◆もち麦で作る、主菜メニュー
和食のイメージが強いもち麦ですが、洋食にも対応できてしまうのです。しかも主食ではなく主菜。ボリュームたっぷりのハンバーグに挑戦してみましょう。先程作ったゆでもち麦が登場しますよ。
☆もち麦入りハンバーグ
材料(1人分)
玉ねぎ 小1/2個(80g)
a
牛挽き肉 80g
豚挽き肉 10g
※ゆでもち麦 20g
卵(溶く) 小さじ2(10g)
パン粉 小さじ2弱(5g)
塩 少々
ナツメグ 少々
トマトケチャップ 大さじ2(30g)
ウスターソース 小さじ2と1/2(15g)
オリーブオイル 適量
さやいんげん 適量
◆<作り方>
1. 玉ねぎはみじん切りにしてフライパンに入れ、オリーブオイルでじっくり弱火で炒めたら、粗熱を取る。
2. ボウルにaと1を入れ、全体をこねてハンバーグのたねを作る。
3. 2を好みの形に形成し、フライパンにオリーブオイルをひいて焼く。
4. bを合わせて別鍋で温め、ソースを作る。
5. 器に3を盛り、ゆでて3cmに切ったさやいんげんを添え、ソースをかける。
ハンバーグの具材にもち麦?と私も最初は疑いの目を向けていましたが、作ってみるとモチモチプチプチ食感が癖になります。お好みで、もち麦と挽肉のバランスを調整してもいいかもしれません。
他、オムレツや餃子や春巻きなどの具材にもアレンジ可能。「免疫力は急に身に付くものではありません」と本書。毎日の食事に無理なく加えて、内側から体のケアをしていきませんか。昔ながらの日本の食材、もち麦と味噌があなたをしっかり支えます。
<文/森美樹>
【森美樹】
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx