季節別の新生児の服装の選び方(1)春生まれにおすすめの服装
春生まれの赤ちゃんにおすすめの服装は、温かい室内で過ごす時とお出かけする時で少し異なります。暖かい日と寒い日が交互に訪れることが多い春は、1枚余分に着せて気温や室温に応じて脱ぎ着させるのが基本です。
春生まれの赤ちゃんは温かい室内で過ごす時はまず短肌着+長肌着+ドレスオールが基本です。短肌着はお腹までの短い肌着で、長肌着は足まである長い肌着です。生まれたての赤ちゃんはまだ動きも少ないため服装が乱れることがあまりなく、春先でも足先が分かれていないドレスオールが最も使いやすくオススメです。
赤ちゃんが少し成長して手足の動きが激しくなってきた時は長肌着やドレスオールでは裾が乱れてしまいますので、足先が分かれているコンビ肌着やロンパースに変更していくことになります。
春生まれの赤ちゃんがお出かけする時は肌寒い時のためにベストやカーディガンを上から着用させ、帽子や靴下おくるみなどで調整してあげると安心ですよ。春は突風が吹きやすい時期でもありますので、春のお出かけには風が吹いても肌蹴ない服装にしたいものですね。
季節別の新生児の服装の選び方(2)夏生まれにおすすめの服装
夏生まれの赤ちゃんにおすすめの服装は、短肌着+長肌着が基本です。
暑い夏は1枚でも大丈夫だと思う方もいるかもしれませんが、最近はどこの家庭でも夏はエアコンをつける事が多いため、短肌着1枚や長肌着1枚ではお腹が冷えたりして風邪を引いてしまうことがあるため注意が必要です。
赤ちゃんが少し成長してくると夏は短肌着+半袖で足先が分かれているロンパースが動きやすくオススメです。
夏生まれの赤ちゃんとお出かけする時は紫外線から肌を守るため帽子を着用させたり、またベビーカーの日除けを大きいものに変更するのも効果的です。赤ちゃんを抱っこして移動する時はママが日傘を差して赤ちゃんを夏の日差しから守ってあげると良いですね。
夏生まれの赤ちゃんは室内で過ごす時は体を冷やさないように、お出かけの時は紫外線を体に当てないようにしてあげるのが上手な洋服の着せ方です。
夏は赤ちゃんもたくさん汗をかきます。お出かけの時も定期的に赤ちゃんの首筋や背中に手をあてて、汗をかいているようなら体が冷える前に着替えをさせてあげるようにしましょう。
季節別の新生児の服装の選び方(3)秋生まれにおすすめの服装
秋生まれの赤ちゃんにおすすめの服装は、春生まれの赤ちゃんにおすすめの服装と同じく短肌着+長肌着+ドレスオールが基本になります。少し成長してきてからはコンビ肌着+ロンパースだと赤ちゃんが激しく動いても安心です。
秋生まれの赤ちゃんの場合は冷たい風から体を守る必要があるため、お腹が出ない服装を心がける必要があります。秋は季節の変わり目で風邪を引いてしまう子も多いので特に注意を払わなくてはいけません。
さらに秋生まれの赤ちゃんがお出かけする時は上記の室内の服装にプラスして厚めのカーディガンやおくるみ、保温効果の高い靴下や帽子などがあると完璧です。
子育て中は秋生まれの赤ちゃんのお出かけはなるべく日差しのある暖かい日を選び、気温が高い午後からお出かけするのがオススメです。秋は冬に向けて気温がグッと下がる日も出てきますので、早めに冬物の服装を準備しておくと安心ですよ。
秋生まれの赤ちゃんは生後まもなく冬が訪れることになりますので、体調管理や服装の管理はしっかり行いましょう。
季節別の新生児の服装の選び方(4)冬生まれにおすすめの服装
冬生まれの赤ちゃんにおすすめの服装は、短肌着+長肌着+冬物ドレスオール+冬物ベストが基本になります。少し成長した後はドレスオールなどが冬物ロンパースに変わります。
冬でも肌着は汗を吸い取り肌に優しい綿100%のものが良いですが、その上に着るものは冬の寒さを通さないキルト生地や綿入り生地など保温効果の高いものが必要になります。
冬用の保温効果の高いベビー服はもこもことした触感になり赤ちゃんの動きをさまたげてしまうことがありますので、体の大きさにピッタリと合ったサイズのものを選んであげなくてはいけません。
また冬生まれの赤ちゃんとお出かけする時は毛糸で編んだ帽子やミトンがあると温かさがキープできます。手芸が得意なママは冬生まれの赤ちゃんのために子育ての合間に手作りで帽子やミトンを編んであげるのも素敵ですね。
冬は空気は乾燥しやすく毛糸には静電気が溜まりやすい性質もありますので、室内にいる時は冬でも帽子やミトンは特に必要ありません。冬の子育ては室内と外気の気温差で赤ちゃんが風邪をひかないように注意してあげましょう。