心身的にも精神的にも変化や負担の大きい妊娠・出産時に起こりやすい「マタニティブルー」。この記事ではマタニティブルーについて、主な症状や原因、また発症しやすい方の特徴や対策方法などをご紹介します。現在妊娠中の方や子育て中の方はもちろん、これから妊娠を考えている方にも役立つ情報なので、ぜひ最後までご一読ください。
みなさま、こんにちは♡
産前産後に症状が出るマタニティブルー*
訳もなく悲しくなったりなぜかイライラが収まらない…
そしてそんな自分に嫌気が差す…とお悩みのお母さんもいらっしゃるのでは?
この記事ではマタニティブルーについて具体的な症状や原因また対策方法などについてお伝えします!
現在妊娠中の方や子育て中の方はもちろんこれから妊娠を考える方にも参考になるかと思いますのでぜひ、ご一読ください。
マタニティブルーとは?
マタニティブルーとは 妊娠中や出産後の女性に起きる、 不安症状のことを言います。
正式名称はマタニティブルーズと言い 出産後に起こる不安症のことを指しますが 近年では産前産後の不安症を マタニティブルーと呼ぶことが多いようです。
マタニティブルーの症状
マタニティブルーの症状には大きく分けて二つありメンタル面と自律神経系、二種類の不調が生じます*
メンタル面に起こる不調
メンタル面に起こる不調の代表例としては気持ちの落ち込みや不安感などが挙げられるかと思います*
例えば、何もないのに急に涙が止まらなくなったり逆にイライラしたりなど、自分の感情を自分でコントロールできないという経験はどなたにも一度はあるかと思います。
このようなメンタル面での不調はマタニティブルーでも起こる症状のひとつです。
他にも何もなくても自己嫌悪に陥ってしまったり、出産や育児に対してただ漠然とした不安感や恐怖感を覚える方もいらっしゃいます。
自律神経系に起こる不調
続いてご紹介するのは自律神経系の不調です。
主な不調として不眠や過食・拒食、倦怠感動悸、頭痛などが挙げられます。
これらの症状はうつの症状とも似ており、間違われやすいのですがマタニティブルーの症状のひとつです*
但し、これらの症状は長く続く場合うつ病発症の可能性も考えられるので長く続くようであれば一度専門医に見ていただくと安心です◎
マタニティブルーの原因
マタニティブルーの原因は未だ解明されていません*
しかし、妊娠出産に伴う女性ホルモンの大幅な変動や妊娠出産することで起こる心身や環境の変化などいくつかの要素が複雑に絡み合うことで発症すると考えられています。
妊娠出産するとお母さんの生活は大きく変化します*
例えば妊娠時にはつわりで体調が悪くなったりホルモンバランスの変化でお肌が荒れてしまったりと、気分が沈むことも…!
また妊娠することで母親としての強いプレッシャーを感じる方も少なくはありません。
やっとの思いで妊娠期間が終わっても今度は出産後には産後の体調不良や赤ちゃんのお世話による睡眠不足など…お母さんの身体もくたくたに。
このように心身や環境に今まで以上の大きな変化が起こることでマタニティブルーが起こると考えられています。
マタニティブルーになりやすい方
マタニティブルーは誰にでもなる可能性があります。
変に経産婦の30%以上がマタニティブルーを経験しているんだとか*
誰にでもなる可能性があるのでもしご自身が症状を発症しても自分を責める必要はありません◎
では具体的にマタニティーブルーになりやすい方とは?
その特徴をいくつかご紹介してまいります!
まず最初にマタニティブルーは女性ホルモンの影響を受けて発症すると考えられているため、PMSやPMDDなど生理にまつわるトラブルを抱えていた方は注意が必要です*
PMSやPMDDの症状がある方はそもそも女性ホルモンの影響を受けやすい体質であるためマタニティブルーの症状が出る可能性が高いと考えられています◎
また過去に精神疾患を患ったことがある方やそれに付随して真面目な方や責任感が強い方はマタニティブルーを起こしやすいと言われています*
仕事などでも責任感が強い故に自分でなんでも抱え込んでしまうような方はご注意ください。
マタニティブルーはいつまで続く?
マタニティブルーは決して病気ではありません。
発症する時期にも個人差があり、 発症が早い方だと妊娠1~2週目の初期から ストレスを感じはじめる人もいます*
また妊娠中だけでなく妊娠後に発症する方もおり大体産後一年くらいは発症の可能性があると言われています。
同じように発症期間にも個人差があり、長く続く方だと2~3週間ほど症状が出る場合もありますがほとんどの場合は2~5日程度で症状が治まります*
心身への負担の受け止め方は人によって大きく異なるため一概に何日、何週間で治る!とはお伝えできませんが日を追うことで徐々に症状は軽くまります*
症状が出た際には気分転換をしてリフレッシュするなど少しでも症状が軽くなるように過ごされることをおすすめします◎