9. 鎌倉文学館
日本の風情を感じるスポットが多い鎌倉において、鎌倉文学館は西洋の雰囲気を楽しめるスポットです。綺麗な青色した屋根が印象的な洋館は、旧前田侯爵家の別邸。鎌倉市が譲り受け、昭和60年に文学館として開館しました。
この雰囲気のある洋館の前には198品種243株のバラが植えられている庭園が広がっており、バラの庭園ごしの洋館は、まるで西洋を旅しているような写真を撮影できます。しかし洋館を取り囲む木々は日本らしく、そんな不思議なバランスが魅力的です。
バラの見頃は春(5月中旬から6月下旬)と秋(10月中旬から11月下旬)で、春の開花に合わせた「バラまつり」、秋には「鎌倉文学館フェスティバル」が開催。コンサートや様々な催し物が開かれ、多くの人で賑わいます。
靴を脱いであがる館内では、天気が良ければ2階から鎌倉の海を一望できます。
10. 杉本寺の苔の石段
杉本寺は天平7年(734年)に創建された、鎌倉最古のお寺・杉本寺。鎌倉で”苔寺”といえば妙法寺ですが、ここ杉本寺も負けてはいません。何年もかけて育った美しい緑色の苔の石段と、その両側にかかげられている旗が独特の雰囲気を醸し出し、ほかでは撮ることのできない一枚を撮影できます。この階段は危険ですのでのぼることはできませんが、隣に拝観者用階段で境内まで行くことが可能。
11. 寿福寺の参道
観光客があまり多く訪れることのない寿福寺ですが、鎌倉幕府が定めた鎌倉五山に名を連ねており、”鎌倉で最も美しい石畳”と言われる総門から中門までの参道は、知る人ぞ知るフォトジェニックなスポットです。この美しさも、観光客が少ないからこそ醸し出す雰囲気なのかもしれませんね。
寿福寺は総門から中門までのこの参道と、裏山の墓地しか公開されていませんが、その墓地には源頼朝と北条政子が眠るやぐらがあるので、ぜひ見ておきたい。
12. 一条恵観山荘の庭園
鎌倉の「桂離宮」とも言われる「一条恵観山荘」。江戸時代初期の皇族の別荘だったもので、1646年頃建立されました。もとは京都西賀茂ありましたが、昭和初期に鎌倉へと移築。当時の朝廷文化を今に伝える貴重な建物として、1964年には国の重要文化財には指定されました。
四季のうつろいを感じることができる庭園も魅力のひとつ。季節ごとの花手水も可愛らしく、女性に人気を集めています。また「かふぇ楊梅亭」を併設しており、滑川を眺めながらお抹茶やスイーツをいただくことができます。
13. 東勝寺橋
東勝寺跡へ向かう途中の、滑川にかかる橋です。大正13年に建造されたアーチ橋で、鎌倉に唯一のこる、大正期につくられた橋。まわりには緑が多く、より一層魅力的な景観で楽しませてくれます。ガイドブックにもあまり掲載されることはありませんが、鎌倉市の景観重要建築物等に指定される美しさを、ぜひ見てみてくださいね。
14. 佐助稲荷神社の鳥居
佐助稲荷神社は観光スポットとしてはそれほど有名ではありませんが、源頼朝の出世の手助けしたことから、出世運や勝負運にご利益がある神社として、知る人ぞ知る神社です。鎌倉を代表する観光スポットのひとつである”銭洗弁財天”の近くにあるので、あわせて訪れてみてもいいでしょう。
写真撮影におすすめしたいのは、幾重にも連なる朱色の鳥居です。小さな神社ですが、この素朴な雰囲気のなかで出会う圧巻の鳥居の列には、小さな感動を覚えることでしょう。
15. 瑞泉寺の庭園
瑞泉寺はあまりアクセスがよくありません。だからこそ、「えっ、こんなとこがあるの?」と知らない人も多いのではないでしょうか。瑞泉寺の庭園は、岩盤をくりぬいてつくられた、岩と崖だけの珍しい庭園です。庭園や洞窟のなかには入ることはできませんが、眺めるだけでもその不思議な魅力が伝わってきます。ぜひ写真におさめておきたいスポットです。
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