燕麦(オートミール)の栄養について

燕麦(オートミール)の基本の食べ方|おいしい調理方法と栄養も解説
(画像=『yoganess』より引用)

オートミールは燕麦を精白せずに外皮がついたまま加工されているため、体に良い栄養素がたっぷり含まれています。

オートミールの栄養面での特徴は次のとおり。

  • 食物繊維が豊富
  • 低GI食品
  • タンパク質やミネラル分も豊富

では順に見ていきましょう。

食物繊維が豊富

オートミールは食物繊維が非常に多く含まれている食品です。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類あり、水溶性と不溶性の比率は「1対2」が理想だと言われています。

そしてオートミールの食物繊維は、まさにこの「1対2」の比率。

オートミールを食べると「お腹がすっきりする」という方が多いのは、このような理由からでしょう。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の特徴は次のとおり。

  • 水溶性食物繊維:便を柔らかくする
  • 不溶性食物繊維:便の容量を増やす

1つの食品で2種類の食物繊維がバランスよくとれるなんて、手軽でうれしいですよね。

水溶性食物繊維に含まれているβ-グルカン

水溶性食物繊維に含まれる「β-グルカン」は次のような作用が期待できます。

  • 腸内環境が良くなる
  • 免疫力がアップする
  • コレステロール値が安定する

腸は「第2の脳」とも呼ばれている大切な臓器。

健康のため、腸内環境は常に良い状態を保っておきたいものです。

オートミールは低GI食品

オートミールはGI値が低い「低GI食品」です。

GI値とは、食後の血糖値の上がり方を食品ごとに数値化したもので、低GI食品には次のような特徴があります。

  • 血糖値のコントロール
  • お腹の持ちが良い(間食が減る)
  • セカンドミール効果

セカンドミール効果とは、低GI食品を食べるとその効果が次の食事でも期待できること。

例えば朝にオートミールを食べると、昼食時の血糖値コントロールも期待できます。

タンパク質やミネラル分も豊富

オートミールは穀物なのにタンパク質やミネラル分も豊富に含まれています。

美容に良いビタミンやミネラルはアンチエイジング作用が期待でき、タンパク質は筋肉を作るので基礎代謝を上げるのに役立ちます。

このように燕麦(オートミール)は栄養面でも非常に優れた食品なので、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてくださいね。

まとめ

燕麦(オートミール)の基本の食べ方|おいしい調理方法と栄養も解説g
(画像=『yoganess』より引用)

本記事では燕麦(オートミール)の食べ方と、栄養について解説しました。

燕麦(オートミール)は「手軽に調理できてアレンジ自在」「栄養も豊富」なので毎日でも食べたい理想的な食品です。

燕麦(オートミール)の食べ方をマスターして、健康な体を手に入れましょう。

提供・yoganess



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