合わない上司とうまく付き合うには分析が大事!
より良い関係を築くには相手を知ることが大切ですよね?それは合わない上司に対しても同じです。
というわけで、ここからは部下から「合わない」と思われがちな上司のタイプを大きく5つに分けて紹介します!
職場に苦手な上司がいる人は、その上司がどのタイプに当てはまるかチェックしながら目を通してみてくださいね。
性格や価値観が合わないタイプの上司
1つ目は、自分と性格や価値観が合わず、「人として無理…」と思ってしまうタイプです。
これは上でも触れましたが、上司の言動に問題がなくても、自分との違いに不快感を覚えて苦手意識を抱いてしまうパターンですね。
初めのうちは「個性だから」と受け入れられても、だんだん不快なものに変わってしまいます…。
感情が態度に出やすいタイプの上司
2つ目は、感情が態度に出やすく周りを委縮させるタイプです。
このタイプの上司は感情のコントロールが苦手なので、嫌なことや気に入らないことがあると関係のない部下に当たり散らす傾向にあります。
また、思ったことをストレートに言ってしまう上司もこのタイプに当てはまるでしょう。相手が傷つくような言葉も本人は悪気なく口にします。
自分が1番でプライドが高いタイプの上司
3つ目は、自分が大好きでプライドが高いタイプです。
このタイプの上司は「自分の考えが正しい」と思い込んでいる節があり、周りの意見をなかなか聞こうとしません。
また、「注目の的になりたい」とか「周りからチヤホヤされたい」といった思いが強く、常に自分が人の輪の中心にいないと気が済まない傾向にあります。
部下に無関心なタイプの上司
4つ目は、指導やフォローを一切しないような部下に無関心なタイプです。
また、表向きは部下を気を使う素振りしていても、内心は「どうでもいい」と思っていることが丸わかりの上司も同じです。
それから、場の空気を読んだり部下の気持ちを汲み取るのが苦手な上司も、このタイプに当てはまるでしょう。
自分の評価が大事なタイプの上司
5つ目は、出世欲が人一倍強く自分の評価を常に気にしているタイプです。
このタイプの上司は、自分の評価に傷がつくことを恐れ、部下に自分の失敗や責任をなすりつけたりします。
また、昇進のために部下の手柄を横取りしたりすることも…。
原因や上司の特徴がわかったら対策を!タイプごとの対処法はコレ
合わないと感じる原因や上司のタイプがわかれば対策も練りやすいでしょう!
そこで、ここからはタイプごとの対処法をご紹介します。
上司との関係に悩まされている人は、ぜひトライしてみてくださいね。
性格や価値観が合わないタイプ:深く関わらない
上司の性格や価値観を変えるのは難しいです。
そのため、こちらが精神的に参ってしまう前にその上司と距離を置くことが対処法になります!
仕事に支障が出ない程度にその上司と接する機会を徐々に減らしてみましょう。
例えば、こちらからは必要以上に話しかけない、可能であれば報告をメールで行うといった感じです。
そうやって適度に距離を取っていれば、いつか上司または自分が異動や転勤になり自然に離れられる日が来るかもしれません。
■ 自分と違う点や共通点を探してみる
上司の性格や価値観の中で自分と合わない部分を把握して、何か気に障ることを言われたときはサラッと流せるように心構えをしておくことも大切です。
逆に、自分との共通点を見つけることで上司に親近感や好意がわく可能性もありますよ!
感情が態度に出やすいタイプ:積極的にコミュニケーションを取る
感情が態度に出やすい上司に対しては、こちらから積極的にコミュニケーションを取るのが有効です!
普段からこまめにコミュニケーションを取っておくと、その上司がどんなことで上機嫌または不機嫌になるのかが少しずつわかってきます。
すると、こちらの言動で上司の感情をある程度コントロールできるようになるはずです。
コントロールとまでは行かなくても、ちょっとした雑談でその場を楽しい雰囲気にして上司の機嫌を取ることはできるでしょう。
■ 上司の機嫌が悪いときはどう接する?
機嫌が悪いときは上司を刺激しないようにしましょう!
上司が近寄るなオーラを出しているときは1人にして、当たり散らしてきたときは冷静に話を聞いてあげると良いです。
不機嫌な上司を相手にするのは特にストレスがたまると思いますが、「感情のコントロールができない上司は小さな子供と同じ」と考えて接すると、心が少し楽になりますよ。
自分が1番でプライドが高いタイプ:承認欲求を満たしてあげる
プライドが高いタイプの上司は、「自分を認めて欲しい!」という思いが強い傾向にあります。
よって、上司の言動は受け入れて承認欲求を満たしてあげることで、理不尽な攻撃を防げるでしょう!
雑談では「さすがです」「すごいですね」など、上司を持ち上げる言葉を適度に入れてあげると、相手を上機嫌にすることができます。
こちらに好印象を抱かせることで、良い関係を築きやすくなるはずです。
ただし、褒めすぎてわざとらしくならないように注意してくださいね。
■ 主張や交渉はタイミングを見て行うのがベター
上司の言動に納得できなくても、とりあえずその場では従う振りをして、「尊重してます!」アピールしておくのが無難です。
このタイプへの対応は上司のペースに合わせることが重要になります。
主張や交渉も上司の機嫌とタイミングを見計らって行うと、成功する確率が高まるでしょう!
部下に無関心なタイプ:こちらの考えや気持ちを伝える
部下への興味が薄かったり他人の気持ちを汲み取るのが苦手なタイプは、こちらの意見や気持ちをはっきり伝えることが対処法になります!
上司の言動に違和感を覚えたら、遠慮せず思ったことを伝えてみてください。
素直に伝えることで、上司もこちらの思いに気付いて言動を改めてくれるかもしれません。
■ 自分の思いを伝えるのが難しいときは?
こちらの意見や気持ちを上司に伝えることが大事と言いましたが、「上司相手にはっきり言えない…」という人も少なくないでしょう。
そんなときは、味方を集めて複数人で上司に気持ちを伝えるのも方法の1つです!
仲間がいれば少し言いにくいことも伝えやすいのではないでしょうか?
自分の評価が大事なタイプ:合わない上司より上の立場の人に相談する
自分の評価が1番なタイプには、より上の立場の人に相談するのが効果的な対処法になります!
これまで築いてきた評価に傷がつくのを嫌がるタイプだからこそ、上から注意されれば一気に大人しくなるでしょう。
監視の目があるとわかれば、失敗や責任を部下になすりつけたり手柄を横取りしたりすることもなくなるはずです。
■ 自分が相談したことがバレたら上司に仕返しされない?
上に告げ口したことが上司にバレたとしても、仕返される可能性は低いと考えられます。
というのも、このタイプは地頭が良い傾向にあるからです。
頭が良い人なら、上から一度注意を受けている状態で自分の評価がさらに下がるような言動は取らないでしょう。
したがって、上とつながりがあるとわかっている相手に仕返しをすることもないはずです。