かぢちゃんがイマ注目しているのは「発酵性食物繊維」
さらに最新の腸活キーワードとして「発酵性食物繊維」に注目している加治ひとみさん。バッグから1冊の本を取り出しました。「発酵性食物繊維」の部分にピンクのマーカーが引かれてます。
「今『20歳若返る食物繊維 免疫力がアップする！健康革命』（著・小林弘幸）という本を読んでいて、食物繊維の知識を深めたのですが、腸内で発酵しやすい食物繊維は『発酵性食物繊維』と呼ばれているそうです。
どんな食材に含まれているだろうと思ったら、昆布茶とかお酢とか、手に入れやすいものばかりでした。乳酸菌と一緒にとったほうが相乗効果で、より腸に届くみたいです」
いったい、どのような食物繊維なのでしょうか。
「発酵性食物繊維は、腸内細菌のエサになって発酵して、身体に良い働きをしてくれる『短鎖脂肪酸』と呼ばれるものを作り出してくれるみたいなんです。
とったらとっただけ身体にガツンと効いてくれるわけではないんですけど、スピーディーに腸活をしようと思ったら、発酵性食物繊維を積極的に取り入れるのが良いと思います」
イチオシはキウイフルーツとワカメ
加治ひとみさんがおすすめする発酵性食物繊維が豊富な食材に、「キウイフルーツ」と「ワカメ」があります。
「発酵性食物繊維って、熟したフルーツに多く含まれているみたいなんですよ。なかでも、キウイフルーツが特に多いらしくて、話題になっていたみたいです。キウイフルーツはどこでも買えるので便利ですよね。
ワカメも発酵性食物繊維が豊富なのでおすすめですが、海外の人はワカメを消化できないみたいなんです。長年、海藻を食べ続けてきた日本人と一部のヨーロッパの人だけ、消化できる酵素を持っているらしいんですよ。
だから私は、ワカメは日本人のためにあるような腸活食材だと思っています（笑）。ぜひ取り入れてみてくださいね」
どれもコンビニやスーパーで気軽に購入できる食材ですね。加治ひとみさん注目の「発酵性食物繊維」、さっそく日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
＜取材・文／管理栄養士 梅原しおり 撮影／鈴木大喜 ヘアメイク／川村友子＞
梅原しおり 早稲田大学人間科学部卒、管理栄養士免許をもつライター。Twitter：@unchieiyoushi
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