【9】室蘭やきとり

【北海道】郷土料理のおすすめ17選!北海道名物の食べ物特集
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

その名の通り、室蘭市で食べられている「やきとり」ですが、鶏肉ではなく豚肉が使用されていて、甘みのあるタレと洋辛子を付けて食べるのが特徴。また「ねぎま」は長ネギではなく、たまねぎと豚肉を交互に串に刺したものとなっています。

室蘭市は、昭和初期に食糧増産のために養豚が盛んだったため、豚肉を提供する多くの屋台が存在し、その屋台から生まれたメニューと言われています。

【10】石狩鍋

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鮭が遡上する川として有名な石狩川の河口にある、石狩市で生まれた漁師料理。サケ漁を終えた漁師たちが自分たちへのご褒美として船上で食べていた料理を原型に、石狩市にある老舗割烹「金大亭」が昭和20年代に観光客向けにメニュー化したと言われています。

ぶつ切りにした新鮮な鮭の身とアラに、キャベツや玉ねぎなどの野菜を加え味噌仕立てにした鍋で、豪快かつシンプルな味わいが魅力です。

【11】鮭のチャンチャン焼き

hb.afl.rakuten.co.jp トリップノートより引用
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

北海道の名産でもある鮭を、キャベツなどの野菜と共に鉄板焼きにし味噌で味付けをした、こちらも石狩市の郷土料理です。2007年には「石狩鍋」「ジンギスカン」とともに、「農山漁村の郷土料理百選(農林水産省主催)」に選ばれています。

もともとは、昭和10年頃に漁師さんがドラム缶から鉄板を作り、 12人ほどの乗組員で鮭一尾をちょうど食べきれるようにと料理を考案したのがはじまり。名の由来は諸説有り、「ちゃっちゃっ」と作れるからとも、「お父ちゃん(ちゃん)がつくるから」とも言われています。現在でも北海道の各家庭ではよく食べられている料理です。

【12】アイヌ料理

【北海道】郷土料理のおすすめ17選!北海道名物の食べ物特集
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

北海道ならではと言える郷土料理の一つに、アイヌ料理があります。狩猟や魚漁によって手に入れていた鹿肉や鮭をはじめ、山菜やジャガイモ、雑穀類などが多く使われているのが特徴。オハウ(煮込み料理)やラタシケブ(混ぜ料理)、オントゥレプというウバユリの保存食などが代表的で、観光地の専門店などで味わうことができます。

アイヌ料理のおすすめ店①:民芸喫茶ポロンノ(釧路)

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

オハウ(昆布だしの鹿汁)、アマム(雑穀の炊き込みご飯)、メフン(鮭の血合いの塩辛)が付いたユクセットなど、伝統的なアイヌ料理もありますが、現代風にアレンジしたメニューもおすすめ。中でもユック丼は、鹿肉が贅沢にのった丼ぶりで、スタミナが付きそうです。

アイヌ料理のおすすめ店②:カフェ リㇺセ(白老)

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アイヌ文化の復興・発展の拠点となっている、白老町にあるウポポイ(民族共生象徴空間)。歓迎の広場にあるカフェ「リㇺセ」でもアイヌ料理を提供しています。地元・白老産の鮭を使用したチェプオハウ(魚をつかった汁物)などのアイヌ料理を、定食の形式で気軽に味わうことができます。

【13】松前漬け

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函館の名物といえばやっぱりイカ!朝市で食べるイカそうめんも良いですが、松前藩(現在の松前町)の郷土料理である松前漬もおすすめで、定番のお土産になっています。きざみ昆布にスルメ、細切り野菜などを漬け込んだものが基本ですが、中にはイカや数の子が漬け込まれた豪華なものも。函館朝市をはじめ、空港や駅、観光地などのお土産店でも購入できます。