清流を下るカヌー体験に絶景のしまなみ海道を走るサイクリング、讃岐うどんの手打ち体験など、四国でチャレンジできるおすすめのアクティビティ・体験をご紹介!アウトドアはもちろんのこと室内でできる体験もあわせて紹介しています。
1.しまなみ海道(広島〜愛媛)
瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島の島々を、全長約60kmの橋で結んだ道路。正式名称は「西瀬戸自動車道」といいますが、「瀬戸内しまなみ海道」の愛称で多くの人々に親しまれています。
しまなみ海道は、広島県の尾道市から、因島(いんのしま)、生口島(いくちじま)、大三島、伯方島(はかたじま)、大島と連なり、愛媛県の今治市へと続きます。広島・愛媛両県により自転車用道路の整備が進められており、サイクリストの聖地とも呼ばれています。
レンタサイクルターミナルに自転車&歩行者専用レーンが設けられ、推薦ルートの道標の青いラインが道路に引いてあるなど、サポートも充実。美しい瀬戸内海の絶景を眺めながら、サイクリングを存分に楽しめます。
2.とべもりジップライン(愛媛)
「とべ動物園」から池を挟んだ隣にある「えひめこどもの城」まで続くジップライン。全長730mもの四国最大スケールで、爽快な空中遊泳ができます。どうぶつ園内のタイガーヒル前からスタートし、観客とトラの声援を受け、空中へ飛び出します。スピードはあまり早くないので、子供から大人まで気軽にトライできますよ。
3.大歩危・小歩危(徳島)
吉野川の激流が2億年の時をかけてつくりだした、約8㎞にわたる渓谷で、大歩危の下流約3kmが小歩危と呼ばれています。「大股で歩いても小股で歩いても危ない」という意味から名付けられたと言われるほど、ダイナミックな断崖絶壁が続く渓谷です。大歩危は平成26年に国の天然記念物に、平成27年には国の名勝に指定されました。
おすすめは、レストラン「大歩危峡まんなか」から出航している遊覧船への乗船。船頭さんのガイドを聞きつつ、奇岩や巨石を眺めながら約30分ほどかけて船下りを満喫できます。
さらに日本一の激流と呼ばれる大歩危小歩危は、世界有数の「ラフティング」の名所でもあります。ダイナミックな絶景の中をゴムボートで進み、水しぶきを浴びるスリル満点の体験もできますので、刺激的なアクティビティをしたい方はぜひ試してみては?
4.日本ドルフィンセンター(香川)
穏やかな瀬戸内海で、イルカの見学はもちろん、様々な体験プログラムを通してイルカとの触れ合いが楽しめます。小さな子供も参加できる「餌やり体験」や、ハンドサインを覚えてイルカと友達になれる「トレーナー体験」、そして一番人気が「ドルフィンスイム」!実際に海に入ってイルカと一緒に泳ぐことができます。
またレストハウスにはレストランやイルカグッズを扱う売店があり、最上階はオーシャンビューが楽しめる展望台になっています。
5.仁淀川(高知)
きらめく宝石のような青い水は”仁淀ブルー”と評され、「全国1級河川平均水質ランキング」でも1位を獲得するなど、その美しさが話題となっている仁淀川。全長124kmで、四国三大河川のひとつに数えられています。支流にある「安居渓谷」や「中津渓谷」もまた透き通る水と自然美が堪能できます。
仁淀川では、屋形船でゆっくりと清流下りを楽しんだりもできますが、アクティブに遊びたい人には、カヌーやラフティングをはじめ、川底をみながら進めるクリアカヤック、SUP、キャニオニングなどがおすすめ。
5m以上もの透明度を誇る美しい清流を眺めながら、自然と一体化するような神秘的な体験ができます。
6.さぬき空港公園(香川)
高松空港に隣接する「さぬき空港公園」は、カントリーゾーン、ポートヒルゾーン、アドベンチャーゾーン、スカイゾーンの4つのエリアで構成されています。カントリーゾーンからポートヒルゾーンにかけて約1,000本のソメイヨシノが植栽されており、春にはお花見スポットとして人気!
ポートヒルゾーンには、遊具が備わるちびっ子広場や、人気のグラススキー場やそりゲレンデ、水遊びができる記念広場があり、アクティビティを楽しむ家族連れで賑わっています。アドベンチャーゾーンには、香川県最大級の芝生広場や飛行機を眺めることができる展望広場もあります。
7.阿波おどり会館(徳島)
徳島市のシンボル「眉山」のふもとにある「阿波おどり会館」は、提灯をイメージした逆台形のフォルムが特徴的。8月の4日間しか見ることができない阿波おどりを、一年中体験できるスポットです。
「阿波おどりホール」ではほぼ毎日、昼と夜に阿波おどりの公演が行われており、その熱気を肌で感じることができます。また公演中には、観客が舞台に上がって直接踊りを教えてもらうコーナーがあり、実際に阿波おどりをする貴重な体験が楽しめます(2022年8月現在は、コロナ禍のため自席で立ち上がってのレッスンに変更)。
8.道の駅 小豆島ふるさと村(香川)
目の前に瀬戸内海が広がる最高のロケーションを生かし、「遊ぶ・体験する・泊まる・食べる・買う」の5つを楽しむことができる滞在型・体験型の観光レクリエーション施設。物産館や手延そうめん館などの特産品販売や地元グルメが味わえる施設、さらにオートキャンプ場、ファミリープール、テニスコート、運動場、体育館などがあります。
体験メニューは、シーカヤックや釣りなどの小豆島の海を満喫できるアクティビティのほか、いちご狩りや、手打ちうどん体験など充実しています。「日本の夕陽百選」に選ばれた夕焼けを眺めながら、瀬戸内ならではの時間を過ごせますよ。