田舎暮らしにおすすめの節約術
Uさんの家計簿からもわかるように、田舎暮らしは都会より増える支出もあり、意外とお金がかかります。Uさんが実践している、地方ならではの節約術を紹介します。
ストーブの燃料は野山で集めた薪
Uさん宅の暖房は、リビングにある薪ストーブ1台のみ。暖かいリビングに家族が集まることで、家族の会話が増え、燃料費の節約にもなっています。燃料の薪は、近隣の野山で集めたり、知人を介して手に入れたり、農作業で使い古した杭を使って節約しています。
料理も食材も自分で作る
お菓子や料理は、「自分で食べたいものを自分で作る」がモットー。米農家なので、米はもちろん自前、野菜も家庭菜園で作っています。
夏から秋は、野菜をまったく買わないで生活できるといいます。節約できて、おいしい安全なごはんが食べられるのは、農家の醍醐味ですね。
飲み物は外で買わない
外出するときはドリンクを持参しています。ペットボトルは、1本100円と単価が小さくても、毎日買うと、100円×30日=3000円。1年で36,000円と馬鹿にならない金額になります。
たんぱく源は自家製の卵と豆類で
Uさん家族のたんぱく源は、自家製の卵や豆がメイン。肉や魚はあまり買わないことも、節約になっているそうです。
ティッシュはあまり使わない
自然とエコが身についているUさん家族は、ティッシュをあまり使いません。ティッシュをふきんがわりに使わないだけでも、結果的に節約になっています。
娯楽は図書館
Uさん家族の休日の楽しみは図書館。娯楽費はかかりません。図書館は都会にもありますが、地方には、山、川、海という無料のレジャースポットがたくさんあります。
まとめ
Uさんのように、農村地帯で農家を営む家族は、住居費や食費が抑えられます。娯楽費も「自然」がすぐ近くにあるので、お金をかけずに休日を満喫できます。
一方、車関連費用などの増える支出もあり、農家でない場合は、都会より支出が減るとは限りません。では、みなさんが移住したら「車関連費用はどれくらいになるのでしょう?」、「本当にお金をかけずに休日を楽しめるの?」というのが気になるところでしょう。
シミュレーションしづらい人は、実際に現地を訪れてみましょう。田舎暮らしを数週間~数ヶ月単位で、無料または低価格で体験できる「お試し移住制度」を実施している自治体もあります。就農体験とセットになった「お試し移住」や、就農支援に積極的な自治体も。田舎暮らしと農業に興味がある人は、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。
提供・移住支援.com
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