楽曲「Mad at Disney」がTikTokで話題を呼び、総再生回数2億越えを突破したシンガーソングライター、セイレム・イリース。現在22歳の彼女は、アラン・ウォーカーやサーフェシズとのコラボ作の発表、そしてベラ・ポーチの「Build A Bitch」やTOMORROW X TOGETHERの「Anti-Romantic」の楽曲制作などを手掛けるなど、その才能を多方面で発揮させている。そんな彼女は、待望の新EP『UNSPONSORED CONTENT』を2月25日にリリース。これに先駆け、TOMORROW X TOGETHERとアラン・ウォーカーとの豪華コラボの「PS5」を配信した。

今回、tvgrooveはセイレムに単独インタビューを決行。彼女ならではの楽曲作りや、TOMORROW X TOGETHERとの仕事についても伺ってきた。

Q. 昨年5月の前回のインタビューでは、幼少期のお話から「Mad At Disney」のMV撮影秘話など様々なお話を聞かせていただきました。2022年に入り、何か歌手活動での大きな変化などはありましたか?また2021年はセイレムさんにとってどのような年でしたか。

ここ数年、すごく恵まれた環境にいたの。去年は初めてツアーを果たすことができて、西海岸の方ではLANYの前座を務めて、実際にファンと会ってハグすることもできた。それはすごくうれしい体験だったわ。ファンと一緒に「Mad at Disney」を合唱できたのもすばらしかった。

今年に入ってからは、「PS5」やEPについての準備など、基本的に曲作りに没頭していて、現在はアルバム制作をしているわ。

Q. TOMORROW X TOGETHERの「Anti-Romantic」の楽曲制作を手掛けることになったキッカケをお聞かせください。

これもまたZOOMセッションから始まった曲なの。友人のアレックス・ホープも一緒に曲作りをしていて、本当に曲の枠組みしかできていなかった。そこからどうしていいかよくわからなくて、デモボーカルも入れたけど、ちゃんとした曲にはなってなかったの。どんな経緯かはわからないけど、それがTOMORROW X TOGETHERの耳に入って、興味を持ってくれた。「これを完成させてもいいですか?」という連絡があって「ぜひ!」と返事をしたわ。そしたら、全員のボーカルが入った完全に制作が終わったものが届いたの。少し方向性が変わっていたり、入っていなかった要素が入っていたりしたけど、すばらしい出来だった。楽曲そのものが生き生きしたなぁって思ったわ。