赤城神社の由緒・伝説・御祭神・ご利益

由緒創建

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(画像=CHIRI、トリップノートより引用)

806年(大同元年)に大沼湖畔に創建されたと言われる赤城神社は、年号にちなんで「大洞赤城神社」と呼ばれていました。

江戸時代には、徳川家康公が祀られ社殿を再建。11世紀に入ると神域は赤城山全体に及び、8箇所ある登山口に村民が鳥居を作るほど、厚い信仰を受けていました。

明治に入ると赤城山内の神社を合祀。1970年に現在の場所へ遷宮され、2006年には誕生1200年を記念して社殿などの修復が行われました。古くより厚い信仰を受けてきた由緒ある神社です。

女性のご利益を叶えてくれる赤城神社の伝説

赤城神社には数々の伝説がありますが、ここでは女性の願掛けの由来となったものをご紹介しましょう。

その昔、履中天皇の代に高野辺大将家成という公家がいましたが、無実の罪で赤城山近くの里山へ流されてしまいました。その先で、誰もが羨むような美しい赤城姫と淵名姫を授かりますが、母君を若くして亡くしてしまいます。

後妻が迎え入れられ、2人の姫が生まれるものの、赤城姫と淵名姫の美しい姿には及びません。そのため、後妻は赤城姫と淵名姫を妬ましく思い、殺害を計画するのです。

ある時、家成が赦免され都へ出かけるために家を空けた際、淵名姫が後妻によって殺されてしまいます。赤城姫の方は、隙をついて赤城山へ逃げます。家に戻った家成は異変に気付き、赤城姫の後を追います。大沼の東方にたどり着くと、一羽の鴨が翼を広げ、その背後には淵名姫と赤城姫の姿が見えたのだそう。

2人の姫は赤城大明神に召され、小鳥ヶ島になったと言い伝えられています。これが女性の願いを叶えてくれるという赤城神社の伝説です。

御祭神・ご利益

赤城山と湖の神様「赤城大明神」とともに、大国主神(オオクニヌシノカミ)、磐筒男神(イワツツノオ)、磐筒女神(イワツツメノカミ)、経津主神(フツヌシノカミ)が主祭神として祀られています。

相殿には、徳川家康公や大山昨神(オオヤマクイノカミ)、合祀された小沼宮や豊受神社の豊受大神(トヨウケオオミカミ)や倉稲魂神(ウカノミタマノミコト)が祀られています。また境内社には伊邪那岐命(イザナギノミコト)や菅原道真公など、たくさんの神様がいらっしゃいます。

縁結びや子授け、安産、子育てなど、女性に嬉しいご利益が有名です。また心身健康、無病息災、病気平穏、開運招福、学業成就など、たくさんのご利益を賜れます。もちろん七五三や厄除けなどのご祈願も行ってくれます。

お守りや御朱印

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(画像=CHIRI、トリップノートより引用)

赤城神社に足を運んだら、ぜひ入手したいのがお守りや御朱印。

赤城山ならではの登山お守りや願いが叶う御守、殿方御守、赤城神社の四季を織り込んだ四季御守など、珍しいものもたくさん。

もちろん御朱印もあります。筆者が頂いたのは、美しい啄木鳥橋から続く境内への風景と赤城神社の真っ赤な文字が入ったこちらの御朱印。

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(画像=CHIRI、トリップノートより引用)
  • 初穂料300円
  • 社務所営業時間:9:00~16:00

種類豊富な御朱印帳もあるので、お気に入りを見つけてみてくださいね。

おわりに

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(画像=CHIRI、トリップノートより引用)

群馬屈指のパワースポット「赤城神社」をご紹介しました。2人の姫の伝説にちなみ、女性に嬉しい祈願ができる神社として人気ですが、もちろん男性の願いも叶えてくれますよ!

御祭神にちなんだたくさんのご利益もあり、年間を通じて多くの参拝客が足を運びます。神社から見える赤城山や大沼の景色も抜群。群馬に足を運んだ際にはぜひ立ち寄って欲しい、オススメの神社です。


提供・トリップノート

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