。美容師のカット技法は基本的にウェットカットで学びます。長さ極端に変える人や刈り上げるほど短くする人などは濡れているほうがカットがしやすいのです。
美容院のドライカットとウェットカットの違いとは|時間
ほとんどの美容室ではウェットカットを経験された方が多いと思います。美容師のカット技法は基本的にウェットカットで学びます。長さ極端に変える人や刈り上げるほど短くする人などは濡れているほうがカットがしやすいのです。
男性がカットするときははぼウェットカットになると考えましょう。そもそも美容院に行くとカウンセリングをした後は担当者に代わりアシスタントがシャンプーをしてくれることが多いです。この人が施術者がチェンジすることで美容院にお客様がたくさん入店していても円滑に営業することができます。
美容院のドライカットのメリット5選
美容院のドライカットのメリット①くせ毛を見ながら切れる
美容院のドライカットのメリットの1つ目はくせ毛を見ながら切れることです。カットをするときに一番大切なことは一人ひとり違う生えくせを見極めたカットができるかどうかです。パーマなどは濡らしたほうがわかりやすのですが、本来の生えくせ等は濡れてしまうとある程度落ち着いてしまうので見極めが難しくなります。
初めていった美容院などでは最初に濡らす前にカウンセリングを行います。髪の毛が乾いている状態、そしてお客様がいつも手入れしているであろう髪型を観察することでその人独特の生えくせを見極めるのです。つむじや前髪など流れる方向や分け目のくせを見ることがスタイルチェンジの際抑えておくポイントになるのです。
生えくせや髪の毛の流れる方向は部分によっても全然変わります。前髪はストレートなのに後ろ髪はパーマを当てたようにくせがある人もいます。ドライカットはくせを抑えたヘアスタイルを作るにはわかりやすいカット方法です。
美容院のドライカットのメリット②再現性がある
美容院のドライカットのメリットの2つ目は再現性があることです。髪の毛が乾いた状態でカットをすることで実際にどこに手を加えるべきかがよくわかります。髪の毛の多さは濡れているとわかりにくいですが、ドライカットにすると右が多くて左は少ないなどわかりやすいです。
乾いている状態というのはお客様が家で実際に自分が乾かしたやり方なので特に美容師の手が加わっているわけではありません。その上でカットをしてくれているわけですので再現性が高くなります。あまりに髪のおさまりが悪い人は乾かし方のレクチャーを受けましょう。
美容院のドライカットのメリット③動きを出しやすい
美容院のドライカットのメリットの3つ目は動きを出しやすいことです。ウェットカットとは違いくせもある状態なので、短くしたり毛量を調節することで髪の毛を動かしやすくなります。つまりアレンジのしやすい髪型にできるのです。
例えばショートボブで、仕上がりをふんわりさせたいとします。そんな時は表面の髪の毛をすくってその下を少しまびきます。まびくというのはスキバサミではなく普通のハサミでミリ単位で毛束を少し切り取ります。するとそこに空間ができて表面の動きを出すことができます。
美容院のドライカットのメリット④シャンプーなしなので移動がすくない
美容院のドライカットのメリットの4つ目は最初にシャンプーなしなので移動がすくないことです。こちらは具体的にはお客様目線のメリットとなえります。たいていの美容室では最初に席に座ってカウンセリングをしてシャンプーをしてからカット、また最後にお流しをして最終仕上げが多いです。
しかしドライカットとなると、一度流すだけで済むため最後のお流しだけの移動で済みます。あまりスキバサミを入れない時はお店によっては流さないケースもあります。高齢者や歩くのが大変な場合はおすすめです。何よりドライヤーをする時間も省略できます。
美容院のドライカットのメリット⑤仕上がりがイメージしやすい
美容院のドライカットのメリットの5つ目は仕上がりがイメージしやすいことです。その場で実際に切った雰囲気が見えるので仕上がりのイメージもしやすいです。美容師のセンスや上手、下手もありますがドライカットをすること自体に高い技術が求められます。
無造作ヘアを作るときはドライカットのほうが部分的調整もできますので比較的切りやすいです。乾いた状態で必要なところにハサミを入れているので髪型の持ちもよいです。ヘアスタイルによって切り方を変えてくれる美容師は技術が高いと考えられます。