START 声かけのはじめの1歩!
「お手伝いしましょうか?」

皆さんにお願いです。盲導犬ユーザーを見かけた時は、「お手伝いが必要かな?」という気持ちを持って、見守ってください。そして「あれ?」と思ったら、ぜひ「お手伝いしましょうか?」の声かけをお願いします。声をかける相手は、盲導犬ではなく盲導犬ユーザー。その一言から、安心と安全につながるコミュニケーションを始めましょう。

盲導犬ユーザーへのお手伝いの方法
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

STEP1 おぼえておこう!声かけのポイント

雑踏の中や、少し距離が離れていたりすると、盲導犬ユーザーは自分に声をかけられていることに気づかない場合もあります。盲導犬ユーザーにお手伝いの声かけを気づいてもらうために、3つのポイントを参考にして、声かけをお願いします。

①盲導犬ユーザーの前に立って、声をかけましょう。
※真後ろ等、盲導犬ユーザーが体の向きを変える方向から声をかけると、進行方向が分からなくなってしまいます。
②声をかけた後、軽く肩等を叩くと、気づきやすいです。
③腕を引っ張ったり、ハーネスをつかんだりは、絶対にしないでください。
※驚いたり、バランスを崩したりしてしまうことがあるため、大変危険です。

盲導犬ユーザーへのお手伝いの方法
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

STEP2 お手伝いの内容を聞きましょう!

その時の状況によって、お手伝いして欲しい内容は、皆さんそれぞれ違います。例えば駅のホームひとつとっても、改札までの誘導なのか、階段の場所を知りたいのか、電車が来たら教えて欲しいのか。もしかしたら、お手洗いの場所を探しているのかもしれません。声かけをして頂いたら、盲導犬ユーザーが何をお願いしたいのかをまず最初に聞いてみましょう。

盲導犬ユーザーへのお手伝いの方法
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

STEP3 誘導方法も本人に聞いてOK

手引きが必要な時は、肘を持ってもらうか、肩に触れてもらうか等、誘導方法を直接盲導犬ユーザーに聞いても失礼ではありません。
又「もう少しゆっくり(速く)歩きましょうか?」等と確認することが、安全な誘導に繋がります。

盲導犬ユーザーへのお手伝いの方法
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

STEP4 お手伝いが終わった時

目的地までの誘導等、お手伝いが終わったあとは、黙ってその場を去るのではなく「ではここで失礼します」の一言をお願いします。盲導犬ユーザーは、皆さんの温かい気持ちに対して、お別れをする前にきちんと感謝の気持ちを伝えたいと思っています。

盲導犬ユーザーへのお手伝いの方法
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

(監修:公益財団法人日本盲導犬協会)