ニューヨーク発「ジャックスワイフフリーダ」は、朝8時から深夜までいつでも、地中海アメリカン料理をニューヨーカー気分で味わえるお洒落なレストラン。六本木ヒルズ店の特徴や、「グリーンシャクシュカ」や「ローズウォーターワッフル」など本場NYでも人気の名物メニューをご紹介します。
NY発のオールデーダイナー「ジャックスワイフフリーダ」とは?
アメリカでは友人や知り合いと朝食を食べる文化があり、ニューヨークでも朝早くから朝食を楽しめるレストランが多数あります。「ジャックスワイフフリーダ(Jack's Wife Freda)」もそんな人気の朝食屋さんの1つです。
2012年にニューヨークのソーホー地区で創業、2022年現在、NYではマンハッタン内に3店舗、ブルックリンに1店舗展開中で、ニューヨーカーから愛され続ける、行列のできる新感覚オールデイダイナーです。
オーナーのディーンさん(南アフリカ出身)&マヤさん(イスラエル出身)夫妻のルーツである、南アフリカ料理とイスラエル料理を反映し、ニューヨークの都市生活に合うよう創作・アレンジされた地中海アメリカン料理を朝早くから深夜までいつでも楽しめます。
ちょっと変わった店名「ジャックスワイフフリーダ」というのは、オーナーのディーンさんのおばあちゃんがフリーダさんで、おじいちゃんがジャックさんということから名付けられています。お店のイラストマークにもなっている、南アフリカ人のフリーダおばあちゃんが作る美味しい料理や、ホスピタリティ精神からもインスパイアされたお店です。
日本では2021年7月、東京に「六本木ヒルズ店」と「浅草ミズマチ店」の2店舗が同時オープンしています。オープンするまでに4年の歳月をかけたそうですが、コロナ禍でありながらも開業し、話題を集めている「ジャックスワイフフリーダ」の魅力とは何なのでしょう?
今回は、六本木ヒルズ ノースタワー1F&2Fにある「六本木ヒルズ店」をご紹介します。店内は35席、テラス席は45席もあり、日本語が流暢な外国人スタッフさんのフレンドリーなサービスが心地よいお店です。
また、店内にはトイレはなく、店舗が入るノースタワービルの地下1Fにあり、イートインスペースから少し離れているためご注意ください。
人気の秘密!4つのおすすめポイント♪
ニューヨーク通の筆者が「ジャックスワイフフリーダ」をおすすめする5つのポイントをご紹介します。
①海外気分を味わえる美味しくてヘルシーなメニューがいっぱい!
アボカドをふんだんに使ったビーガン料理や、焼いても溶けないトルコのハルーミチーズを使ったギリシャ料理、南アフリカの郷土菓子のプリンケーキ、ケールやルッコラを使ったボウル入りのサラダなど、ヘルシーで異国感あふれるメニューが豊富に用意されています。
各テーブルには写真付きのメニューが置いてあり、どんな料理か見ただけでわかりやすく、シェアするのに良さそうな料理には「SHARES」、朝食向けには「BREAKFAST」などのマークもついています。ブレックファストとランチメニューは午後3時まで、ディナーメニューは午後5時からオーダー可能です。
また、ドリンクメニューを見ると、ブラッディマリーやミモザなどのブランチ用カクテルや、スパーリンググラスワインもあるので、お酒好きな方は優雅なブランチタイムに、美味しい料理と共にアルコールドリンクもお楽しみください。
②ニューヨーク本店と同じアイテムでお洒落なNYの雰囲気がそのまま再現!
テーブルの備品や店内装飾など、本場ニューヨークのお店と同じものを使うこだわりぶりで、ニューヨーク感満載の雰囲気にワクワクしてしまうこと間違いなしです。
グランドメニューになっている紙製ランチョンマット
各テーブルに敷かれたランチョンマットには、グランドメニューが書かれています。料理映えするようなシンプルな色使いとデザインで、ニューヨークのレストランでよく見かける、こういうオシャレなランチョンマットは、料理を待つ間もずっと眺めていたくなりそうです。
メッセージ入りの可愛いスティックシュガー
各テーブルに置かれているスティックシュガーも、メッセージ入りのフォントが可愛らしいニューヨークのお店で使われているものと同じアイテム。ついつい並べて写真撮影したくなるキュートさです。
NYのアーティストの作品「Love Me」などギャラリーのようにアートが飾られた店内
店内には、ピカソの絵や、ニューヨークの風景を描いたオシャレなイラストなどが、まるでNYのソーホーのギャラリーのように飾られています。
2Fの階段近くに飾られているグラフィックアートは、NYを拠点に活動するアーテイスト、カーティス・クリグ氏の作品「Love Me」。このLOVE MEは、NYでは街中やレストランの装飾でも見かける有名なアイコンで、今までにカルティエやナイキなど、有名ブランドとコラボレーションしていることでも知られているアーティストの作品ですので、記念撮影を忘れずに!
店内外に飾られた生花やグリーンでナチュラルな癒しの空間に♪
お店のエントランスや、店内の所々に可愛らしいお花やグリーンが飾られ、お客さまをもてなす想いが感じられ、癒される空間が演出されています。お店のイメージカラーがグリーンなので、植物がお店によく調和しています。
③テラス席やおウチでも楽しめるテイクアウトメニューが充実!
ジャックスワイフフリーダ六本木店では、六本木通り沿いにある正面入り口ではなく、お店の裏側区画にテイクアウト専用カウンターがあり、店内で提供されているメニューをテイクアウトできます。
エコな取り組みとして、テイクアウトに使われているレンジ対応も可能なペーパーウエアは、竹が原料になっているエコ素材のもので、ストローもペーパー製です。
また、テイクアウトメニューの中で筆者がおすすめなのは、瓶入りのオリジナルフレッシュソース。オーダーしてから作ってもらうホームメードソースで、おウチでも幅広く料理に使えて便利です。
特にパクチーとガーリックが効いたちょっとスパイシーな「エブリシングソース」は、店内ではフレンチフライと一緒におすすめされていますが、パンや蒸し野菜、揚げ物などにつけて食べると、異国にいるような気分になれるリッチな味わいです。
④朝早くから深夜までいつでも利用できるオールデーダイナーは利便性大!
朝食を食べたり、散歩の途中にちょっとお茶をしたり、カウンターバーでアルコールを気軽に楽しんだり。朝8時から深夜まで、ずっと営業しているオールデーダイナーは利便性が高いので嬉しいですね。