【4】ラーメン

【北海道】郷土料理のおすすめ17選!北海道名物の食べ物特集
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

1884年、函館の洋食店で提供された「南京そば」というメニューが、「日本ではじめてのラーメン」だったという説もあるほど、北海道では馴染みの深い食べ物であるラーメン。戦後、気温の低い北海道には欠かせないものとなり、ラーメンが食生活のなかに急速に浸透しました。

その後、札幌の「味噌ラーメン」、函館の「塩ラーメン」、旭川の「醤油ラーメン」など、地域ごとの風土に合わせた特徴のあるご当地ラーメンが生まれました。北海道の名物としてラーメンが定着するにつれ、道内のラーメン店の店舗数も増えていき、各店舗が味を競い合いながら現在でも独自の進化を遂げています。

ラーメンのおすすめ店①:けやき(札幌)

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

食べログのすすきのエリアのラーメンランキングでも常に上位にランクインし、王道の札幌味噌ラーメンを味わいたい方にぜひおすすめなのが、名店である「けやき」。味噌ラーメンは、熱々なスープと濃厚な脂が麺に絡まる北国仕様です。ひき肉、モヤシ、キャベツ、ニンジン、キクラゲと具沢山なのも、けやきならでは。濃いめの味付けなので、ぜひ飲んだ後のシメとして楽しんでいただきたい一杯です。

ラーメンのおすすめ店②:えびそば一幻(札幌)

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札幌を訪れたのであれば、必食と言われるラーメン店。総本店は札幌市内にありますが、新千歳空港にも店舗を構えていることから、比較的手軽に味わうことができます。

ラーメンはどれも830円。エビの芳醇な香りが食欲をそそり、ついついスープを飲み干してしまいたくなる圧倒的なコクが感じられます。スープは、そのまま・ほどほど・あじわいの3種類から、味は、醤油・みそ・塩の3種類から選ぶことができます。また麺も超太麺・細麺の2種類が用意されているので、お好みの組み合わせを見つけてみてください。

ラーメンのおすすめ店③:函館麺厨房あじさい(函館)

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

函館のグルメで欠かせないのが「函館塩ラーメン」。明治時代、魚介などを中心に中国と盛んに貿易が行われた際、多くの華僑が住んでおり、彼らがもたらした麺料理が塩ラーメンの起源といわれています。

中でも人気のお店が、五稜郭タワーの近くにある「あじさい」。創業当時から受け継がれてきた味わい深い透明なスープとストレートな細麺が絶品で、地元の方や観光客を中心に行列ができます。定番の「味彩塩拉麺」は、道南産の昆布ベースのとんこつと鶏ガラスープ、天然の岩塩を加えてじっくり時間をかけて煮込んだスープで作った一品。細麺とあっさりとしたスープとの相性は抜群です。

【5】豚丼

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帯広名物の「豚丼」は、道東エリアに訪れるなら欠かせないご当地グルメ。考案したのは「元祖豚丼のぱんちょう」の創業者で、昭和初期に十勝地方では養豚業が盛んで豚肉が手に入りやすかったため、その豚肉を炭火焼きしてうなぎの蒲焼き風にアレンジして丼に仕立てたのが、「豚丼」のはじまりと言われています。

その後、帯広の郷土料理として他店でも提供するようになり、市内には豚丼のお店が30軒以上もひしめくほど、帯広に根付いた料理となりました。

豚丼のおすすめ店①:ぶた丼のとん田(帯広)

【北海道】郷土料理のおすすめ17選!北海道名物の食べ物特集
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

地元帯広での評価が特に高い「ぶた丼のとん田」。十勝産のお肉を使用した豚丼は、バラ・ヒレ・ロースより好きな部位を選ぶことができ、バラとロースは盛り合わせも可能です。食べやすい大きさに均一に手切りされたお肉は丁寧に筋切りされているので、肉に厚みがあってもとても食べやすくなっています。

炭焼きではありませんが、丁寧にじっくりと網焼きしてあるので脂身の多いバラでも余計なしつこさがなく、甘みだけが口の中に広がります。人気メニューは、お肉もご飯も大盛りの「バラぶた丼」。バラ肉が薔薇のように盛られていて、丼からはみ出すほどのボリューム感があります(女性は完食は難しいかも)。料理と一緒にタレの壺が運ばれてくるので、好みの味の濃さに調節できる点も魅力です。

豚丼のおすすめ店②:ぶたいち(帯広)

【北海道】郷土料理のおすすめ17選!北海道名物の食べ物特集
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

食肉加工卸会社直営の豚丼専門店。道産食材にこだわった特製タレに漬け込んだお肉を、真空で低温熟成させ、それを毎日工場から店舗へ運び、提供する直前にじっくりと焼き上げます。肉を知り尽くしたプロならではの、炭火で網焼きした香ばしい豚丼が味わえます。

深いコクと旨みが閉じ込められたジューシーなお肉は、他店より濃いめの味付け。そのため、プラス170円でだし汁を一緒に注文するのもおすすめです。途中から味を変えて豚丼茶漬けにすることで、スルスルと最後まで美味しくいただくことができ、ほかの豚丼店にはない新しい食べ方が楽しめます。

豚丼のおすすめ店③:まむろ(札幌)

【北海道】郷土料理のおすすめ17選!北海道名物の食べ物特集
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

豚丼といえば帯広が有名ですが、こちらの「まむろ」は、札幌のすすきの交差点から約10分という繁華街にある豚丼店。大泉洋さんと戸次重幸さんが出演するTV番組『おにぎりあたためますか』で、紹介されたお店としても知られています。

メニューは豚丼のみ!というシンプルさ。普通と上豚丼、特豚丼の3種類あります。とにかく甘辛いタレが美味しく、クセになる味わい。また、ご飯がふっくらしていて、豚肉とタレとの相性が良いと評判です。