白川郷合掌造り集落、飛騨高山さんまち通りなどをはじめとする岐阜県の観光スポットの中で、トリップノートの4万5千人の旅行好きトラベラー会員(2019年9月現在)が実際に行っている岐阜県の人気観光地ランキングをご紹介します!
1位:白川郷合掌造り集落
「白川郷合掌造り集落」は、1995年に世界遺産に登録された合掌造り集落です。江戸時代末期から明治時代末期に建てられたものがほとんどで、大小あわせて100棟あまりの合掌造りの建物が並び、今なお実際に生活が行われています。そんな白川郷で欠かせないスポットが「城山城址」の展望台。集落全体を見渡すことができるので、ぜひ足を運んでみてください。
白川郷の観光シーズンは夏で、期間中は多くの人が訪れますが、一面雪景色になる冬の景色もおすすめです。1月中旬~2月中旬の期間にはライトアップを行う日もあり、銀世界に浮かぶあかりが、まるでおとぎの国のようと人気を呼んでいます。
2位:飛騨高山さんまち通り
飛騨高山を代表する町並みが、高山市の上一之町〜上三之町あたりをさす「さんまち」です。古い建物が立ち並ぶ美しい通りには人力車も走り、まるでタイムスリップしたかのような気分に。情緒を味わいながら、飛騨牛のにぎり寿司、肉まん、みたらし団子などの食べ歩きも楽しく、また町家を利用した雑貨店やカフェも並びます。
3位:下呂温泉
「下呂温泉」は、日本を代表する温泉郷のひとつ。下呂大橋を中心に、飛騨川沿いに旅館や飲食店などが集まります。温泉街には無料で利用できる足湯が8カ所あり、散策につかれた足を癒すのにぴったりです。下呂温泉で人気スポットの一つ、河川敷の温泉「噴泉池」は、囲いも一切なく開放感たっぷり。飛騨川のせせらぎを聞きながら温泉が楽しめますが、水着は着てくださいね。
また、温泉街の散策と一緒に楽しみたい「下呂温泉 合掌村」は、白川郷などから移築した合掌造りの民家で集落を再現した博物館となっており、往時の生活を知ることができる貴重な施設となっています。
4位:和田家
「和田家」は荻町集落を代表する合掌造りの家屋で、平成7年(1995年)に国の重要文化財に指定されました。白川郷に現存する合掌造りの家屋のなかでは最も規模が大きく、3階建ての1階・2階の一部を一般公開しています。ちなみにこちらの和田家は江戸時代に名主などをつとめた名家。築300年以上経った現在も、住居として使用されています。
5位:高山陣屋
「高山陣屋」は、飛騨地方が江戸幕府の直轄領になって後に拠点として使用されていた役所跡です。幕末には全国に60カ所あったといわれる役所の建物ですが、今でも残っているのは全国でここだけ。そんな建物の入口前は、絶好の記念写真撮影スポットです。
建物内は靴をぬいで見学することができ、江戸時代の役人たちの仕事ぶりに思いをはせることができます。一年を通して歴史教室やイベントが開催されていますので、事前にHPをチェックしてお出かけしてみてくださいね。
6位:岐阜城
金華山ロープウェーの山頂駅から坂道や石段をのぼって8分ほどの場所にある「岐阜城」は、かつて斎藤道三公や織田信長の居城でもあったところです。標高329mの場所にあるため天守閣からの眺望がすばらしく、期間限定で行われる夜間営業の際には、オーロラのようと表現されるパノラマ夜景も楽しめます。
7位:こって牛
「こって牛」は、飛騨牛にぎりの超人気店!飛騨牛料理認定店として、最高級である5等級の希少部位を使用しています。飛騨牛にぎりのメニューは全部で4つあり、中でもおすすめは「飛騨牛トロさしにぎり」です。霜降りの多い部分が使用され、わさび醤油と白髪ねぎで頂く逸品。口の中に入れた瞬間にとろけてしまう美味しさです。飛騨牛にぎりは、お皿の代わりに「あおさ入り手焼きせんべい」に乗せられて提供されます。散策しながらでも気軽に味わうことができるグルメです。
8位:金華山ロープウェー
岐阜公園と金華山の山頂を約4分でむすぶ「金華山ロープウェー」。ロープウェイからは金華山や長良川、岐阜市街を眼下にのぞむことができます。山頂駅すぐのところには「りす村」があり、展望がすばらしい山頂レストランも。夏には夜景を楽しめるビアガーデンもオープン。岐阜城へ行くときにも金華山ロープウェーを利用します。
9位:郡上八幡城
「郡上八幡城」は標高354mの八幡山山頂にたち、天守閣からは城下町を一望することができます。永禄2年(1559年)、遠藤盛数が砦を築いたのが始まりですが、明治4年(1871年)の廃藩置県とともに廃城となりました。現在の城は昭和8年(1933年)に木造で再建されたもので、木造再建城としては日本最古のものになります。冷え込みが強い秋〜冬の朝には周囲に霧が発生することが多く、朝霧に浮かび上がる幻想的な八幡城も見応えがあります。
10位:モネの池・根道神社
「モネの池」は、関市にある「根道神社」の境内にある池です。もともとは地元で利用する貯水池であり、特に名前もなく単に池と呼ばれていましたが、近年SNSでクロード・モネの作品『睡蓮』に似ていると話題になり、「モネの池」と呼ばれるようになりました。透き通った水に浮かぶ睡蓮の葉、そして優雅に泳ぐ鯉が美しく、週末には渋滞も発生するほど人気のスポットとなっています。