日本でも人気の観光スポットだけあって、絵になるような写真が撮影できるスポットが目白押しの鎌倉。海、レトロな江ノ電、季節の花々、寺院と、フォトジェニックなスポットをあげればきりがありませんが、この記事では、とくにおすすめしたい写真撮影スポットを、有名どころから、あまり知られていない場所まで厳選してご紹介。さぁ、カメラをもって鎌倉へ出発しましょう!
1. 鎌倉高校前駅のホーム
民家のあいだスレスレを走ったり、海を走ったり。鎌倉を訪れたら乗りたい江ノ電ですが、ぜひ鎌倉高校前駅のホームに降りてみてください。道路をはさんですぐそこに海、そして江の島も見えます。そこに江ノ電が入ってくれば、フォトジェニックとしか言いようがありません!
2. 鎌倉高校前駅の踏切
さて、鎌倉高校駅前のホームに降りたら、ぜひ改札をでて次はこちら。鎌倉高校駅前の踏切は、アニメ『スラムダンク』のオープニングで、桜木花道が立ってた踏切として有名な踏切です。日本のアニメ好きの海外からの観光客にも人気のスポットなんですよ。しかし「スラムダンク」を知らない!そんな方も多いと思います。たとえ「スラムダンク」をよく知らなくても、踏切の先に広がる海、そこに走ってくる江の電は、まるでドラマのようで、とってもフォトジェニックですよね。
3. 稲村ガ崎公園
もちろん昼間も素晴らしい景色が楽しめる、ここ稲村ガ崎公園。由比ガ浜と七里ガ浜のあいだにある岬を綺麗に整備した公園で、少し高台になっていることから、ここから眺める夕日が絶景すぎると話題になっています。昼間は鎌倉の中心部で散策やカフェ、ショッピングを楽しんで、夕暮れが近づいてきたら海沿いに移動。そしてこの夕日を楽しんでからのディナー、なんていかがでしょうか?
4. 御霊神社
あじさいと江ノ電が一緒に撮れる!と人気のスポットが、御霊神社です。あじさいの見頃を迎える時期にはカメラをもった人が大勢訪れ、ベストショットを撮ろうと待ち構えています。
しかし御霊神社は、あじさいの季節以外でも、フォトジェニックな写真が撮影できると人気をあつめています。それは、神社の鳥居と江ノ電を一緒に撮影できるから。御霊神社の鳥居は踏切のすぐそばにあり、走ってくる江ノ電と鳥居が見事にコラボした写真は、風情を感じさせます。
5. 明月院の悟りの窓
写真を撮影する順番待ちがでるほど人気のスポットがここ、明月院の「悟りの窓」悟りや真理、宇宙などを象徴的に表した丸い窓から奥にみえる庭園が、まるで絵画のようだと評判で、とくに紅葉の季節は大勢の人が訪れます。この奥に見える庭園は普段は非公開ですが、花菖蒲(はなしょうぶ/例年6月初旬から中旬)と紅葉の季節にだけ有料にて公開されます。
6. 明月院の総門から山門へつづく石段のあじさい
あじさいを楽しめるスポットが多い鎌倉ですが、鎌倉で「あじさい寺」といえば、明月院のことを指します。『ミシュラン・グリーンガイド』で「寄り道する価値がある」を意昧する二つ星の評価を受けたお寺で、明月院のアジサイは、その鮮やかで品のある色合いから”明月院ブルー”と呼ばれています。
あじさいの季節には境内の様々な場所であじさいを見ることができますが、なかでも総門から山門へつづく石段の両側を、色鮮やかなブルーのあじさいが埋め尽くす光景は見事。日本の四季を感じる、風情のある一枚を撮影することができます。
7. 報国寺
本堂の裏手に素晴らしい竹林があることから、竹の寺として親しまれている報国寺。1334年(建武1年)に、室町幕府の初代将軍・足利尊氏の祖父である足利家時によって創建されたと言われています。ミシュランの観光版『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では3つ星の評価を獲得しました。
25mほどの高さの竹が約1,000本生えている竹庭を見学するには、拝観料が必要となりますが、一見の価値あり!喫茶スペース「休耕庵」からは、美しい竹林をながめながらお抹茶(別途有料)をいただけます。
8. 極楽寺駅
とてもフォトジェニックな江ノ電の駅です。小泉今日子さんと中井貴一さんが主演のドラマ『最後から二番目の恋』では何度も登場する駅で、映画『海街diary』のロケ地にもなりました。丸い郵便ポストもよく似合うレトロな雰囲気の駅舎は、「関東の駅100選」にも選ばれています。