子育て支援センターの利用方法3:ベビーシッターなど地域の保育サービスの情報を提供してもらえる
子育て支援センターでは、ベビーシッターや認可外保育施設情報、未就学児が参加できるイベントなど地域の子育て支援に関する情報提供も行っています。心身の発達や成長に心配のある子供に対する支援なども行っています。また、これから子供が産まれるプレパパママに対する講習会が子育て支援センターで行われることもあります。
子育て支援センターには育児や子育てに関するパンフレットなどが豊富に置いてありますし、わからないことは職員さんに相談することもできます。今は特別に頼りたいことが無かったとしても、子育て支援センターでどんな情報が提供されているのかを知っておいて損はありません。お散歩を兼ねて、お近くの子育て支援センターに情報収集に訪れてみてはいかがでしょうか。
子育て支援センターの利用方法4:保育ママに家庭訪問を依頼できる
地域によっては子育て支援センターで経験豊富な保育ママ(※)による家庭訪問を依頼することもできます。赤ちゃんが乳児期で外出することが難しかったり、自宅での子供の様子を見てほしいなどあれば保育ママの家庭訪問を依頼してみても良いでしょう。真夏や冬場など外出への負担が多い時期に、育児の専門家が自宅まで来てくれるのはママにはとてもありがたいサービスです。 ※保育ママ:保育士、幼稚園教諭、看護師、助産師、保健師などの資格を持ち、自治体から認定を受けた育児に関連する専門家のこと
子育て支援センターの利用方法5:一時預かりをお願いできる子育て支援センターもある
パパママの病気や入院、冠婚葬祭時などに一時的に子供を預かってくれるサービスを子育て支援センターが行っている地域もあります。ちょっとした息抜きや美容院に行くためでの利用もOKです。有料ではありますがベビーシッターにお願いするよりも手頃な値段で一時預かりがお願いできるので、万が一の際に備えて最寄りの子育て支援センターで一時預かりを行っているのかを確認しておくと安心です。
子育て支援センターの体験談
筆者の周囲の子育て支援センター利用経験者に話を聞いてみました。子育て支援センターの利用目的はさまざまですが、自分にあった使い方で有効的に利用しているようです。以下よりいくつかご紹介させていただきます。
「子供が小さい時、子育ての情報収集のために近くの支援センターへ毎日通っていました。同じ年齢の子供が集まる場所はなかなか無いので便利でしたね。その時出会ったママ友とは、子供が大きくなった今でも交流を続けています」
「子供の体力がついてきて、家の中だけだと体力を消費させられず夜寝てくれないので、少し遠くても広い遊び場がある支援センターまで自転車で通っていました。公園が併設されていたり、遊具が豊富なので非常に重宝していました」
「子育て支援センターで毎月開催される子育て相談会には必ず参加していました。離乳食をいつ始めたら良いのか、ハイハイを全くしないけれど大丈夫だろうか、など不安に思っていることがたくさんあったので、保育士や栄養士の方と直接相談できてアドバイスを貰えたことがとても心強かったです」
ちょっとした不安や悩みでも気軽に相談できるのが子育て支援センターなのが伝わったでしょうか。子育ては一人で頑張り過ぎると育児ストレスが溜まってしまいます。遠慮せず、気軽にお近くの子育て支援センターを利用してみてください。
子育て支援センターはどんな種類があって、どこにあるの?
地域によってさまざまですが、保育園と子育て支援センターが併設されていたり、公共施設の空きスペース、商店街空き店舗、民家、マンション・アパートの一室などを活用して運営されていることもあります。事業としては3つのスタイルに分類されるので、それぞれの説明と、どんな場所で活動しているのかをご紹介いたします。
子育て支援センター:ひろば型
週3日以上、一日5時間以上で活動する、「常設型」の施設です。子育て支援センターのスタッフには特に必要な資格はなく、「温かく迎え入れてくれる」「気軽に相談に応じてくれる」といった点を大切に運営しています。ひろば型は「日々の生活に寄り添うこと」を目的とされているため、商店街の空き店舗やショッピングセンターなど、生活に密着した場す所に立地されており、誰でも気軽に立ち寄ることができる開かれた場所にあるのが特徴です。
子育て支援センター:センター型
週5日以上、一日5時間以上で活動する、「専門的な支援」を行う子育て支援センターです。保育士や看護師など、育児・保育について相当の知識・経験を有する者で、地域の子育て事情に精通した者(2名以上配置)がスタッフとして常駐しています。子育て支援センターが保育園や公共施設に併設されている場合もあります。センター型は、支援拠点を持ちながら地域に出向いて活動をしているのも特徴で、地域の公園へ保育士が出向いて子供と遊んだり、公民館などに子供が遊ぶひろばを一時的に開くこともあります。
子育て支援センター:児童館型
週3日以上、一日3時間以上で活動する、「幅広い年齢の子供と一緒に利用する」子育て支援センターです。こちらもスタッフに特に資格はありません。名前の通り、児童館の一角を利用しており、時間を区切り学齢期の子供が来館する前の時間を利用したり、部屋を分けたりしながら運営されています。安全面にもしっかり配慮されているので、ねんね期の赤ちゃんの横で小学生が走り回るような危険なことはありません。児童館型は、小中高校生や地域の大人など、いろいろな世代と子供が触れ合えるのが特徴です。
子育て支援センターの利用方法
では実際に子育て支援センターを利用したい、と思ったら具体的にどうすればよいのでしょうか? 子育て支援センターによって利用方法が多少異なる場合もありますが、一般的な利用方法をまとめてみました。
子育て支援センターは年齢制限はある?
就学前の子供とその保護者の利用となります。全国の子育て支援センターによって利用できる年齢が違ったり、利用制限がなかったりしますが、6歳までの未就学児が利用できる施設が多いですね。子育て支援センターのなかには3歳になるまでの乳幼児に限っての利用可能などの厳しい年齢制限を設けている場合もあるので、最寄の子育て支援センターに年齢制限が設けられているのかをチェックしておきましょう。
子育て支援センターの利用可能時間は?
施設によってさまざまですので、こちらは各センターへお問合せください。参考までに、筆者がよく利用する子育て支援センターは、小学生の学童保育も兼ねているため9~21時まで開いていました。
子育て支援センターのサービス利用料金は?
利用は原則無料ですが、一部イベントやサービスによっては料金が発生する場合もあります。
子育て支援センターの利用に予約は必要?
通常は予約は必要ありません。開館時間内に自由に出入りが可能です。人数制限のあるイベントやサービスでは要予約となるケースもあります。
どこの子育て支援センターに遊びに行ってもいい?
一時的に実家に戻った際などに利用したいパパママもいるでしょう。原則、お住まいの地区内での利用となりますが、他の地区にお住まいのパパママの利用OKとしている子育て支援センターもあります。子育て支援センターによって方針はさまざまなので、事前に確認をとってみましょう。
まとめ:子育て支援センターは育児の心強い味方! 有効活用しましょう
筆者は子供を産むまでは子育て支援センターについては全く知りませんでした。しかし、子供が産まれた後には子育て支援センターを何度も利用し、大変お世話になりました。妊娠と同時に新しい街へ引っ越しをし、周りには誰も知人がいない環境で子育てをはじめたのですが、新しい街のどこに何があるかもわからず、子供はどこで遊ばせていいのか、全くわからない状況で頼りにしたのが子育て支援センターでした。
同じ年代の子供が遊びにくる施設なので悩み事の共有もできますし、こんなイベントやっているよ、だったり、遊びに行くならここがおすすめ、など地域の情報もたくさん教えてもらえました。何度も通ううちに顔見知りのママもでき、子供以外と話す時間が持てたため自身の気分転換にもなりました。地域の子育て支援情報は実は知らないことがたくさんあります。そしてこちらから聞かないと教えてもらえません。自分に必要な情報を見逃さないように、さまざまな情報が集まる子育て支援センターを活用して、楽しく賢い子育てライフにしていきましょう!
提供・はいチーズ!Clip
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