美容院のドライカットのデメリット5選
美容院のドライカットのデメリット①髪の毛のダメージが大きい
美容院のドライカットのデメリットの1つ目は髪の毛のダメージが大きいことです。元々東洋人は西洋人よりも髪の毛が太いくて硬いです。よく言えば艶があってきれいなのですが、芯がしっかりしているためドライカットで切るのはハサミも傷んでしまいます。
髪の毛を濡らしたほうが柔らかくなり全体的お落ち着くので、カットしやすい状態になります。最近はレザーを使う美容師は少なくなりましたが、ショートカットにするときなどに使用されていました。レザーをドライカットで活用しようとされば痛みがひどくなるでしょう。
美容院のドライカットのデメリット②ラインを出すカットは難しい
美容院のドライカットのデメリットの二つ目はラインを出すカットは難しいことです。切りっぱなしボブやパッツンのようにしっかりラインを出すようなデザインにはドライカットは不向きです。乾いた状態では動きを出すことがしやすい代わりに長さを決めるのは難しいです。
大きくスタイルチェンジをするときなどはウェットカットにするほうが良いです。髪の毛をしっかり濡らして、ブロッキングをとり長さを決めていきます。ブロッキングとは部分的に髪を分けてカットをするための下準備です。これをすることでスムーズな施術ができます。
美容院のドライカットのデメリット③時間がかかる
美容院のドライカットのデメリットの3つ目は時間がかかることです。最初にお話しした時には、シャンプーなし、髪が濡れていないのでドライヤーを使う手間が省かれると伝えましたが、髪の毛の量を調節するのはウェットカットのほうがスムーズです。逆に言えば濡れているとすきすぎてしまいやすいとも言えます。
その点、毛量のバランスを見ながらスキバサミを使ってコントロールしていくので時間がかかります。スキバサミを使って髪の毛を切るのももちろんいいのですが、ドライカットの場合は間引きを使うことが多いです。ハサミで少しずつそいでいくので仕上がりはよいですがその分細かい作業になります。
美容院のドライカットのデメリット④髪の毛に摩擦がおこる
美容院のドライカットのデメリットの4つ目は髪の毛に摩擦がおこることです。ダメージがあることと似ていますが、ドライカットはハサミが滑りにくいので摩擦が起こります。スキバサミは特にギザギザになった作りなので、間に髪の毛を挟んでしまうことが多いでしょう。
ハサミと髪の毛だけの問題でもありません。髪の毛同士がこすれあうことも摩擦になりますので本来髪の毛にはよくない行為です。髪の毛の艶はキューティクルがちゃんと閉じているかどうかと適切な水分が保たれているかがポイントとなります。
髪の気が絡まってしまったり、毛先のダメージで傷んでしまったりしている場合が一度髪の毛を濡らしてトリートメントをつけて毛並みを整えましょう。髪の毛のキューティクルを整えるように乾かしながらブローするだけでも髪の毛がしなやかになります。
美容院のドライカットのデメリット⑤カットしづらい
美容院のドライカットのデメリットの5つ目はカットしづらいことです。美容師は元々濡らして切る、ウェットカットをベースに専門学校で勉強しています。お店の方針にもよりますが、ドライカットの経験が少ない担当者が多いです。
時間がかかることも、切りやすいヘアスタイルが限定されることもありますのでドライカットに慣れていない美容師が大半です。もちろん上手、下手などは関係なくドライカットを頻繁にしているかどうかです。初めてのお店でドライカットで切ってもらうかどうかは美容師の判断に任せましょう。
ドライカットをお願いする際はデメリットを理解しておこう
ドライカットとウェットカットはどちらがいいとは言い切ることができません。どちらにもメリット、デメリットがあります。髪質やくせ毛ももちろんのことですが、どんな髪型にしたいのか、大幅なスタイルチェンジなのかも大きな判断材料になります。最後は美容師がどちらがいいのか判断して施術に入るでしょう。
でも極端に髪が細くて柔らかい人や、髪の毛のダメージが気にある人はこれ以上の痛みを伴わないためにもなるべくウェットカットにしてもらえるように担当者にあらかじめ相談しましょう。初めて訪ねるところであれば、顧客シートの最後にドライカットは苦手と記入すればスムーズです。
ドライカットを希望するときはその旨も伝えましょう。少しでも違和感があると信頼関係が保てなくなりこうしてほしいという要望を伝えにくい状況になってしまいます。プロセスも仕上がりも満足できる美容院を見つけましょう。髪型に悩む人のためにこちらも参考までに合わせてご覧ください。
提供・BELCY
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