自分の将来像をイメージし明確に行動する
転職というのは将来を左右する大きな出来事です。
だからこそ自分の将来をきちんとイメージし、目標に向かって行動することが大切です。
ステップアップしたい
今の仕事からよりステップアップするための転職を考えている人もいるでしょう。
自分のした仕事がどのようにステップアップできるのか、判断材料としてまずは年収です。
中には「やりがいがあるから年収は下がってもいい」という人もいるかもしれません。それでこの先不満なく働けるのなら大丈夫でしょう。
今いる会社で「確実に年収以上の仕事をしている」と具体的に考えらたらステップアップするときかもしれません。
結婚を考えているのかどうか
転職を考えているあなたは将来結婚を考えていますか?
考えているなら相手はいますか?
結婚を考えていない場合は話が早く、男性と同じ土俵に上がることも可能です。
身軽で転勤可能、男性と同じように働けるのであればかなり間口が開かれます。
結婚を考えない女性なら男性よりも有利な場合もあるのです。
将来結婚を考えている相手がいて転職をしたい人は、その相手と結婚することを踏まえて
転職を考えるのがベストでしょう。
結婚、出産を得ても共働きでやっていける会社かどうか、福利厚生がしっかりしているかも大切になってきますよね。
結婚したいが、特に相手がいない人は現時点で縛りをかけずに会社選びをしたほうがいいと思います。どっちつかずになると心が不安定になりいつまでたっても煮え切らないままになりがちです。
専門分野を学びたい
転職する理由が「専門分野にいきたい」一度は普通に就職したものの将来を考えると専門的な仕事をしたいという人もたくさんいます。
どの分野にいくかはそれぞれですが、その分野に合わせた資格が必要な場合がほとんどでしょう。
金融や保険業務ならファイナンシャルプランナーや証券アナリストなどがあれば有利ですし、看護師なら国家資格は必須です。
私の友人で30代で看護師を目指した友人が2人います。
まず看護学校に行かなければなりませんので、入学前に1年間の猛勉強と3年分の学費+生活費を貯める必要がありました。
その4年の間、2人の友人は看護師を目指して猛勉強をし現在は一人前の看護師としてそれぞれ活躍しています。
別の友人は今年医療事務の資格とドクターズクラークの資格を取り、これから就職活動するところです。
こちらは合わせて1年かからず取れたそうです。
医療事務やドクターズクラークは働きながら勉強できるので、在職中に取れる資格であればそのほうが気持ちが楽でしょう。
介護職や美容師などは働きながら資格を取得することができるので、何を目指すかによって準備期間が変わってきます。
30代転職の成功のカギとは?
30代独身女性の転職を成功させるにはどんなことが必要でしょうか?
自分が持つすべてのスキルや長所、あらゆる利点も考慮していく必要があります。
ときには人脈も視野に入れて幅広く活用していかなければなりません。
自分を生かせる得意分野
現在の職場ではどのような仕事をしていますか?
自分を振り返って得意なことを書き出してみましょう。
例えば、
- 顧客の苦情電話の対応には慣れている
- 計算や記憶力がいい
- パソコンのスキルが高い
- 接客に慣れている
- 会社や社会に貢献したい気持ちが強い
- 地道な単純作業にも手を抜かない
- 人見知りをしない
など自分の良いところをいくらでも挙げてみてください。
場の空気が読めるなどもいいです。
社会人なら当たり前と思われることでも、あなただからできることが見えるかもしれません。
現職で何に携わり、どのようなスキルがあるのかを明確にしておくことが大切です。
パソコンのスキルがあるが、履歴書に書く資格がないのなら資格だけ取ることもできるし、自分に有利な資格はどんどん手に入れていきましょう。
そして準備ができたら直ちに転職に向けて動いていきましょう。
実際に就職には年が若いほど有利なので、35歳を超えるとまた壁が厚くなってしまうのです。
どんな信念を持つか、どんな自分になりたいか
信念というと、崇高な志に聞こえるかもしれませんが利己的な理由でも信念には変わりありません。
手に職を付けて、「一生困らないように働きたい」「生活に困らないようにしたい」「どうしても諦めきれない職業にチャレンジしたい」そういった思いも大切だと思います。
30代になって新たなステージでスタートするということは、生半端な気持ちではなく本気で自分を見つめなおす必要があります。
今いる会社を辞めてしまうともう元には帰ることができませんから、後悔しないためにも自分の強い思いが必要になってきますよね。
まずはどんな自分になりたいか。を原点に自分の手持ちスキルや人脈を使っていくことも大切です。