プロテインで腹痛や下痢にならないための5つの対策

ホエイ・ソイプロテインで腹痛や下痢になる原因。タンパク質の過剰摂取が腸内環境へ与える影響とは
(画像=『uFit』より引用)

腹痛になる原因が分かったところで、それぞれの対策を見ていきましょう。

乳糖不耐症であっても、腹痛にならずにプロテインを飲める方法もありますよ。

・プロテインで腹痛にならないための対策

  1. 乳糖不耐症の人はWPI製法のプロテインを選ぶ
  2. 常温の水に溶かして飲む
  3. 一度に飲む量を見直す
  4. 今飲んでいるプロテインの成分を見直す
  5. プロテインバーやプロテインチップスを活用する

1.乳糖不耐症の人はWPI製法のプロテインを選ぶ

乳糖不耐症でもホエイプロテインを飲みたい場合は、乳頭が含まれていないホエイプロテインを選ぶのがおすすめです。

実は、ホエイプロテインには4種類の製造方法(WPC製法、WPI製法、CFM製法、WPH製法)があり、WPI製法で作られたホエイプロテインには乳糖がほとんど含んでいません。

そのため、WPI製法のホエイプロテインであれば、乳糖不耐症の方でも飲むことができます。

*注意点:WPIプロテインには微量ながら乳糖が含まれています。ほぼ完璧に乳頭を取り除いたプロテインを飲みたい方は、CFM製法とWPH製法のプロテインを選びましょう。ただし、2つの製法は価格が高く、種類も少ないというデメリットがあります。

ソイプロテインを選ぶのも◎ 大豆を原料として作られるソイプロテインにも乳頭は含まれていません。\乳糖不耐症の方はソイプロテインを選ぶのもおすすめです。

2.常温の水に溶かして飲む

シンプルな対応ですが、プロテインを冷水で溶かすのではなく、常温の水で溶かして飲みましょう。

ジムには常温が出る水道がない場合も多いですが、トレーニングを始める前に水を入れておけば、トレーニング終了後には常温の水になっているので簡単に試してみることができます。

3.一度に飲む量を見直す

プロテインを一気に飲み干さないように、少しずつ飲むようにしましょう。

プロテインは液体ですが、多少なりとも咀嚼する(噛む)ことで口に含まれる唾液が分泌されて消化促進の効果がありますし、胃に入る前に体温に近い温度になるので胃にも優しいです。

ゆっくり噛みつつ飲むことで、腹痛や下痢を抑えることができますよ。

4.今飲んでいるプロテインの成分を見直す

プロテインは含まれている成分が全て記載されているので、あなたにとって腹痛などの体調不良を引き起こす成分がないか調べましょう。

また、プロテインは原価が高い商品なので、安さを売りにしているプロテインは注意が必要です。

安かろう悪かろうではありませんが、一定の品質を担保している大手メーカーが販売しているプロテインを選ぶのがおすすめです。

5.プロテインバーやプロテインチップスを活用する

プロテインを飲む目的はタンパク質の摂取なので、腹痛や下痢を回避したいのであれば、プロテインバーやプロテインチップスを活用するのもおすすめです。

ただし、プロテインバーの中にも乳糖が含まれているものがあるので、大豆を原料としたプロテインバーを選ぶのが無難ですよ。

まとめ:プロテインによる腹痛や下痢は対策次第!

プロテインを飲んで下痢や腹痛になる原因と対策を紹介してきました。

プロテインは高たんぱく低カロリーの栄養補助食品として、筋トレをはじめダイエットや減量にも使える優れものです。

一度腹痛になったからと辞めてしまうのではなく、原因を理解してプロテインを飲めるようになりましょう。


提供・uFit

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