やってはいけないことはどれ?仏滅の日の過ごし方
6日に一度の頻度でやって来る縁起の悪い仏滅の日を、どう過ごせばいいか悩みますよね。
万事凶、とされている仏滅のあれこれを調べてみました。
結婚や契約、引っ越しなどの中で、縁起が悪いからお勧めできない、とされているものはどれでしょうか。
仏滅の結婚式や入籍はやっぱり凶?
仏滅に結婚式を避ける人は、現代においても少なくありません。
結婚や入籍は、人生においても非常に重要な記念日ですので、できれば仏滅以外にした方がいいと言われています。
仏滅の日で具体的に「避けるべき」とされているのが、この「入籍や結婚などのお祝い事」です。
このため仏滅を気にしてしまう人もいるでしょう。
一生の記念日となるこの日を、できるだけ良い日にしたいと考える人も多いはずですので、夫婦となる二人の合意の上で、仏滅を避けるのもいいです。
しかし縁起が悪いというのはあくまで気持ちの問題であり、実際に悪いことが起きるというわけではありません。
他の占いでは「大吉」となる可能性も十分あるので、仏滅だけを気にしなくてもいいでしょう。
また、思い入れのある日や二人の共通の休日など、その日を選びたい事情は誰しもあるはずです。
仏滅であれ、気にせずに自分が好む日付を選ぶといいでしょう。
■ 【結論】条件付きでOK
仏滅の結婚式や入籍については、二人や親族の同意があるのならば、選んでも問題ありません。
しかし中には縁起を気にする人もいるので、最初から相手の意見を無視するのではなく、よく話し合って日にちを決めるといいです。
最終的に、結婚する二人の意志で選ぶといいでしょう。
仏滅に手術は不吉?
何事に対しても凶、とされる仏滅ですが、緊急性が高い手術や入院の日取りを「仏滅だから避けよう」とすることは、凶を避ける意味合いでも本末転倒です。
手術や入院は健康のために重要なことですので、暦上の吉日や凶日を考える必要性はありません。
仏滅に入院や手術をしたからと言って、病気やケガが悪くなるということは冷静に考えればありえるはずがないのです。
仏滅の日のお参りはダメ?
仏滅は「何をやっても凶」とされるため、神社仏閣へのお参りを避けるべきか悩むかもしれません。
しかし仏滅と神社は無関係ですので、気に留める必要はないでしょう。
同様に、お寺参りや初詣に行くのも問題はないようです。
■ 墓参りや命日も、問題なし
気になるのが、馴染み深い故人の墓参りや命日のお参りです。
この場合も仏滅を気にする必要はありません。
大事なのは故人への想いであり、日取りは無関係でしょう。
■ お宮参りや七五三は、選べる日が他にないなら問題なし
お宮参りや七五三などの子供のお祝い事については、一般的に仏滅は凶とされています。
しかし七五三は参拝客で混み合う時期ですので、予約が取れた日を優先するといいでしょう。
日にちよりも、お祝いする心が大事です。
神様は吉日であろうが凶日であろうが、お子様の誕生を天より祝福してくれるでしょう。
仏滅に物を買うのは凶?
買い物を仏滅にしてはいけないのか、不安になる人がいるかもしれません。
結論を言えば、全く無関係です。
日取りよりも、必要な時やセールであることの方がよほど家計には重要でしょう。
実際に、日用品や食料品の購入に対して仏滅を気にする人は、ほとんどいないようです。
大きな買い物をするのに凶日を気にする人もいるようですが、どうしても気になるのならば仏滅よりも「不成就日」を気にした方がいいかもしれません。
仏滅に旅行に行くのは凶?
楽しい旅行を計画していると、ワクワクしてしまいますね。
しかしもし、仕事などの休みの都合上、出発日が仏滅だったら?
「万事凶」とされる仏滅ですが、旅行についてはそこまで影響は及ばないようです。
多忙な現代社会、繁忙期や旅行相手の都合など、なかなか理想的な吉日で旅行をすることは難しいでしょう。
仏滅の旅行は凶を招く、ということはなさそうなので、安心して羽を伸ばすといいですよ。
仏滅の引っ越しは凶?
転勤による転居など、人生には引っ越しをすることがあります。
仏滅の引っ越しは凶とされていますが、急な転勤では日にちを選ぶことが難しいでしょう。
特に繁忙期とされる3月は、希望通りの日に引っ越し業者と契約できないこともありそうです。
無理に仏滅以外を選ぶのではなく、臨機応変に最も自分にとって都合のいい日を選ぶといいでしょう。
仏滅は契約に不向き?ダメなものとは?
様々な事柄に対して凶とされる仏滅ですが、契約やローンなどを組むには良くない日となるのでしょうか。
車の納車や不動産の契約など、一部「良くない」とされるものがあるようです。
しかし「この日しか休めない」などの理由がある場合、必要以上に気にしなくてもいいでしょう。
■ 【結論】条件付きで問題なし
家を買うなど不動産や、車の納車の場合、縁起の良し悪しを非常に気にする人もいるようです。
その場合、よく話し合うといいでしょう。