積立NISAを始める月はいつがベスト?口座開設のタイミングやおすすめ証券会社も解説
(画像=fuelle編集部)
この記事でわかること
  • つみたてNISAはできるだけ早めに始めるのがおすすめ
  • 積立ニーサの1年は1月から12月まで
  • 始めるベストタイミングは1月
  • 年の途中から始めた場合はボーナス設定等で非課税投資枠40万円を使い切りたい

楽天証券でつみたてNISAを始める
(公式サイト)

積立NISAは何月からでも開始できる!

積立NISAは何月からでも開始できる!
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つみたてNISAはいつでも好きなタイミングで始めることができます。思い立ったらできるだけ早く始めるのがベストでしょう。積立ニーサにおける1年は1月~12月を指し、この間の非課税投資枠が40万円と決められています。

4月からの年度の変わり目ではないので注意が必要です。
使用しなかった非課税投資枠は翌年に繰り越すことはできず、12月末日で消滅し、翌年になると新たな非課税投資枠となります。

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積立NISAは早めに始めたほうがいい!

積立NISAは早めに始めたほうがいい!
(画像=fuelle編集部)

繰り返しますが、積立ニーサは、できるだけ早く始めることをおすすめします。その理由を一つひとつ確認していきましょう。

つみたてNISAを早めに始めるべき理由
  • 2022年に始めれば20年間投資が可能
  • 複利運用の効果がある
  • 平均取得単価を引き下げるドル・コスト平均法の効果
  • 「時間の分散」効果でリスク分散できる

理由①2022年に始めれば20年間投資が可能

つみたてNISA口座の開設や購入ができるのは2042年までと期限が決まっています。2042年までに購入した資産は、そこから20年間非課税で運用できますが、追加で金融商品を購入することはできません。

2022年に積立ニーサをスタートすれば投資できる期間は20年間です。積立ニーサの年間投資上限額40万円を、非課税期間20年をすべて使って、最大800万円を投資することができます。

【つみたてNISAの概要】

非課税投資枠 年間40万円(20年間で最大800万円)
非課税期間 最長20年間
投資可能期間 2042年
早く始めるほど投資できる額が大きくなるため、できるだけ早くスタートするのがベストでしょう。
もっとも、金融庁は年度の税制改正要望で、投資可能な期限をなくして制度の恒久化を求める方針を固めているので、今後の動きに注目しましょう。

理由②複利運用の効果がある

資産運用で重要となるのは複利効果です。複利効果とは、利息にも利息がつき資産がふくらんでいくことを指します。はじめは利息が少ないためあまり効果を実感しにくいですが、ある程度大きくなると、利息につく利息も増え、複利効果を感じられるようになります。

複利は期間が長ければ長くなるほど効果が大きくなります。複利効果によって大きな運用益が生まれる可能性が期待できるのは、長期にわたる運用ならではのメリットでしょう。

つみたてNISAで複利運用の効果を得るためには、できるだけ早くスタートし長く運用を継続することが大切です。

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理由③平均取得単価を引き下げるドル・コスト平均法の効果

安い時に購入し値上がりしたタイミングで売ることが、投資で儲けを得る理想的な方法です。しかし、今の価格が本当に安いのか、もしくは高いのかはなかなか判断できません。ベストな投資のタイミングの見極めは、投資のプロでも難しいのです。

その点つみたてNISAは、一括ではなく複数回に分けて買い続ける、ドル・コスト平均法で資産運営します。値上がりしているときも値下がりしているときも一定金額で買い続けることで、長い目で見ると投資価格が平準化するのが特徴です。

定額で購入するため、都度値動きをチェックする必要もありません。投資経験の差が出にくいため、つみたてNISAは投資初心者に最適な方法と言えます。

ドル・コスト平均法とは、価格が変動する商品に対して「常に一定金額を、定期的」に購入する方法です。投資金額を一定にすることで、価格が低いときには購入量(口数)が多く、価格が高いときには購入量(口数)が少なくなり、平均購入単価を抑えることが期待できます。
引用:三井住友銀行「ドル・コスト平均法とは?」

理由④「時間の分散」効果でリスク分散できる

つみたてNISAの特徴のひとつである長期的な運用はリスク分散につながります。一時的に値下がりしたとしても損失を軽減することができ、結果として利益が出やすくなります。

長く積み立てるほどに価格が平準化される期間も長くなり、リスクにも強くなります。

長期投資することで時間を味方につけられる。これが、期間が限られているつみたてNISAをできるだけ早く開始したい理由のひとつです。

SBI証券で積立ニーサを始める
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つみたてNISAのおすすめ証券会社
2022年12月時点
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
会社名 SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券 SMBC日興証券 大和証券 野村證券 みずほ証券 SBIネオトレード証券
取扱銘柄数 185本 183本 178本 157本 178本 158本 22本 7本 3本 1本
最低投資金額 100円 100円 100円 100円 100円 1,000円 100円 1,000円 1,000円 100円
積立コース 毎月
毎週
毎日
毎月
毎日
毎月 毎月
毎日
毎月
毎日
毎月 毎月/毎週/毎日/隔月/3ヵ月ごと/4ヵ月ごと/6ヵ月ごと 毎月 毎月 毎月
ポイント還元 Tポイント
dポイント

Pontaポイント
JALマイル
Vポイント
楽天ポイント Pontaポイント マネックスポイント 松井証券ポイント dポイント
クレジット
カード決済
ポイント還元率
三井住友カード
0.5%(※1)
楽天カード
1%または0.2%
(※2)
au PAYカード
1%
マネックスカード
1.1%
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※1.三井住友カードの一般カード。一部のカードは1%または2%
※2.100円につき1ポイントまたは500円につき1ポイント
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暴落時でも始めるべき?

暴落時でも始めるべき?
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「市場が暴落している」。そんな言葉を耳にすると、つみたてNISAを始めるべきタイミングではないのでは?と悩んでしまうでしょう。

しかし、ドル・コスト平均法により、毎月定額購入することで価格が平準化される積立ニーサの場合、売買のタイミングを気にせず購入できる点がメリットです。

つみたてNISAで利益を出すには長期的に運用することになるため、20年にわたる期間には市場が暴騰したり暴落したりすることもあるでしょう。

値動きを気にせず買い続けることがリスク軽減にもなるため、暴落は気にせずにまずは始めることが大切です。

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1年のうち始める月は1月がベストタイミング

1年のうち始める月は1月がベストタイミング
(画像=fuelle編集部)

つみたてNISA制度における1年とは1月~12月のことです。どの月からでも始めることができます。例えば9月から積立ニーサをスタートした場合、その年の非課税投資枠で投資ができるのは12月末までの4カ月間です。

では、どの月から始めるのがいいのでしょうか?

ベストタイミングを挙げるとすれば1月でしょう。

つみたてNISAの年間の投資上限額は40万円のため、一部の金融機関では積立ニーサの月間投資上限額を3万3,333円に設定しています。

1年の途中でつみたてNISAを始めた場合、投資上限額で投資したとしても、非課税投資枠40万円を使い切ることができない可能性があります。その際はボーナス設定などにより追加で投資する必要があるでしょう。

ただし、金融機関によっては増額(ボーナス)設定ができないこともあります。増額(ボーナス)設定できない金融機関では、1月からスタートしないと非課税を使い切ることができません。

非課税投資枠40万円を使い切ることにこだわるなら、1月からスタートして毎月3万3,333円ずつ積み立てると、わかりやすいでしょう。

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2023年1月から始めたい場合

ベストタイミングである1月からつみたてNISAを始めよう!と、2023年1月をスタート時期として設定したい人もいるでしょう。

ネット証券では最短で当日から取引開始できる場合もありますが、郵送での口座開設や取引開始前に税務署の審査が必要な場合は、1~3週間程度かかる場合もあります。

2023年1月にスタートする場合、1月に口座の申し込みを始めると間に合わない可能性があるので注意が必要です。2022年12月には、口座を作る金融機関を決め口座開設の手続きを進めておきましょう。

一般NISAから積立ニーサに変更したい場合

すでに一般NISA口座を保有しており、2023年1月から積立ニーサに変更する場合は、切り替えの手続きが必要です。切り替えに手数料などはかかりませんが、切り替えができるのは1年ごとという決まりがあります。2022年に一般ニーサ口座で金融商品を購入している場合は、2022年中に切り替えることができません。

しかし2022年10月~12月の間に手続きをすれば、2023年1月から積立ニーサへの切り替えは可能です。口座を開設している金融機関に「つみたてNISAへの変更届出書」を提出するだけで、簡単に手続きすることができます。

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1年の後半の月に投資を始めても上限まで投資はできる

1年の後半の月に投資を始めても上限まで投資はできる
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つみたてNISAの月の投資上限額は3万3,333円です。これは非課税投資枠の40万円を12で割り、算出した額になります。「秋~冬にかけて積立ニーサを始めても、非課税投資枠が使い切れないから遅い?」と思う人も少なくないはずです。

しかし、年の途中から積立ニーサを始めた場合でも、上限額まで投資できる方法が用意されています。

非課税投資枠を使い切れる?

せっかくならつみたてNISAに設定されている非課税投資枠を使い切りたいと考える人も多いでしょう。

例えば9月から投資をスタートした場合、月の投資上限額である3万3,333円全額投資したとしても、4カ月しか積み立てることができません。総投資額は13万3,332円です。年間の投資上限額である40万円の枠のうち、26万6,668円分使い切れません。

使わなかった非課税投資枠は、翌年に持ち越すことはできず消失してしまいます。投資に回せる余剰資金があるのに非課税投資枠を使い切れないことが悔しいと感じる人もいるでしょう。

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ボーナス設定を使えば月の上限を超えて投資できる

年の途中からつみたてNISAをスタートして非課税投資枠を使い切るには、ボーナス設定を使う方法があります。

ボーナス設定とは
年に2回自分の好きなタイミングで増額積み立てすることができるというものです。

ボーナス設定を活用すれば、3万3,333円以上の額の積み立てができ、非課税投資枠を使い切ることもできるでしょう。

つみたてNISAは、非課税投資枠をしっかり活用して積み立てていくほうが有利です。年の途中から積立ニーサを始め、非課税投資枠を使い切りたいという人は、ぜひボーナス設定を活用しましょう。

ただし、ボーナス設定がない金融機関もあるため、口座開設前に確認しましょう。

ボーナス設定がある金融機関でつみたてNISAの口座を開設すれば、9月以降にスタートしても、十分に間に合うでしょう。

ただし、口座開設の申し込みをして実際口座ができるまでに1~2週間程度かかる場合もあるため、遅くても12月の頭には口座開設の申し込みを済ませる必要があります。

ボーナス設定ができる証券会社

ボーナス設定が可能な金融機関には、以下のようなところが挙げられます。

【ボーナス設定などができる金融機関】
ボーナス設定 その他の設定
楽天証券 【増額設定】
設定した年に限り通常の積立設定に
上乗せして積み立てられる
SBI証券 【NISA枠ぎりぎり注文】
積立金額が枠を上回る場合、
自動的に積立金額を枠に収まる金額に調整する
マネックス証券 【NISA非課税投資枠使い切り設定】
積立金額が枠を上回る場合、
自動的に積立金額を枠に収まる金額に調整する
auカブコム証券
ゆうちょ銀行
年の途中からつみたてNISAを始めた場合、非課税投資枠を使い切りたいという人には、ボーナス設定ができる金融機関を選択するのがおすすめです。
つみたてNISAのおすすめ証券会社
2022年12月時点
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
会社名 SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券 SMBC日興証券 大和証券 野村證券 みずほ証券 SBIネオトレード証券
取扱銘柄数 185本 183本 178本 157本 178本 158本 22本 7本 3本 1本
最低投資金額 100円 100円 100円 100円 100円 1,000円 100円 1,000円 1,000円 100円
積立コース 毎月
毎週
毎日
毎月
毎日
毎月 毎月
毎日
毎月
毎日
毎月 毎月/毎週/毎日/隔月/3ヵ月ごと/4ヵ月ごと/6ヵ月ごと 毎月 毎月 毎月
ポイント還元 Tポイント
dポイント

Pontaポイント
JALマイル
Vポイント
楽天ポイント Pontaポイント マネックスポイント 松井証券ポイント dポイント
クレジット
カード決済
ポイント還元率
三井住友カード
0.5%(※1)
楽天カード
1%または0.2%
(※2)
au PAYカード
1%
マネックスカード
1.1%
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※1.三井住友カードの一般カード。一部のカードは1%または2%
※2.100円につき1ポイントまたは500円につき1ポイント
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総合口座おすすめ証券会社ランキング
2022年6月時点
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
証券会社 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 松井証券 auカブコム証券 SBIネオトレード証券 SMBC日興証券 野村證券 大和証券 みずほ証券
手数料 10万円 99円 99円 99円 0円 99円 88円 137円 152円 1,100円 1,045円
50万円 275円 275円 275円 0円 275円 198円 440円 524円 1,897円 1,733円
100万円 535円 535円 535円 1,100円 535円 374円 880円 1,048円 3,795円 3,465円
最短口座開設日数 翌営業日 当日 翌営業日 当日 翌営業日 3営業日 当日 5営業日 当日 3営業日
一般NISA
つみたてNISA 181本 183本 152本 173本 171本 1本 158本 7本 22本 3本
iDeCo ×
投資信託 2,652本 2,666本 1,252本 1,612本 1,563本 10本 1,087本 990本 516本 319本
IPO実績 74社 122社 66社 56社 42社 20社 81社 取扱あり 50社 30社(主幹事)
外国株 6ヵ国 9ヵ国 2ヵ国 1ヵ国 1ヵ国 × 2ヵ国 4ヵ国 19ヵ国 17ヵ国
米国株 4,577銘柄 6,000超銘柄 5,000超銘柄 497銘柄 1,058銘柄 × 121銘柄 734銘柄 ○(銘柄数記載なし) 133銘柄
スマホアプリ
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一般NISA口座おすすめ証券会社ランキング
2022年6月時点
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
証券会社 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 松井証券 auカブコム証券 野村證券 SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 大和証券 みずほ証券
手数料 無料 無料 無料 無料 無料 2,860円〜 137円~ 50円~ 1,100円~ 1,045円~
国内株式
海外株式 6ヵ国 9ヵ国 2ヵ国 × × 4ヵ国 2ヵ国 × 19ヵ国 17ヵ国
投資信託 2,652本 2,666本 1,252本 1,612本 1,563本 990本 1,087本 10本 516本 319本
NISAでのIPO対応 ×
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口座開設には時間がかかるので余裕を持つべし

口座開設には時間がかかるので余裕を持つべし
(画像=BBuilder/stock.adobe.com)

「つみたてNISAを〇月にスタートしよう!」と決めてから、口座開設へとステップを進めるケースも多いでしょう。積立ニーサには専用の口座が必要になりますが、口座の開設は申し込みしてすぐにできる、というわけではありません。

つみたてNISA口座の開設にかかる時間は、選ぶ金融機関や申し込み方法によっても異なります。口座開設にかかる日数も加味して、余裕を持った計画を立てる必要があるでしょう。

郵送の場合は10日前後かかる

つみたてNISAの口座開設は、その金融機関の総合口座の開設が必要です。総合口座の開設と同時に、積立ニーサの口座開設ができるでしょう。

オンラインでの申し込みであれば当日や翌営業日に口座開設できることもありますが、郵送になると5~10営業日と時間がかかります。

また本人確認書類も必要となります。以下の書類等を用意しておくとスムーズかもしれません。

✓マイナンバーカードもしくは通知カード、運転免許証、パスポート 等

オンライン上で本人確認できるeKYC(オンライン上で本人確認を完結するための技術のこと)を導入していない場合、オンラインの申し込みであっても簡易書留郵便を受け取るなどの手順を踏む必要があります。

税務署の審査が終わる前に取引が開始できる場合も

当初、金融機関での申し込みが完了すると税務署の審査があったため、申し込みしてから取引できるようになるまでに有する期間は2~3週間ほどでした。

しかし、2019年からは基本的に税務署の審査を待たずして取引が開始できるようになっています。金融機関により差がありますが、申し込みが完了し、登録住所に発送された口座開設完了通知を受け取れば、最短で当日から金融商品を購入することが可能です。

ただし、金融機関の変更や同一の金融機関で過去にニーサ口座を持っていた場合には、この制度は利用できないこともあるため注意が必要です。また、NISA口座が二重だったなどの理由で税務署での審査が通らなかった場合にも注意が必要です。積立ニーサ口座で買付した商品は課税口座に払い出しされたり、買付注文自体が失効したりすることになります。
参考:金融庁

12月の半ばに申し込むと翌年開始になってしまう可能性も

積立ニーサ口座開設までには、申し込み当日~10日前後かかります。12月半ばに申し込みをした場合、年内に申し込みが完了せず翌年開始になってしまうこともあるでしょう。

積立ニーサをスタートしたい時期が決まったなら、余裕をもってできるだけ早く申し込みすることをおすすめします。

つみたてNISAのおすすめ証券会社
2022年12月時点
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
会社名 SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券 SMBC日興証券 大和証券 野村證券 みずほ証券 SBIネオトレード証券
取扱銘柄数 185本 183本 178本 157本 178本 158本 22本 7本 3本 1本
最低投資金額 100円 100円 100円 100円 100円 1,000円 100円 1,000円 1,000円 100円
積立コース 毎月
毎週
毎日
毎月
毎日
毎月 毎月
毎日
毎月
毎日
毎月 毎月/毎週/毎日/隔月/3ヵ月ごと/4ヵ月ごと/6ヵ月ごと 毎月 毎月 毎月
ポイント還元 Tポイント
dポイント

Pontaポイント
JALマイル
Vポイント
楽天ポイント Pontaポイント マネックスポイント 松井証券ポイント dポイント
クレジット
カード決済
ポイント還元率
三井住友カード
0.5%(※1)
楽天カード
1%または0.2%
(※2)
au PAYカード
1%
マネックスカード
1.1%
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※1.三井住友カードの一般カード。一部のカードは1%または2%
※2.100円につき1ポイントまたは500円につき1ポイント
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積立NISAの始め方

積立ニーサの始め方
(画像=fuelle編集部)

積立ニーサは、下記の流れで始めます。順にみていきましょう。

つみたてNISAの始め方
  • 証券会社を選ぶ
  • つみたてNISA用の口座を開設する
  • 投資する銘柄を選ぶ
  • 月の投資額を選ぶ

証券会社を選ぶ

現在積立ニーサの口座を保有していない場合は、まず口座開設をする証券会社を選ぶところから始めます。

金融機関を選ぶときにチェックしておくべき項目
  • 取扱銘柄
  • 最低積立金額
  • 積立頻度
  • 銀行引き落としやクレジットカード引き落としの有無

重要なのは取扱銘柄です。つみたてNISAで投資できるのは金融庁の基準をクリアした金融商品のみですが、その中から各金融機関がラインナップを決めており、金融機関により取扱商品が異なります。

目当ての銘柄があるなら、その商品を取り扱っている金融機関を選びましょう。まだ決めていない場合は、取扱銘柄の多い金融機関を選ぶと良いかもしれません。

積立ニーサの口座は途中で変更することもできますが、年に1回のみで変更に条件があるなど、時間や手間がかかります。一度開設したら変更しないつもりで金融機関を選ぶのがベストでしょう。

積立NISA用の口座を開設する

積立ニーサ口座を開設する場合、「ネットで申し込む」「窓口で申し込む」の選択肢があります。

すでにその金融機関に証券口座がある場合は、つみたてNISA口座のみを開設し、これまで取引したことのない金融機関で口座を開設する際は、総合口座を同時に開設することになります。

証券総合口座は、「特定口座 源泉徴収あり」「特定口座 源泉徴収なし」「一般口座」のいずれかから選択します。それぞれの内容は以下となります。

特定口座 金融機関が株式や投資信託などの年間の損益計算を行い、「年間取引報告書」が交付される口座 源泉徴収あり 特定口座のうち金融機関が税金を算出して源泉徴収して納付を代行する口座 ※原則確定申告不要
源泉徴収なし 特定口座のうち金融機関が 税金を源泉徴収しない口座 ※原則確定申告要
一般口座 証券取引の損益などの計算や納税手続きをすべて顧客が行う口座 ※原則確定申告要
投資初心者が証券口座を開設する場合、証券会社が税金を計算してくれる「特定口座 源泉徴収あり」を選択するのをおすすめします。

投資する銘柄を選ぶ

金融機関から口座開設完了通知を受け取ると、つみたてNISAを始めることができます。対象の銘柄の中から、投資対象やコストを比較しながら自分が投資する商品を選びましょう。ひとつだけでもいいですが、複数を選んで組み合わせる分散投資も可能です。

月の投資額を決める

銘柄を決めたら、月の投資額を設定します。金融機関により最低積立額は異なりますが、100円から積み立てられるところもあります。積立頻度ごとの上限額以内の無理のない額を設定しましょう。

年間の非課税投資枠を使い切りたい場合には、ボーナス設定や非課税投資枠を使い切れるような機能のある金融機関を選ぶことも大切です。

【証券会社の積立コースと最低投資金額】

会社名 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券
積立コース 毎月 毎週 毎日 毎月 毎日 毎月 毎日 毎月 毎日
最低投資金額 100円 100円 100円 100円
取扱銘柄数 183本 181本 152本 173本
各サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

証券会社の選び方ポイント

証券会社の選び方ポイント
(画像=fuelle編集部)

口座開設する金融機関選びは、初める前の重要項目です。つみたてNISA口座を開設できる金融機関には、証券会社や銀行、信託銀行などがあります。

積立ニーサ口座を開設する証券会社を選ぶ際のポイントは以下の5つです。それぞれ詳しく解説します。

つみたてNISA口座を開設する証券会社のポイント
  • 取扱銘柄数が多いかどうか
  • 積立頻度は柔軟か
  • ポイント制度はどうか
  • クレジットカード積立ができるか
  • キャンペーンをチェックする

取扱銘柄数が多いかどうか

つみたてNISAの対象銘柄は投資信託とETFを含め全部で215本ありますが(2022年8月24日現在)、どの銘柄を選べるかは証券会社により異なります。投資したいと考えている商品が口座を開設した金融機関で取り扱っていない場合は、購入することができません。希望する銘柄があるなら、その商品を取り扱っている証券会社の中から口座を開設する会社を選びましょう。
参照:金融庁

【各証券会社の取扱銘柄数】

会社名 取扱銘柄本数(8月24日時点)
SBI証券 184本 公式サイト
楽天証券 182本 公式サイト
auカブコム証券 176本 公式サイト
LINE証券 9本 公式サイト
マネックス証券 155本 公式サイト
松井証券 176本 公式サイト
三井住友銀行 4本
ゆうちょ銀行 12本

SBI証券なら184本、楽天証券なら182本、松井証券なら176本と、ネット証券は取扱銘柄が多い傾向にあります。多くの選択肢の中から投資する商品を選びたいといった場合には、ネット証券を選ぶとよいでしょう。

積立頻度は柔軟か

積立頻度も確認しておきましょう。積立ニーサの積立頻度は、基本的に毎月積立となっていますが、毎週積立や毎日積立を選択することもできます。積立頻度が細かくなるほど、理論上時間分散効果が高まることになります。

【各証券会社の積立頻度】

会社名 毎月 毎週 毎日
SBI証券 公式サイト
楽天証券 × 公式サイト
auカブコム証券 × × 公式サイト
LINE証券 × × 公式サイト
マネックス証券 × 公式サイト

ただし、QUICK資産運用研究所のデータ検証によると、毎日・毎週・毎月の3パターンの積立頻度は、運用パフォーマンスに大きな差はないようです。

とはいえ、時間の分散効果は多少なりともあります。そのメリットを得たい場合や自分の都合に合わせて柔軟に積立計画を立てたい場合には、毎週積立や毎日積立が選べる金融機関を選ぶといいかもしれません。

ポイント制度はどうか

証券会社はポイントサービスに注力しているのが最近の傾向です。投資額や残高などにより、ポイント還元が受けられるとよりお得になるでしょう。

【各証券会社のポイントサービス概要】

会社名 ポイント還元 ポイント投資
SBI証券 Tポイント Pontaポイント dポイント Vポイント(三井住友カードによるクレジット決済) 〇 ※Tポイント・Pontaポイントのみ 公式サイト
楽天証券 楽天ポイント × ※制度はあるが、つみたてNISAは対象外 公式サイト
auカブコム証券 Pontaポイント 公式サイト
LINE証券 〇 ※LINEポイント 公式サイト
マネックス証券 マネックスポイント × ※制度はあるが、NISA口座は対象外 公式サイト

PontaポイントであればSBI証券やauカブコム証券、楽天ポイントなら楽天証券を選ぶと良いでしょう。また、貯めたポイントを投資に充てられるポイント投資に対応した証券会社もあります。

証券会社独自のポイントサービスよりも、普段貯めているポイントが貯まる証券会社を選ぶのがおすすめです。

「つみたて」設定時に、LINEポイントを利用するにチェックを入れることで、貯めたLINEポイント1ポイント=1円として利用することが可能です。LINE Payなどで貯めたポイントを積立ニーサでの投資に利用できます。
(引用元:PR TIMES|LINE証券|LINE証券、「つみたてNISA」の提供を開始

クレジットカード積立ができるか

銀行引き落としによる決済が一般的ですが、中にはクレジットカード決済が可能な証券会社もあります。

会社名 対象クレジットカード 還元率
SBI証券 三井住友カード 0.5~2.0% ※カードにより異なる 公式サイト
楽天証券 楽天カード 0.2~1.0% ※ファンドの代行手数料に基づき判定 公式サイト
auカブコム証券 au PAYカード 1.0% 公式サイト
LINE証券 公式サイト
マネックス証券 マネックスカード 最大1.1% ※約定金額合算1,000円以上の場合 公式サイト

クレジットカード決済を選択すると、ポイント還元が受けられるのがメリットでしょう。銀行引き落としであれば、ポイント還元がありません。クレジットカード決済であれば積立額に応じたポイント還元が受けられるため、同じ額を支払うのでもクレジットカード決済のほうがお得です。

ポイントを確実に貯めたいなら、クレジットカード決済ができる証券会社を選ぶとよいでしょう。

キャンペーンをチェックする

証券会社では自社で運用してもらうべく、積極的にキャンペーンを行っています。よくあるのは、口座開設や取引額に応じたポイントや現金を受け取れるというもの。せっかく口座開設するなら、何らかの特典があるに越したことはありません。

会社名 期間 キャンペーンの概要
SBI証券 2022年8月1日~10月31日 キャンペーンにエントリーして取引成立すると、最大50,000ポイント、また、もれなく500ポイント付与 金融機関変更の場合はポイントが2倍に 公式サイト
楽天証券 2022年7月15日~9月15日 新規口座開設でもれなく200ポイント付与
さらに抽選で楽天イーグルスやヴィッセル神戸のオフィシャルグッズ、最大2,000ポイントもらえる可能性もある
公式サイト
auカブコム証券 公式サイト
LINE証券 2020年3月5日~終了日未定 口座開設しクイズに正解すると最大1,000円相当の株が無料で購入できる 公式サイト
マネックス証券 2022年8月1日~9月30日 エントリー後、新規&増額積立で条件を達成すれば1000ポイント付与(抽選) 新規積立ならもれなく200ポイントもらえる 公式サイト

期間限定のキャンペーンなども多いため、いつまで開催しているかもきちんと確認しておきましょう。なお、NISA以外の株取引や、FXなどの投資に関わるキャンペーンも多くあります。

積立ニーサを足掛かりにほかの投資も始めてみたいという人は、キャンペーンが視野を広げるきっかけになるかもしれません。

ネット証券5社の口コミ・評判は?

では、大手ネット証券5社の口コミや評判はどうなのでしょうか?以下、5社の口コミを見てみよう。

SBI証券のいい口コミ

大手だけあってとても良かった

ネット証券会社の中では大手なので、基本的な面でレベルが高いと感じました。申し込みもしやすく、取り扱い銘柄も豊富です。個人的には大変満足しています。サポートもいろいろあるので、もっと利用してみたいと思います。

30代・男性

銘柄数が多く手数料も無料です

SBI証券の一般NISAは、取り扱い銘柄数が豊富というメリットがあります。国内株式、海外株式、投資信託の銘柄数もトップクラスですし、IPOの取扱数もトップクラスです。売買手数料も無料なので、豊富な選択肢から選んで気軽にNISAを始められます。

50代・女性

海外株の選択肢が広い

多くの海外株の売買も一般NISA口座で行えることが、特にメリットと感じている。他の証券会社は海外株の選択範囲が狭く、せっかくの一般NISAの特徴を活かすことができていない。一般NISAを始めるなら、間違いなくSBI証券がいいと言える。

20代・男性

SBI証券のよくない口コミ

ポイント還元率が低い

デメリットはあまりありません。強いていえば、三井住友カードと連携させることでポイントが付与されるのですが、還元率が低めなのが残念です。

20代・男性

銘柄数が豊富すぎてあっという間に投資枠を使ってしまう

銘柄数が豊富なので、いろいろな銘柄を購入してしまうと非課税投資枠がすぐに埋まってしまうことがデメリットにもなります。得にIPO(新規上場株)を購入する際は、高額な商品の場合、非課税投資枠がかなり空いていないと購入できません。

50代・女性

貯められるポイントの種類を増やしてほしい

貯められるのがTポイントやdポイントなどに限定されてしまう点がデメリットです。例えばSBI証券独自のポイントにして、他のさまざまなポイントにも交換できる仕組みにしてくれたら、もっと投資意欲が湧くと思います。

40代・男性

出典:口コミ=fuelle編集部がクラウドワークスで調査

SBI証券でつみたてNISAを始める
(公式サイト)

楽天証券のいい口コミ

手数料が安い

ネット証券の大手ということもあり、手数料も安くアプリやサイトも操作がしやすいのがとても魅力的だと思います。アナリストのレポートもチェックできるので、一般的なニュースだけだと知ることができない情報が手に入るのが良いです。日本株や国内投信だけでなく、海外株式でもNISAが使えるのもメリットだと思います。

30代・女性

投資信託の銘柄が豊富

楽天証券の一般NISAは投資信託の種類が豊富で、国内株式や国内債券だけでなく、海外の投資信託から自分に合った銘柄を選べる点がおすすめです。NISA口座は1つの金融機関でしか作れないので、投資先の豊富さは重視しないといけないと思います。楽天証券では投資に関するニュースや情報も豊富なので、初心者から上級者まで幅広く利用できると思います。

40代・男性

楽天ユーザーにはお得がいっぱい

購入手続きが簡単です。楽天銀行とマネーブリッジをして利用していれば、証券口座にお金を移動させてなくても購入できるので助かります。カード払いが選択できて楽天ポイントも付き、そのポイントを利用して購入もできるのでとってもお得です。

40代・女性

楽天証券のよくない口コミ

銘柄数を増やしてほしい

楽天証券の比較対象になるのはSBI証券だと思いますが、SBI証券よりも投資信託や海外株式の取り扱い銘柄が少ないように感じます。楽天ポイントに関しては、だんだん条件が悪くなってきているので残念です。

30代・女性

もっとお得にポイントが貯められるようにしてほしい

買い物等で貯まった楽天ポイントを利用できるのはありがたいです。一方で投資信託や株を買っただけでは特にポイントがつかないのは、長期で利用している人にとってはデメリットです。様々なキャンペーンでポイントがつくチャンスはありますが、普段からNISAを利用すればお得になるシステムだったら良いと思います。

20代・女性

スマホツールが使いにくい

投資信託の銘柄の多さが一番の魅力であるものの、多すぎて目当てのものを見つけるための検索がしづらいと思います。スマートフォンのツールの使い勝手はイマイチです。本格的に投資を考えているのであれば、PCブラウザでの取引をおすすめします。

40代・男性

出典:口コミ=fuelle編集部がクラウドワークスで調査

楽天証券でつみたてNISAを始める
(公式サイト)

マネックス証券のいい口コミ

1株から買えるのが魅力です

種銭が少ない私の様な主婦には、1株から買えることが何よりもマネックス証券がいいと思う理由です。他のネット証券に比べて取り扱い銘柄が多いことも魅力。完全な初心者で始めましたが、自宅に送られてくる書類も分かりやすく、ロールオーバーなども簡単にできました。

30代・女性

ギフト券に交換できる!

諸費用と国内株売買手数料が無料なのがメリットです。また、なんと言ってもマネックスポイントでAmazonギフト券と交換できる点に魅力を感じました!Amazonギフト券で商品が無料で買えるほどポイントが貯まりました!

20代・女性

バリエーションに富む商品

マネックス証券の一般NISAのメリットは、バリエーションに富む銘柄を扱っている点です。国内上場株式は通常の株式のみならず、新規公開株(IPO)なども対象となっているのはうれしいです。また、投資信託の種類が多いのもいいと思います。

40代・男性

マネックス証券のよくない口コミ

マネックスポイントに魅力を感じない

少額取引の手数料が高いと思います。1株から買えますが、売却時の手数料が少し分かりづらいです。マネックスポイントが他社に比べてあまり魅力的に感じません。またホームページの不具合が多い点は、ネット証券としては致命的だと思います。

30代・女性

欧州株などの取り扱いがない

マネックス証券で取り扱っている外国株はアメリカ株と中国株で、これらはそれなりに充実しています。しかしその他の外国株をやりたいなら、マネックス証券で一般NISA口座を開設するのはイマイチです。例えば「欧州株や豪州株がこれから来る」と思っても、マネックス証券では取り扱っていません。そこがデメリットです。

20代・男性

電話対応がよくなかった

残念だったのは、淡々とした電話対応をされたことです。投資についてわからないことだらけだったため、電話で問い合わせをしました。でも結局理解ができず、自分で調べて投資をスタートさせました。

20代・女性

出典:口コミ=fuelle編集部がクラウドワークスで調査

マネックス証券の詳細を見る
(公式サイト)

松井証券のいい口コミ

ツールが豊富です

松井証券は手数料が安い点がメリットです。頻繁に取引をするので、余計な費用がかからず助かっています。

30代・男性

松井証券のよくない口コミ

一般NISAで海外株ができない

松井証券の一般NISAでは海外の株を取り扱っていないので、それが不満です。

出典:口コミ=fuelle編集部がクラウドワークスで調査

松井証券でつみたてNISAを始める
(公式サイト)

auカブコム証券のいい口コミ

優遇金利やクレジットカード払いが魅力的です

auじぶん銀行と連携すると、金利が優遇されます。さらにつみたてNISAをau PAYカード(クレジットカード)支払いにするとPontaポイントが付与される点もうれしいです。特にauやUQモバイルの携帯を契約している人には、魅力的な証券会社だと思います。

30代・女性

クレジットカード投資でのポイント獲得がいい!

au Payカードで毎月投資が可能で、投資金額×1%のPontaポイントが獲得できます。他の証券会社でも似たサービスはありますが、使用範囲の広いPontaポイントが貯まるので非常に満足しています。投資信託を保有するだけでもポイントがもらえるので、つみたてNISAで資産形成をするのに非常によい証券会社だと思います。

30代・男性

ポイントがたくさん貯まる

au PAYカードのクレジットカード積み立てでポイントがたくさん貯まります。

20代・女性

auカブコム証券のよくない口コミ

取引画面が使いづらい

一つ残念なところは、取引画面が気に入らなかった点です。証券会社らしく真面目な感じなのですが、自分にとっては堅苦しい感じで嫌でした。使いやすさは、他の証券会社のほうが優れていると思いました。サイトの構成がややこしくわかりづらいです。電話で問い合わせても長時間待たされただけでなく、冷たい対応だったのも残念。

30代・女性

積立頻度のバリエーションを増やしてほしい

積立頻度の選択肢が「毎月」しかなく、少ない点がデメリットに感じました。「毎週」などのバリエーションを増やしてほしいです。

30代・男性

つみたてNISA専用のアプリがない

つみたてNISA専用のアプリがないので、毎回設定などはパソコンやスマホのブラウザを経由する必要があるのが面倒です。

30代・女性

出典:口コミ=fuelle編集部がクラウドワークスで調査

auカブコム証券の詳細を見る
(公式サイト)

つみたてNISAのおすすめ証券会社
2022年12月時点
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
会社名 SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券 SMBC日興証券 大和証券 野村證券 みずほ証券 SBIネオトレード証券
取扱銘柄数 185本 183本 178本 157本 178本 158本 22本 7本 3本 1本
最低投資金額 100円 100円 100円 100円 100円 1,000円 100円 1,000円 1,000円 100円
積立コース 毎月
毎週
毎日
毎月
毎日
毎月 毎月
毎日
毎月
毎日
毎月 毎月/毎週/毎日/隔月/3ヵ月ごと/4ヵ月ごと/6ヵ月ごと 毎月 毎月 毎月
ポイント還元 Tポイント
dポイント

Pontaポイント
JALマイル
Vポイント
楽天ポイント Pontaポイント マネックスポイント 松井証券ポイント dポイント
クレジット
カード決済
ポイント還元率
三井住友カード
0.5%(※1)
楽天カード
1%または0.2%
(※2)
au PAYカード
1%
マネックスカード
1.1%
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※1.三井住友カードの一般カード。一部のカードは1%または2%
※2.100円につき1ポイントまたは500円につき1ポイント
※ランキング根拠はこちら

積立NISAを始める月についてのQ&A

積立NISAの開始月はいつから?
どのタイミングであっても始めることができます。積立ニーサにおける1年は1月から12月までです。
積立NISAはいつから始めるべき?
思い立ったタイミングですぐにスタートするのがおすすめです。積立ニーサは2042年までの優遇制度で、いつでも使えるわけではありません。2022年にスタートすれば21年間、2023年にスタートすれば20年間と積立ができる期間が短くなります。運用期間が長期にわたることで複利効果も大きくなり、時間を味方につけることができるでしょう。1年遅くなるごとに投資できる上限も40万円ずつ減っていくため、できるだけ早く始めることが最大限活用することにつながります。
積立NISAの1年は何月から何月?
ニーサにおける1年とは、1月から12月までです。年の途中からスタートした場合、12月末日までに投資した額が年間非課税投資枠である40万円の対象となります。月の投資上限額を3万3,333円(40万円÷12ヶ月で算出)に設定している金融機関が多く、1月以外の月に積立ニーサをスタートした場合、40万円の枠は使い切れません。ただし、決まった月にボーナス設定などの増額積立をすることで、年の途中からでも非課税投資枠を使い切る方法はあります。
積立NISAは1年のうちいつでも始められる?
いつでも始めることができます。ただし、積立ニーサにおける1年は1月から12月のため、40万円の非課税投資枠は12月で終了し、翌年1月より新しい非課税投資枠がスタートします。
口座開設まではどれぐらい時間がかかる?
金融機関により異なりますが、オンライン申し込みであれば即日~翌営業日のところもあります。オンラインであっても郵送でのやり取りが必要なケースもあり、その場合さらに日数がかかるでしょう。郵送申し込みであれば、5~10営業日ほどかかります。

金融機関の申し込みが完了したあとのステップは、税務署の審査です。税務署の審査が完了する前に取引を始めることもできますが、銘柄購入後に審査が通らなかった場合、課税口座に払い出されたり取引が失効したりします。始めたいタイミングが決まったら、できるだけ早く口座開設の手続きを進めましょう。12月半ばに口座開設の申し込みをした場合、翌年になってしまうこともあります。
積立NISAはどうやって始めるの?
金融機関に申し込みをして口座を開設したあと、積立ニーサの口座開設後に対象商品を選び積立設定すれば運用開始です。口座開設には本人確認書類とマイナンバー確認書類が必要になり、ほかに金融機関の審査と税務署の審査があります。積立金額や期間は途中で変更することもできます。運用を開始したあとは積立を継続していくだけなので、無理のない範囲でコツコツと積立していくことが大切です。
証券会社を選ぶポイントは?
取扱銘柄数が多いかどうか、積立頻度は柔軟か、ポイント制度はどうか、クレジットカード積立ができるかをチェックして証券会社を選びましょう。特に重要なのは、取扱銘柄です。金融機関により取扱のあるラインナップは異なります。自分の投資したい銘柄があるなら、それを取り扱っている金融機関を選ぶ必要があるでしょう。

毎日積立や毎週積立が選択できる金融機関は限られているため、毎月積立以外を選択したいのであればそこも判断基準になります。また、積立によりポイントが貯まったり、クレジットカード決済ができたりすれば、ポイント還元でお得になるでしょう。普段貯めているポイントに対応した金融機関を選ぶのがおすすめです。
積立NISAでおすすめの証券会社は?
たくさんの銘柄から選びたい、ポイントサービスを利用したいという方にはネット証券がおすすめです。銀行や総合証券会社のように窓口での相談やサポートが受けられないため不安に感じるかもしれませんが、電話やチャットなどのサポートツールが充実しています。ネット証券会社には、SBI証券や楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券などがあります。サービスが充実しており、多くの人が利用しています。

佐々木佐奈
私立大学卒業後、新卒で地方銀行のクレジットカード系関連会社へ入社。クレジットカードの受付やクレジットカード決済端末導入の営業事務、債権回収に携わる。現在はマネージャンルを含むさまざまなジャンルで役立つ情報を届けるライターとして活躍中。

■保有資格
貸金業取扱主任者
クレジット債権管理士

私立大学卒業後、新卒で地方銀行のクレジットカード系関連会社へ入社。クレジットカードの受付やクレジットカード決済端末導入の営業事務、債権回収に携わる。現在はマネージャンルを含むさまざまなジャンルで役立つ情報を届けるライターとして活躍中。

■保有資格
貸金業取扱主任者
クレジット債権管理士

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