住宅ローンの借り入れを開始する年齢が高かった

35年の住宅ローンを利用する家庭も多いですが、借り入れを開始する年齢が高いと完済年齢が定年退職後になります。

定年退職後に再就職や投資の配当などで収入を得る目途がない場合、それまでの貯金や退職金で繰り上げ返済する必要があります。「貯金を計画的に貯められなかった」「思うような退職金を得られなかった」というケースは危険です。

支出の管理を徹底しよう!

年収1,000万円と高収入家庭であっても、支出が多すぎると住宅ローン破産してしまう危険があります。

不測の事態や定年後の返済に備えて、定期的に貯蓄をしていない家庭も注意が必要です。この記事を読んでドキっとした方は、ぜひ家計の見直しをしてくださいね。

参照:国税庁「民間給与実態統計」

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。現在はファイナンシャル・プランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆中。

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