移住支援制度のある自治体
東京から移住を考えている場合に、何も距離で決める人ばかりではありません。移住先の地域の特性や住んでいる人が、移住の決め手である場合もあります。それ以外にも各自治体ごとに移住者に対して支援制度をしているところもあるのです。中でも特徴的な移住支援がある地域を紹介していきます。
山形県遊佐町
山形県遊佐町は山形県の最北部に位置し日本海に面する町です。遊佐町では、県外から移住する人に対して「住まい」「食」「仕事」を丸ごと支援することを掲げています。「住まい」は空き家を改修した賃貸住宅を提供してくれ、「食」は県産の「米・味噌・醤油」が提供されます。「仕事」に関しては、新規就農や若者創業、ひとり親の就業支援が充実しています。他にも上下水道料金の一部を最大3年間で支援するなど、移住者にやさしい町です。
島根県飯南町
島根県飯南町は島根県南部に位置しており、広島県との県境の町です。町内の約9割を山林・原野が占めており、県内でも代表的な高原地帯となっています。飯南町は移住支援の専任スタッフが4名も在籍しており、受け入れ態勢が整っています。
町内の待機児童数はゼロで、「保小中高一貫教育」にも力を入れており、早くから大手予備校のサテライト授業を受けられるシステムを導入するなど子育て支援に力を入れています。また農林業にも力を入れており、2年間の研修中は町から生活費が支給されるなど、生計を立てるまで安定した生活が出来ると、評判です。
山形県鯉川村
山形県鯉川村は、山形県の北部にある農業と羽根沢温泉への観光がメインの村です。鮎川村では、移住してきた子育て世帯が新築住宅を建てた場合、最大で80万円+15歳未満1人当たり15万円が支給されます。
中古住宅の場合でも最大で70万円+15歳未満1人当たり15万円が支給と、かなり手厚い住宅支援が行われています。さらに0歳から高校生世代までの間、医療費全額助成や出産祝い金も支給されるなど、子育て世帯には嬉しい支援が多いです。そして遊佐町と同じく、県産米や味噌・醤油も提供されています。山深いこともあり、農業がしたくて移住する人も多く、新規就農者にも温かい村なので、移住も安心してできるでしょう。
まとめ
東京圏や都心部での生活に疲れてしまった場合でも、今は地方でも多くの仕事が行える環境が整っています。
どうしてもストレスが多くなってしまう東京での生活から、大自然での生活にシフトすることを考えてみてはいかがでしょうか。多くの地域では、あなたの移住を心待ちにしています。
提供・移住支援.com
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